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よりそい便り 2026年8月4日

おはようございます。今日は、お家で一人で過ごす時間が長いご家族を、電話でやさしく見守る新しいサービスをご紹介します。また、中高年になってから現れる幻覚や妄想の症状に、認知症が関係している可能性があるという研究結果もお伝えします。知っておくと、もしものときにあわてずにすむかもしれません。

医療・研究

中高年発症の幻覚・妄想に認知症の原因タンパク質の関与を実証~独自のPET技術でタウ病変を可視化、精神症の早期診断、治療薬開発への応用に期待

2026-08-03 21:00 JST / 京都大学

どんなニュース? 京都大学などの研究チームが、40歳以降に初めて幻覚や妄想が出た人の脳を調べたところ、約65%の人に認知症の原因となるタウたんぱく質がたまっていることがわかりました。これまで「統合失調症」などと診断されていた症状の中に、実は認知症が関係しているケースがあることを示しています。

よりそいポイント: もしご家族が40〜60代で「変なことを言う」「見えないものを見る」などの症状が出て、別の病気と診断されていたとしても、それは認知症の初期のサインかもしれません。この研究によって、より早く正しい診断ができ、適切なケアにつなげられる可能性が広がります。「もしかして」と思ったら、かかりつけ医や認知症専門医に相談してみましょう。

できること: 気になる症状がある場合は、もの忘れ外来などの専門医療機関や地域包括支援センターに相談してみてください。早めに診断を受けることで、適切な治療やケアの準備ができます。

サービス・施設

AI × 介護・見守り 高知発スタートアップ、イレブンラボ(ElevenLabs)日本語音声×AI技術で「故人・家族の声」を再現。認知症や独居高齢者向けAI通話サービス「リリーメモリー」8月提供開始

2026-08-04 11:00 JST / PR EDGE

どんなニュース? 高知県の会社が、認知症のひとり暮らしのお年寄り向けに、AIが毎日電話をかけてくれるサービス「リリーメモリー」を8月から始めました。短い録音から家族の声を再現して、自然な会話ができるそうです。通話の内容や気分は、家族に自動で報告されます。

よりそいポイント: 仕事や用事で家を空けている間、「一人で大丈夫かな」と心配になることはありませんか。このサービスなら、毎日決まった時間に電話がかかってきて、会話の様子や気分を家族が確認できます。話し相手ができることで、ご本人の安心にもつながります。

できること: 月額2,980円(税抜き)から利用でき、7日間の無料お試しもあります。興味があれば、ケアマネジャーさんや地域包括支援センターに相談してみるのもいいでしょう。

きょうのことば

バリデーション療法 認知症の方の話を否定せず、そのまま受け入れて寄り添うコミュニケーション方法です。「間違っている」と直すのではなく、その方の気持ちに共感することで安心につなげます。

タウたんぱく質 脳の神経細胞の中にあるたんぱく質の一種です。アルツハイマー病などでは、このタウたんぱく質が異常に変化して、神経細胞を傷つけることが知られています。


今日も、お疲れさまです。一人で抱え込まず、頼れるものはどんどん頼っていいんですよ。

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