見出し画像

トレーナーとして、初めてお客様と一緒に泣いた日の話



RIZAPでトレーナーをしていた頃、
今でも忘れられないお客様がいます。

私より5つ年上の女性で、
とにかくおしゃれで、美意識が高い方でした✨

髪はツヤツヤ、ネイルも可愛くて、
まつげエクステも完璧。
年上には見えないくらい綺麗で、
身長も高く、スタイルも
「正直、減量しなくてもいいんじゃない?」
と思うほどでした。

でも——
体組成計に乗ってみると、
筋量が少なく、体脂肪が多い“隠れ肥満タイプ”。

そこから食事も見直し、
苦手なトレーニングも、
毎週ちゃんと頑張って来てくれていました。

それなのに。

正直に言うと、
私にはあまり「やる気」が感じられなかったんです。

口癖は
「でも」
「だって」
「無理」
「やだ」

なにかあると、すぐ言い訳が出てくる。

(これは、体を変える以前に
考え方から変わらないといけないな

そう思った私は、
トレーニング中はできるだけ
🌸 ポジティブな声かけ
🌸 楽しいが勝つ空間
を意識しました。

クリスマス前の、あのやり取り


季節は、クリスマス前🎄
その方は何度も言いました。

「甘いものが食べたい」
「クリスマスくらい、良くないですか?」

ここまで頑張ってきたのを
無駄にしてほしくなくて、
私は毎回、説得しました。

まだチートできる状態じゃなかったから。

RIZAPのネット通販で
低糖質のケーキがあること
代替案も、たくさん提案しました。

そして迎えた、
クリスマス明けのトレーニングの日。

その方は、笑いながら言ったんです。
「ごめんなさーい!
ホールケーキ、3分の2食べちゃいました😂」

……言葉が出ませんでした。

悔しさと、苛立ちと、
「私は何をサポートしてきたんだろう」
という気持ち。

そのとき、初めて
**お客様と“喧嘩のような言い合い”**をしました。

トレーナーとして、感情が溢れた瞬間


・これまで頑張ってきた日々は何だったのか
・私のサポートが足りなかったのか
・私の力がなかったのか
・どうして食べたのか

気づいたら、質問攻めにしていました。

こんなことを言ったら
クレームになるかもしれない。
それは分かっていました。

でも、
どうしても聞きたかった。
どうしても伝えたかった。

それだけ、私は本気で向き合っていました。

すると、その方は
ぽろぽろと泣き出しました。

そして、
私も悔しくて、泣いてしまいました。

その日のセッションは、
トレーニングではなく、
ただ話し合うだけの時間になりました。

この経験が、今の私を作っています


この出来事は、
今でも忘れられません。

そのときの光景は、
今でもはっきり思い出せます。

「トレーナーは、正解を押しつける人じゃない」
「でも、逃げるのを見過ごす人でもない」

その境界線の難しさを、
この方から教えてもらいました。

私は、
きれいな話だけするトレーナーではありません。

悔しかったことも
未熟だったことも
感情的になったことも
全部含めて、今の私です。

隠したくなくて、
今日はこの話をしました。

もしこの話が、
誰かの心に少しでも残ったなら——
それだけで、書いた意味があると思っています🌱
ここまで読んでくださってありがとうございました😭👍🏻
これが私です。
もしよかったらスキ、フォロー、コメントお願いします。


Kokua fit 代表トレーナー ゆか

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集