電車苦手克服修行の旅〜 第7話 京王相模原線
エキタグで開催されている期間限定イベント「エキタグ選挙」も終盤に差し掛かった。「横浜南部・湘南三浦エリア」は無事に達成賞をゲットしたので、次は残すところ京王線の若葉台駅のみとなった「横浜北部・県央エリア」ついでに京王相模原線のエキタグコンプを目指して、京王相模原線に挑むことに。
小田急多摩線で多摩センターに行き、そこから京王線に乗り込む。多摩センターはサンリオピューロランドの最寄り駅の為か小田急線も京王線も全力でサンリオアピールをしている。






多摩センター駅には10年ぶりぐらいに訪れたが、私の記憶が正しければ昔はサンリオのデザインはなかったように思う。具体的にいつ頃からアピールし始めたのかは分からないが、街を盛り上げるひとつの方法としてとても効果的だと思う。私はサンリオピューロランドには行った事はないが、もし客だったら最寄り駅に降りた瞬間こうしてキャラが盛大に出迎えてくれたらテンションが上がってますます入園が楽しみになるに違いない。しかし、ひとつだけ懸念点がある。トイレがびっくりするぐらい古くて汚い。駅をサンリオキャラで染めるのはいいが、その予算の半分ぐらいはトイレに回して欲しかった。(小田急線のトイレは入っていないので不明)
京王線を乗り終えて再び多摩センターと新百合ヶ丘に戻って来る頃にはピューロランドに行くサンリオオタク達が各駅に続々と集まって来ており、駅と電車の雰囲気が更にメルヘンかつカラフルになって非常に賑やかだった。多摩センターは自宅から遠い上にサンリオオタクでもないので滅多に訪れない。ディズニーリゾートは何回も行ったし、オタクのスタイルも見慣れているが、サンリオオタクはあまり見たことがない為とても興味深かった。(みんなメルヘンでかわいい)
私自身、京王線に乗ったのは生涯で片手で数えるぐらいしかない。京王線は神奈川県北部〜多摩地域〜都心を走る路線なので神奈川県央と南部を転々としてきた私には馴染みがないのだ。イメージカラーが赤と青ということ以外は全く詳細を知らないので楽しみと不安が半々ぐらいだった。

多摩センターに着いたのは日曜日の7時頃だったが、休日の早朝にも関わらず予想以上の乗車率。さすがに座れない程混雑している訳ではないが、10両編成の1〜10両目まで満遍なく客が座っている感じで車内の写真撮影も控えざるを得ないぐらいだった。少しビビりながら乗り込む。車内の座席はイメージカラーの赤を基調としていて明るい。優先席が4席なのもゆったり感があり好印象。先頭車両の運転席はカーテンで締め切られており、運転している様子を見ることはおろか前方の景色も客からは見えない。一方、後方の車両はカーテンがなく景色を見ることができる。ただし、車掌さんが二人いて景色を眺めようとすると、目が合う感じなのでゆっくりと景色を楽しむのは少し難しいかもしれない。
まず、下り線で南大沢に向かい、エキタグを入手した後また上り線に乗り、京王よみうりランド→若葉台→京王稲田堤→京王多摩川という順番で回っていく。



京王相模原線にはテーマパークがふたつある。ひとつは多摩センター駅のサンリオピューロランド、もうひとつがよみうりランドである。サンリオピューロランドに行ったことがないという話は先程したが、実はよみうりランドにも行ったことがない。改札に向かうと写真のようによみうりランドのキャラが笑顔で出迎えてくれる。だが、個人的には「すみません、どちら様ですか?」という感じで、大変恐縮してしまった。調べたところによると、2026年2月に園内にポケモンのエリア「ポケパークカントー」が出来たらしい。カントー地方は1996年に発売された初代ポケモンの舞台。当時、ポケモンに熱中していた身としては非常に気になるところだが、今日のところは一旦スルー。
地図を見ると、よみうりランドは駅を挟んで山側にある。反対側には多摩川が流れており、駅のホームからは多摩川まで広がる街並みを一望でき、意外と眺めは良い。(写真撮影忘れた)


京王稲田堤駅には路線のエキタグがない為、当初は降りる予定ではなかった。ではなぜ降りたのかというときちんとした理由がある。それはこの駅が「神奈川県最北端の駅」だからだ。私は46都道府県制覇という大きな目標があるが、その他に自分が住んでいる神奈川県の最北、南、東、西端の駅に行くという目標も掲げている。なので、この機会に降りることにしたのだ。降りてみた印象は「秘境感は皆無の街中にある何の変哲もない駅」だった。それは恐らく日本の最北端の駅が北海道・稚内駅だということとその動画をよく見ているからかもしれない。我ながら北海道の最北端駅と神奈川県の最北端駅を一緒にするのはお門違いだなと思う。(そりゃそうだろ)
神奈川県北部というと、JR中央線の相模湖駅や藤野駅があるが、実は京王稲田堤駅の方が僅かに北にあるのだ。次の駅が多摩川を超えた先にある京王多摩川駅だということを考えると神奈川県の端っこに位置する駅というのは納得だが、秘境感は中央線の方かありそうだ。(降りたことないから分からん)
京王線で神奈川を脱出。次の京王多摩川駅で降りて、多摩川まで歩いてみた。片道5分ほど。

開放的な河川敷にサッカー、野球の少年団、ウォーキング、ジョギング、そして自転車。ありとあらゆるアクティビティを楽しむ人々でとても賑わっていた。多摩川は都心に行く時に電車の中から見たことは何度もあるが、歩いた記憶はない。あっても数えるぐらいだと思う。普段は川より海に行くことが多いので新鮮な気持ちになった。
普段ならここから30分〜1時間ぐらいウォーキングをしながら辺りを散策するのだが、足を痛めており長時間歩くことが出来ない為、今回は我慢。しかし、このまま帰るのも何だか味気ない。せっかくなので県境を跨ぐ京王線を写真に収めることに。京王稲田堤駅〜京王多摩川駅の電車通過時間を確認しながら目前にある陸橋を見張る。


「きたあああ!」心の中で叫びながら興奮気味にスマホを向ける。道行く人の視線が痛い。側から見たら完全に「京王線推しの鉄オタ」である。しかし、今のところ車両の種類はサッパリ分からないので、鉄オタの方々からすれば私のような者はとてもオタクとはいえないだろう。これで車両の種類を言い当てるようになったら終わりだ。(終わりとか言うな)鉄オタの皆様、その時は温かく迎えてやってください。
それにしても、エキタグに巡り合っていなかったら電車に興味を持つこともなく、こんな写真などきっと一生撮ることはなかっただろう。つくづく人生とは何が起きるか分からないものである。

こちらがコンプしたエキタグ(若葉台駅はエキタグ選挙のスタンプなので別記事にて掲載予定)実に大胆なデザイン。JRはモノクロの渋いデザインでほぼ統一されているが、私鉄はそれぞれ個性があって面白い。京王線自体は沢山の路線があり、フルコンプするとなるとこれだけでは済まない。恐らく先日のJR横浜線と同等もしくはそれ以上の地獄が待ち受けているに違いない(地獄言うな)いつかは挑戦してみたいが、難易度マックスの旅になることは間違いない。(今からビビッてる)
相模原線だけだが、京王線に乗ってみた感想としては都会感と田舎感が入り混じる面白い電車だなぁという感じ。車窓の景色は決して絶景とはいえないが、自然豊かな中に真新しい建物が沢山立ち並んでおり、同じ自然でも田舎感満載だった横浜線とは違う印象を受けた。それは恐らく京王線が多摩ニュータウンの中を走る電車だからなんだろう。
それから、休日の早朝にも関わらずどの駅のホームも端から端まで客が並んでいるのが印象的だった。そういえば小田急線も早朝にも関わらずホームの端から端まで客が並び、車内も結構混雑していた。ローカル線であれば空いてる時間帯にもホームや電車内に満遍なく客がいるということはそれぐらい混雑する路線ということなのだろう。これは県を跨ぐ長距離電車あるあるだ。
今回は駅数が少なかったのでエキタグの入手自体は楽だったが、小田急線を含めて早朝から結構な人混みの洗礼を受けたので難易度は★★★☆☆
しかし、今回の旅で気づいたことがある。それは、家を出てから帰るまで一度も音楽を聞かなかったことだ。聴覚過敏の影響で外ではイヤホン(音楽)が欠かせないという話は前に書いたが、今回は一切耳にしなかったのは、修行の成果が着実に現れてきている証拠。さすがにエキタグ巡り以外で電車に乗る時は音楽を聞かないと落ち着かないのだが、エキタグの為の乗車、移動の為の乗車、といった感じで目的に合わせてスイッチを切り替えることができるようになったのかもしれない。そう、何を隠そう私は

さて、次回は特別編「期間限定イベント エキタグ選挙」コンプしたエリアと気になるキャラの紹介をしていこうと思う。
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