期待しててくださいね
「期待しててくださいね!」
若い女性スタッフが、
笑顔でそう言った。
その一言で、高校生の姪を思い出した。
2025年9月末〜10月初め 大人の休日倶楽部パスの旅。
新青森、十和田2泊3日のあと、一度帰宅し、
翌日は福島の土湯温泉へ向かった。
旅のはじまりはこちらです。
土湯温泉 ホテル山水荘へ。
こけしと鎧兜がお出迎え

こけしはこれだけではない。



とにかく、いろんなこけしがいっぱいいて最高!!
面白すぎる・・・。
夜中にこけしたちが
大名行列で露天風呂に向かう。
そんな光景を妄想してしまった・・・。
温泉は満足だった。
特に露天風呂からの
滝の眺めが素晴らしく、
滝音も気持ちいい。
夕食は、オープンキッチンレストラン。
料理も美味しく、
スタッフの方々も感じが良かった。
「あの人、ミサに似ていない?」
つい、母に言ってしまった。
「そうね。ミサちゃんに似てるわね。
私もそう思ってた」と母。
ミサは私の高校生の姪。
若い女性スタッフの方が
そっくりだった。
食事が終わって、
「ごちそうさまでした」と言いながら
レストランを出ようとしたとき、
ミサ似のスタッフの方が、
「たくさん、食べましたか?」と
声をかけてくれた。
「ええ、とても美味しくて、お腹いっぱいです」
と答えた。
すると
「明日の朝も美味しいものがたくさんありますので、
期待しててくださいね!」
と明るく、楽しそうに言った。
正直、驚いた。
今までいろいろな旅館やホテルに泊まったが、
若いスタッフの方で、
マニュアルではなく、自分の言葉で話してくれる
人に出会った記憶はほとんどない。
彼女の言葉には
自分が勤めているレストランの料理に対する、
自信と誇りを感じた。
とても清々しい気持ちになった。
そして、「期待しててくださいね!」の
言葉が引っかかった。
そう、ミサもおんなじこと言ってたな・・・。
ミサが中学生のとき、
音楽系の部活で全国大会に出場した。
東京に住んでいたので、
聴きに行った。
偶然、出番前のミサに会った。
「頑張ってね。応援しているよ」
と、ありきたりな言葉を言ってしまった。
一呼吸おいて
「期待しててね!」とミサ。
結果は、一番だった。
ミサ一人で出した結果ではなかったけど
鳥肌が立った。
翌朝の朝食は
言うまでもなく、種類が多く、
とても美味しかった。
土湯温泉で思い出したのは、
こけしだけではなかった。
これで、2025年9月末〜10月初めの
大人の休日倶楽部パスの旅はおしまい。
