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生成AI6種の日本語力を徹底比較…! あなたのお供はどれ?

最近、AIは夢のように語られる一方で、どれを使えばいいの? と戸惑うことも……。

先日、彗星のごとくオープンソースで発表された中国の生成AI「DeepSeek」が業界を震撼させています。各社がさっそく取り込みにかかり、AI技術の雄であるOpenAIでさえ無視はできない模様。

ですが一般ユーザーとしては、「結局、どんなAIを選んだらいいの?」と身構えてしまうこと、ありませんか? もし数あるAIの中で、“日本語力”がしっかりしているAIが見つかったら、あなたの文章作成支援に大いに役立つかもしれません。

そこで、今注目されている6つの文章生成AIを比較検証した内容をご紹介します。AIの仕上がりを見ると、「これは普通に使えるかも!」と驚くと同時に、「いやいや、ちょっとクセが強いかも……?」と感じる部分もあって、なかなか興味深い結果になりました。

もしあなたが日常的に文章を書いていて、AI導入を検討しているのであれば、この比較結果が何かしらのヒントになるかもしれません。ではさっそく見てみましょう!



1. どうやって比較したのか

今回、各AIの日本語の校正力をチェックするために 、誤用や重言、誤字脱字を含むサンプル文を用意しました。

最近、AIがもてはやされてるけど、反対派・規制派の人も多いよね。でも、流れに棹さすのもどうなの? やっぱり新しい最新技術はどんどん使っていった方がいいし、中国製のAIは情報漏洩が心配なんて言ってる人もいるけど、すでに中国製のサービス・商品なんて世界中にたくさん流通してるのに、今更騒ぎすぎだと思う。アメリカ製・日本製のAIなら安全ってわけでもないでしょう。ネットリテラシーの一部して、どんなAIサービスを使うにしても最低限の「AIしぐさ」が求められるだけじゃないかな。進歩が速すぎて誰もミーム化できてないみたいだけど、そのうち誰かがXなどのSNSで画象にまとめて貼るんだろう。新しい技術やサービス、今までもそうやって受け入れられてきたんだ。

この文章に用意したミスは以下の5点です。

・誤用:「流れに棹さす」
 →流れを良くする、盛り上げるという意味の慣用句を逆の意味で使用
・重言:「新しい最新技術」
・脱字:「ネットリテラシーの一部して」→「ネットリテラシーの一部として」
・誤字:「画象」→「画像」
・てにをは:「新しい技術やサービスを」→受けるの文章とのつながりが悪い。「新しい技術やサービスは」が正しい。

さらに、個人的には「文章の雰囲気までガラッと変えてしまうAIはどうなんだろう?」という疑問もあったので、自然な口語的ニュアンスがどのくらい維持されているかも見どころにしました。具体的な指示(プロンプト)は以下です。

以下の文章の誤用、文法ミス、誤字脱字を修正して正しい日本語の文章に直してください。ただし、独特の口語的な文体は個性として残すこと。
修正点は箇条書きで「修正箇所:修正理由」のフォーマットでまとめてください。


2. 使ったAIとスコア評価

今回チェックしたAIは以下の6モデルです。

  • DeepSeekR1

  • Claud3 Opus

  • Gemini2.0 Flash

  • OpenAI o3 mini

  • OpenAI o1

  • GPT-4o

無料で使え、利用者数が多く、日本語力に定評がある、というイメージで選びました。(※あくまでイメージです)

これらへ同じ指示を投げてみて、その正確性不要な修正を避けるという視点で、減点方式かつ5点満点の採点を行いました。問い合わせには、GMOが提供している「天秤AI」を活用し、複数モデルへ一括で指示した回答を比較しました。

※天秤AIの案件ではありません。

3. 気になる結果を大公開

それでは、得点が低い順からご紹介します。

第6位(-1点)

Claud3 Opus
誤用を指摘できないどころか、逆に誤った修正をしてしまう場面が目立ちました。学習データの違いからか、日本語の細かな表記に苦戦している印象です。

減点
・「棹さす」→「棹差す」:「棹差す(さおさす)」が正しい表現です。
 →誤った指摘。「掉さす」で正しい。かつ、誤用も指摘できていないので-2点
・「情報漏洩」→「情報漏えい」:「漏えい」が正しい表記です。
 →漏洩は間違った日本語とまでは言えない。不要な指摘。
・重言を指摘できず
・てにをはのミスを指摘できず
・脱字を指摘できず

第3位タイ(2点)

Gemini2.0 Flash / OpenAI o3 mini / GPT-4o
いずれも同じ2点でしたが、それぞれ違う個性が見られたのが面白いです。

Gemini2.0 Flash
誤字・誤用の箇所を見落とす反面、より自然な口語表現に仕上げようとする修正が多く、文章の“こなれ感”が増すという効果が得られます。

減点
・「流れに棹さす」誤用を指摘できず
・重言を指摘できず
・てにをはのミスを指摘できず

OpenAI o3 mini
わりとオーソドックスに修正する傾向があり、「誤用を指摘しきれない」一方で、「もてはやされてる」→「もてはやされている」に修正するなど、Geminiと比べると無難な文章に仕上げようという傾向が強いです。

減点
・「流れに棹さす」誤用を指摘できず
・重言を指摘できず
・てにをはのミスを指摘できず

GPT-4o
ミスの指摘自体は5か所中4か所出来ているのですが、o3に輪をかけて口語表現が苦手でフォーマルな日本語に直そうとする傾向が強いので、ブログなどでは使いづらい印象です。

減点:
・「棹さすのもどうなの?」 → 「棹さすのもどうかと思う?」に修正
 →より不自然な表現にダウングレードしている上に、誤用も指摘できていないので-2点
・修正箇所: 「今更」 → 「今さら」 
 →不要な修正。「今さら」 の方が一般的かもしれないが、正しい日本語として提案するほどでもない。
・指摘事項のみ出力して、修正後の文章出力を忘れているので減点

第1位タイ(4点)

DeepSeekR1/OpenAI o1

どちらも1か所見落としで同点です。素晴らしいですね。ただ、忠実性という意味ではOpenAI o1に軍配が上がるかなという印象です。

DeepSeekR1
中国語がメインの学習データだと思われますが、意外も日本語も得意な様子。ほとんど完ぺきに指摘できています。日本語の学習データも多いのか、それとも日本語と中国語の共通点に拠るものか分かりませんが、「漢字文化は侮れない……?」と思わせる健闘ぶりでした。

減点:
・「流れに棹さす」誤用を指摘できず

OpenAI o1
唯一、他のモデルが指摘できなかった「流れに棹さす」の指摘に成功しました。不要な修正を行わず、誤用・誤字を的確にピンポイントで指摘してくれる点も好印象です。このテストに限りませんが、o1はプロンプトが詳細であればあるほど、指示通りの従順な文章を生成します。

減点:
・「てにをは」のミスを指摘できず


4. 日常ライティングでどう活かす?

同じ日本語校正でもこれほど差があるのかと感じる結果でしたが、何を重視したいかによって、使い分けるメリットが得られます。

「画象」→「画像」の修正は簡単なようですが、「流れに掉さす」の誤用指摘はかなり難しいようで、正しく指摘できたのはo1だけでした。プロンプトを工夫したり、「ことわざや慣用句の誤用にも気を付けてね」とあえて指示すれば結果は変わるかもしれませんが、気軽に校正したい場合は、DeepSeekR1、OpenAI o1を併用すると良さそうです。

校正目的以外でも、ある程度フォーマルに書きたいなら

OpenAI o1、DeepSeekR1のように日本語能力の高いモデルを利用するのがオススメです。特にDeepSeekR1は現在のところ高度な推論機能も無料なので、気軽に使えますね。

多少の誤りは見逃しても、自然な表現を生成してほしいなら

Gemini2.0 Flashのように柔軟な口語的修正をしてくれるモデルを参考にすると、読みやすいカジュアル文に仕上がるでしょう。Geminiは以前から文章生成においては独自路線を突き進んでいる印象です。思わず「クスッ」としてしまうこともしばしば。

noteもAI機能を強化していますが、文章作成そのものに慣れてくると、「この見落としはAIに直してもらおう」「ここのフレーズは自分で考えたい」と状況に応じて使い分けられるようになります。

ふだんブログを書く方や、仕事で文章を作る方にも、AIをうまく組み合わせることで効率的なライティングが可能になるわけです。


5. まとめ

今回の比較を通して「AIならどれも同じでしょ?」という先入観がぐらつくほど、モデルの個性がはっきり分かれるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

特に最近の高度な推論モデルは、ようやく「仕事のできない部下」から「普通に仕事のできる部下」ぐらいに能力が上がっているのを感じます。

あなたが書きたい文章のイメージや作業の目的によって、相性の良いAIモデルも変わってくるので、ぜひ色々と試してみることをおすすめします。

今回使用した天秤AIは誰でも無料で使用できます(回数制限あり)。このように比較に便利なサービスがあると、一度にたくさんのAIにアクセスできるので効率的な結果が得られますね。個人的には、特にネタ出しやタイトル出しなど、大量の意見が欲しい時に重宝します。

この記事があなたの参考となり、良いAI体験が得られることを願います。


Grokでも試してみました↓

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#YeKu #AI #AI比較 #天秤AI #日本語力 #文章校正

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