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やりたくないことをやらない娘

娘は算数が苦手だ。
テストの点数もそうだが、『たぶんクラスで2番目にバカだよ』と言っていたり、自分の能力が低いという意識があるようだ。

ただ私が見る分には、娘は人の話をよくきくし、物覚えもいいし、ズル賢くて機転もきく。
弟が言いたいことを、つまりこういうことでしょと要約してあげているところも見る。
頭が悪いとは思えない。

じゃあなんで算数が苦手なのか。
それはやりたくないことをやらなすぎるから。
娘はやりたくないことはトコトンやらない。
食べたくないものは食べない。好き嫌いも多い。
間違えると恥ずかしいから授業中に手はあげない。
メンバーがちゃんとやらないとリーダーが先生に怒られるからリーダーはやらない。

子どものうちはまぁそんなもんかとも思うが、もう4年生になった。
そろそろ大事なことを教えければいけない。

これから5年生、6年生、中学生と徐々に大人になっていく中で、やりたくないからやらないでは生きていけない。

娘は転んですりむいたら泣くか?
泣かないのはなぜか?
それは慣れてるから。
赤ちゃんは転んで血が出たら泣く。
でも小学4年生はすりむいた程度では泣かない。
なぜかといえば、そのくらいの傷は何度も経験してるから。

仮に一度も傷を負ったことがないまま4年生になった子がいたとして、その子が転んで血が出たら、泣く。
今まで経験したことがない痛みであれば、4年生でも転んだ程度で泣く。

じゃあやりたくないことをやらないまま大人になったらどうなるのか。
ちょっとの傷でくじけてしまう弱い大人になる。

授業中に自分から手をあげて発表すると、間違えて恥ずかしい思いをすることもある。
リーダーをやると、他のメンバーのせいで怒られることもある。
苦手な算数の勉強を頑張っても、良い結果が出なくて悔しい思いをすることもある。

大人になる前にそういう経験をしておくことがすごく大事。
こういった話をしても、そろそろ理解してもらえるんじゃないか。
近々、娘に刺さるタイミングで話そう。


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