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バイク乗りがGoogleマップに騙されて山奥に置き去りになった話

余白です~~~!!!

正直に話すとね、余白創作大賞応募しなかったの。

余白って結構頭の中で何か考えたものを文字に起こすのが

本当はすごく苦手で、noteなんてやってるけど

本当はすごく苦手分野に挑戦してるみたいなところがある。

だから今回も参加するかすごく迷った。

けど、そんな中でカワムーに後押しされて

やってみようって思ったんだ。

ギリギリの投稿になってごめんなさい。

余白は山奥さんのテーマの自然で書くよ!!!

とんでもなく頭の悪いことを書くかもしれないので

気楽に読んでね(笑)


これは私がバイクに乗り始めた最初の頃の話。

余白は身長が小さくて当時教習所を3回断られた経験を持ってる。

そんな中で実家に帰る足が欲しいからって理由で

維持費が高い車には乗れず

バイクに乗り始めた。

けれど、私はとっても運転が下手。

バイクで曲がるときのふわっとなる感覚が毎回自分の人生を

かけているかのような感覚に陥るから。

そんな私が本当に片手で数えれるほどしか乗ったことのない状態で行った

ツーリングの時のこと。



その日はいつもより長距離乗ってみようと

旦那といつもの倍ぐらいの距離の道を走っていた。

そんなときに旦那に

「早く帰る?」

と言われて

もう体力も気力も限界だった私は

もちろん

「うん」

と伝えた。

それが最悪の始まりであり、気づきの始まりでもあった。

旦那のバイクにはナビが付いていて

旦那の後ろを通っていつも通ったことのない道を走り抜ける。

もちろん、余白にとって走ったことのない道は

怖くて。だけど新鮮で。

その時の緊張の中で走った空気は今でも忘れられない。

「今この瞬間で体力が尽きて、バイクごと倒れてしまったら。」

「もしも足が震えて立てなくて傷だらけになってしまったら」

そんな最悪の妄想ばかりが頭に浮かんだ。

だけど思いと反してバイクは道をどんどん進んでいく。



そして人生の分岐点の道にたどり着いた。

まっすぐ行ったらその道は行き止まり。

曲がったら森のでこぼこ道。

バイクはバックなんてできない。

もう早く帰りたい私たちには進むことしか残されていなかった。

乗りたてのバイクで森に入ることを決めたのだった。



入ってみると、道は予想以上に悪かった。

地面は落ち葉で覆われていて、

前日の雨でぬかるみもあった。

道もところどころ土砂崩れが起きている。

右側は土砂崩れ。左側は崖。

崖の下からは大量の木が生えていたのを今でも鮮明に覚えている。

空は多くの木の葉で埋め尽くされていた。

旦那のナビも途中で電波が入らなくなる。

旦那と比べ、バイクに乗りたての私は

もちろん体力の限界が近づいている。

「この道でもしも滑ってしまったら。」

一目瞭然だった。

多分私はバイクごとこの崖の下に落ちてしまう。

私の人生はここで終わってしまうのかもしれない。

そんなことも脳裏によぎる。

しかしそこで止まることの方がリスクが大きかった私たちは

そんな道の中を進んでいくことしかできなかった。


何分、いや何十分、何時間進んだのだろう。

もしかしたら数分の出来事だったかもしれないけれど

私にとっては数時間に等しかった。


進んでいった先で私は今まで見たことのない光景を目にすることになる。

それは天然の素掘りトンネルだった。

なぜ人工のトンネルというものに天然とつけたのか。

それはトンネルの中央部の天井がポッカリと崩れ落ち、

そこから空を見上げることができたから。

上を見渡すと多くの木に囲まれ、私の存在がどれだけ小さなものか

思い知らされるような感情になった。


そして今になって思う。

あの時通ったあの道は自分のこれからの人生と

重ね合わせられるような気がした。


人生は親によって敷かれた舗装された道を子供のころに通ることになる。

けれど、そこから大人になるにつれて

自分で道を見つけて凸凹道を通ることになるだろう。

正直現在の自分がいる位置はここかもしれない。

足元はぬかるんで、時に土砂崩れも起きる。

雨が降るタイミングも土砂崩れがいつ起きるのかも予測できない。

時には、空を見上げても木の葉にさえぎられ、

自分がどんなところを目指し、

何をしたいのか目的も見えなくなることがあるだろう。


だけど、それでも前に進むしかない。

私たちはその場で止まってしまったら迷子になるから。

自然は待ってくれない。

朝がきて、昼になって、夜になったら日は沈む。

そんな環境下で止まって迷子になる時間はない。


あの時、私が止まっていたらあの景色をみることはできなかった。

正直な自分の感情を話すと

「不安でもう進みたくない」

という思いが何よりも強かった。

けど、あの人生を変えた景色を見るためには

私がやったあの道は正解だったのだと今になって思う。


今、その場で止まってしまおうか迷っている人がいたら。

確かに道を確認するために止まることも大切だと思う。

けれど、動き出すことでしか見えない景色もあることを忘れないでほしい。


人生は動き出すことでしか変わらない。

あの時、あの自然が教えてくれた。



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