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【創作大賞感想】『ポップコーンが弾けるとき。』

 野やぎ様の『ポップコーンが弾けるとき。』を拝読しました。
 まずは野やぎ様が自身の大切な想いをこうして文章にして伝えてくださったことに感謝です。

 爆裂種はじめ作物の成長と青春から続く思い出のお話が交互に順を追って進み自然と時間の流れを感じ、気づけばその頃の時間軸の中にすっと入り込んでいるような作品でした。

ポップコーンのもとは、とうもろこしである。その名も「爆裂種」といい、名前からしてなんとも楽しそう。

ポップコーンが弾けるとき。より


 『ポップコーンが弾けるとき。』というタイトルからなんとなくワイワイと陽気なイメージを持ったのですがそれだけに留まらない深いお話でした。
 良いこともそうとは思えないこともいろいろな感情を抱えながら生きているのが人で、一人で抱えきれなくなったときその感情が弾けることはあると思います。「弾ける」という意味合いを幅広く表現されていて巧緻な筆致が圧巻でした。

押し込めていた思い出が、一気に弾ける。

もう、止まらない。

ポップコーンが弾けるとき。より

 道中の空模様もこの先のことを暗示しているような、どこか気にかかるところがありながら、そのあとに続く旅の思い出や作物の成長の様子は楽しさや喜びがあり、でも固唾をのむ場面があり、と最後までさまざまな気持ちになりました。

 私が野やぎ様のことを知ったきっかけは創作大賞を盛り上げてくださる方、創作対象の感想を書いてくださる方としてでした。パワフルに活動されているという印象の強かった野やぎ様がこんなにも感情を揺さぶられる出来事を経験されていて、そういった人となりをいくらかでも知ることができて有難い限りでした。

 アイコンのエピソードも知ることができ、大切に想う気持ちが伝わってきました。

素敵な作品を本当にありがとうございました!

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