風を感じる絶景列車、黒部トロッコ電車の魅力
黒部峡谷トロッコ電車とは、黒部峡谷の玄関口・宇奈月から欅平まで約20kmを結ぶ観光鉄道です。日本一深いともいわれるV字峡谷を縫うように走り、車窓からは切り立つ断崖や清流など、黒部峡谷ならではの大自然を満喫できます。
新緑が美しい春〜夏、鮮やかな紅葉に彩られる秋と、季節ごとに異なる絶景が楽しめるのも魅力です。
一言でいえば「日本屈指の秘境を、車窓そのものがアトラクションになる鉄道旅」
発着駅の宇奈月温泉周辺には温泉街が広がっており、トロッコ電車の旅とあわせて温泉を満喫するのもおすすめです。
※能登地震の被害により、現在は2026年9月30日まで宇奈月駅~猫又駅間の一部区間(約10km)の折り返し運転となっており、釣鐘駅、欅平駅へは行くことができません

今回、5月下旬で雨天のため、濃霧で絶景は見れないところもありましたが、深緑と霧で幻想的な風景を楽しむことができました。
黒部峡谷鉄道会社のホームページの晴天時の写真と実際の写真を比べながら、魅力を紹介します。
1. 日本一深いV字峡谷を走る絶景
黒部峡谷は長さ約86km、標高差約3000mにも及ぶ日本有数の大峡谷です。切り立った崖やエメラルドグリーンの黒部川を間近に見ながら進むため、普通の観光列車とは迫力がまったく違います。
特に、高い鉄橋を渡る瞬間、トンネルを抜けた直後の大パノラマ、渓谷を見下ろすスリリングな区間は乗客から人気があります。
また、水量が多くダムに適している黒部川沿いの渓谷には、多くの湧水が流れ込んでいるところも見れます。



2. オープン客車の開放感
黒部トロッコ電車の名物が窓のないオープン客車です。
風を直接感じながら走るため、、森の香り、川のせせらぎ、山の冷たい空気
まで体感できます。
まさに「五感で楽しむ鉄道」です。寒い時期や快適さ重視なら窓付きのリラックス客車も選べます。




3. 四季ごとに景色が変わる
季節によって印象が大きく変わるのも魅力です。
🌱 春
雪を残した北アルプス
鮮やかな新緑

☀️夏
エメラルドグリーンの川涼しい峡谷の風

🍁 秋
全国的にも有名な紅葉赤・黄・橙に染まる渓谷特に紅葉シーズンは「日本屈指の紅葉列車」として知られています。

4. 鉄道好きも楽しめる
もともとは黒部川の電源開発工事のために作られた鉄道で、今もその歴史や産業遺産の雰囲気が残っています。
作った時だけでなく、現在も黒部ダムの管理のため、雪深い冬に約20kmを徒歩で約6時間かけて移動するための歩行トンネルも見ることができます。
日本の土木技術を体感することも魅力です。
小型の機関車、狭い軌道(ナローゲージ)、山岳鉄道ならではの設備など、鉄道ファンにとっても見どころが豊富です。



5. 温泉や秘境散策とセットで楽しめる
沿線には、黒薙温泉、黒部峡谷、宇奈月温泉などがあり、トロッコ乗車だけでなく温泉や散策も楽しめます。黒薙駅から歩いて行ける秘湯は特に人気です。


初めて行くならおすすめの時期
景色重視 → 5〜6月の新緑
涼しさ重視 → 7〜8月
写真撮影重視 → 10月下旬〜11月中旬の紅葉
紅葉シーズンは予約が取りにくくなるので早めの計画がおすすめです。
詳しい運行情報や予約は、黒部峡谷鉄道公式サイト で確認できます。
