大阪の夏・天神祭「大阪天満宮」伊勢神宮古材の社殿がある【大阪ミナミシリーズ】
日本三大祭り「天神祭」で有名な天満宮。閑散とする商店街が多いが、ここは賑わっていますね。社殿は焼失を繰り返し江戸時代のものが多いのだが、祀られる神様、社殿は北野天満宮(私のNOTE)、太宰府天満宮(私のNOTE)と同じく天満宮造になっている。あと、伏見稲荷大社の奥院と称される「白米稲荷社」と神社アトラクションに注目。
なお、梅花殿は伊勢神宮式年遷宮の古材だった!!
変更履歴
2025/01/12:初版
▼HP
公式HP:https://osakatemmangu.or.jp/
X:https://twitter.com/osakatemmangu
youtube:https://www.youtube.com/channel/UCuiFXx-BNIDE_pq35qBCZUw
▼アクセス
大阪市北区天神橋2丁目1番8号
▼祭神・本尊と脇時
菅原道真
公式HPに凄く分かりやすく纏まっているので菅原道真の紹介をします。
菅原道真公は、承和12年(845年)に菅原是善(すがはらこれよし)34歳の子として誕生されました。(6月25日と伝えられるが定かではない。) 生誕の地は、京都市上京区烏丸下立売の菅原院天満宮の社地とされていますが正確にはわかっておりません。 菅原家は、天穂日命(あめのほひのみこと) を祖とする土師氏(はじし)であり、有名な14世の野見宿禰(のみのすくね)の子孫でもあります。 祖父の清公(きよきみ)、父是善(これよし)ともに学者の最高位である文章博士(もんじょうはかせ)に任命されましたが、道真公も33歳という若さで文章博士に任命されました。 道真の幼名は、「阿呼(あこ)」といい、幼少の頃はひ弱であったという事ですが、5才の時、庭に咲く紅梅を見てその花びらで自分の頬を飾りたいと、『美しや紅の色なる梅の花あこが顔にもつけたくぞある』と歌い、11歳(斉衡2年/855年)には、初めて次のような漢詩を詠んでいます。
「生誕の地は、京都市上京区烏丸下立売の菅原院天満宮の社地とされていますが正確にはわかっておりません。」はそうですね。菅原家が以下に京都の洛中広く土地を得ていたかが良く分かります。
私の菅原院天満宮NOTE:https://note.com/yanma_travel/n/neb8d0b332b4d
▼見どころ
公式HPの境内MAP通りの番号で紹介します。
由緒・歴史
650年、孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造ったときに、都の西北を守る神として大将軍社という神社を祀り、大将軍の森とした
901年、主祭神の菅原道真は太宰府へ向かう途中に大将軍社を参拝した
949年、菅原道真没後50年後、大将軍社の前に一夜にして七本の松が生え、夜毎にその梢を光らせた
これを聞いた村上天皇は、菅原道真を祀るように指示した
ふ~ん鶏嫌いなんだ。道明寺天満宮(私のNOTE)と由緒リンクした話ですね。
→黒土祠
表大門をくぐってすぐ右側にある。 江戸時代から飲料水として重宝されていた名水「大坂四カ所の清水」の一つ。水舎が開けられるのは毎月1日・10日・25日の9~17時のみ。2024年は閉じていましたね。



毎月1日・10日・25日限定で
— 大阪天満宮 (@osakatemmangu) September 4, 2023
水御守(みずのみまもり)を授与しております。
この御守は心身共に祓い清める「心身清浄」を祈願しています。
天神祭・正月等の行事により開扉できない日がございます。#大阪天満宮#お守り#水御守 pic.twitter.com/teKFwPydVH
→神武天皇/老松社



老松社です。北野天満宮(私のNOTE)や太宰府天満宮(私のNOTE)に行けば必ず境内にあります。ここがあるところは、本物の菅原道真が来た天満宮!!と思っている。根拠はないですが・・・。


北野天満宮(私のNOTE)
菅原道真の教育担当だったとされる「島田忠臣(しまだのただおみ)」を祀っている。忠臣は道真が配流先の福岡・大宰府で、自らの無実を天の神々に訴えるため天拝山(てんぱいさん)に登られたときに、お供をした人物。 後に道真は忠臣に松の種を持たせ当地に撒くように託した。道真の魂を降臨させるために松の木を植樹した人物と言われ、林業の神様として崇められている。
太宰府天満宮(私のNOTE)

→拝殿・本殿と登竜門
1724年、妙知焼けで本殿焼失
1837年、大塩平八郎の乱により本殿焼失
1843年、本殿再建
江戸時代の記録に残るだけで七度もの火災に遭って全焼したようだ
先の大東亜戦争(第二次世界大戦)は、氏子が焼ける自分の家を横目に見ながら「天神さんを焼いたらあかん」と守ったようで。焼けずに残ったとのこと
境内には、20以上の摂社・末社が鎮座されている



本殿は、三つの社殿が連なる相の間造り。

拝殿・本殿左右に「登竜門」がある。合格、就職、立身出世祈願で行われる「本殿通り抜け神事」の際にのみ開けられる門。通ることができるのは例年1月中旬から3月の間に定められた約10日間のみ。神事に参加するには「合格守」を購入すると、お守りと一緒に本殿参拝券と日時のスケジュールが同封されるようだ。


天満宮の本殿裏には裏遥拝所がありますね。神様に一番近い場所とも。

→16.蛭子遷殿/17.神明社
猿回しが行われる場所でもあるのが「蛭子遷殿」ですね。菅原道真とヒルコと繋がりはあまりイメージがないですね。
調べてところ1656年ごろ、天神祭の鉾流神事で鉾が流れ着いた所に戎御社があったため、境内に移したと伝えられているようだ。江戸時代までは1月、5月、9月に「えべっさん」が行なわれていたようですが、明治以降は1月のみになり「天満えびす」と呼ばれているそうな。

なお、遷殿なので、どこから遷ったのだろうか??西宮神社(私のNOTE)かなと思ったが、大阪天満宮の場合は本殿から蛭子殿に遷ってこられたらしい説があるが、普段は本殿におられるがお祭りのときに来られるようだ。
横に「神明社」です。アマテラスとトヨウケなので伊勢神宮(私のNOTE)の内宮・外宮となりますね。



→大将軍社
祭神はサルタヒコにも似ている「八衢比売神(ヤチマタヒメノカミ)」という厄除けの神様。前述の通り、菅原道真が大宰府に向かう前に参拝したところ。天満宮よりも古く創建されている。
つまり、大将軍社があった場所に、大阪天満宮が創建されたことになる。ちなみに京都・北野天満宮(私のNOTE)も、境内にある地主神社の後に鎮座している。表参道を真っすぐ行くと北野天満宮本殿ではなく、地主神社に着くのは昔からの名残なのだろう。
現在では、摂社として祀られているが、元日の歳旦祭の前に、大将軍社にて「拂暁祭(ふつぎょうさい)」を行い、神事の中で「租(借地料)」を納める習わしがある。






→15.十二社
大阪天満宮の本殿裏にある。



祀られているのは、右から、吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊予親王、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣満霊、橘逸勢霊、文太夫霊となっている。政争によって非業の死を遂げた方々の怒りを鎮めるための社なのでしょうか。祟りを恐れ、社殿近くには行けないようになっているのかな??
→八坂神社
ほお~ここと次の境内社は京都から勧請したような説明になっている。


私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n8aca913b4711)
→妻社
次に記載する「白米社」左に鎮座。出雲大社(私のNOTE)に行くと菅原道真の祖が祀られている。なので、ここにオオクニヌシが祀られていることは違和感はない。



→10.白米社/稲荷奥宮/狐の爪研ぎ石
「はくまい」と読むと思いきや「しらよね」のよう。拝殿・本殿は覆屋に入っており、奥の建物内部には「狐・天狗の爪研ぎ石」という不思議な石が納められている。

回廊部分の北西隅に「狐の爪研ぎ石」がある。『「狐の爪研ぎ石」は高さ約1m、幅50cmの石』というもの。その石を科学的にみると、「大阪の玉造において出土した玉造石、勾玉、管玉を研いだものといわれる」とか。



稲荷奥宮は伏見稲荷大社(私のNOTE)より勧請したようだ(で良いのかな?)。


白米社を時計回りに回ります。やはり、お稲荷さんは、どこに行ってもお稲荷さんですね!?




写真が少ないので、Sakamoto119さんの「稲荷大神を祀る 伏見稲荷 大社の奥院と称される【白米稲荷社】。大阪市(https://www.jalan.net/travel-journal/000045364/)」を紹介します。
→住吉社
祭神は底筒之男命・中筒之男命・上筒之男命の住吉三神。由緒には「御祭神の底筒之男命 中筒之男命 上筒之男命はそれぞれ海や川の底部中程表面の支配者ということで記紀の神話によれば伊邪那岐命が亡くなられた伊邪那美命に会うため黄泉の国に行かれたときそこで受けられた穢を筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓いをされた際多くの神の生まれたその中にこの三神がある」と記されている。


→吉備社/八幡社/松尾社
住吉神社の東側には左から「吉備社」「八幡社」「松尾社」がある。

「吉備社」の祭神は吉備真備です。奈良時代に留学生として入唐し、帰国後右大臣に上った貴族です。唐から刺繍裁縫の業を持ち帰ったという故事があるそうな。


次に「八幡宮」。祭神は八幡神こと応神天皇ことホンダワケです。

最後に「松尾社」です。祭神は大山咋神です。由緒は不詳としながらも、オオヤマグイは、大津市坂本・日吉大社(私のNOTE)や京都・松尾大社(私のNOTE)に奉祀されている神と同じと記されている。

→霊符社
厄除けや延命長寿などの利益で知られる天地創造の神様・天御中主神だった。。



→星合橋/11.祖霊社
かつて、星合池・七夕池・明星池という「天満三池」があった。そのうち現存するのは「星合池」で、天満宮の創建時に「水面に霊光が映った」という逸話が残り、そこに橋と祖霊社がある。

昔は星合橋の上でお見合いが行われていたことから「愛嬌橋」とも呼ばれ、橋の上で出会った男女が結ばれるという良縁祈願の名所となったとさ。
橋から写真の「願い玉」を投げ、池にある梅形の的にのせることができれば思いが成就する神社アトラクション。願い玉は6色あり、赤は良縁・恋愛、黄は商売繁盛、白は健康・病気平癒、青は芸能・芸術・武術、緑は学徳・合格、金は万願成就となっている。「星合の池」の奥にある「うどん双樹」という茶屋に「願い玉」が売っています。
宮崎にこの神社アトラクションが多いので紹介しておきます。
宮崎・青島神社のかわらけ:https://note.com/yanma_travel/n/n5a6c2b6e2d02
京都・神護寺のかわらけ投げ:https://note.com/yanma_travel/n/n4b88b2e67289
京都・恵比須神社の銭投げ:https://note.com/yanma_travel/n/nf905e141e488
滋賀・都久夫須麻神社のかわらけ:https://note.com/yanma_travel/n/nbdee89d8ebab
滋賀・太郎坊・阿賀神社:https://note.com/yanma_travel/n/n8addbb583682









→大阪天満宮梅花殿
▼お祭り「天神祭」など
菅原道真の月命日といわれる25日に行うところが多く、大阪の「天満宮」は7月25日に開催。この日をクライマックスに大阪市が一体となって盛り上がる「天神祭」は、大阪の夏の風物詩。
天神祭
6月下旬吉日 ~7月25日の約1カ月にわたって開催される。京都の祇園祭(私の祇園祭NOTE)、東京の神田祭とともに日本三大祭の一つに数えられている大祭です。7月24日の宵宮では鉾流神事、獅子舞氏地巡行など、25日の本宮では陸渡御、船渡御といった神事が行われる。
毎年7月24日・25日には、1000年余前からつづく「天神祭」が催され、古代ゆかしい衣装を身にまとった3000人が街を練り歩く。夕闇のなか100隻を超える船団が川面を行き交ったり、そこへ約5000発の花火が打ち上げられる。テレビ大阪で毎年観るww
「渡御(とぎょ)」は、神様の御魂、またはその依代を御神輿にのせて、氏子地域を巡回する行事のこと
— 大阪天満宮 (@osakatemmangu) June 5, 2024
月首祭
また本日九時より、月首祭を斎行いたしました。毎月一日に斎行しており、どなた様でもご参列いただけます。#大阪天満宮 #月首祭 #参進 #九時斎行 pic.twitter.com/adnveiT2a8
— 大阪天満宮 (@osakatemmangu) June 1, 2024
その他
本日八時より、献湯祭を斎行いたしました。献湯祭は巫女がお湯を笹に受け四方に振り清める禊の神事です。#大阪天満宮 #献湯神事 #八時斎行 pic.twitter.com/x70E9qrIca
— 大阪天満宮 (@osakatemmangu) June 1, 2024
▼メディア情報
新年は“すべらないうどん”で縁起担ぎ。大阪天満宮近く『星合茶寮』のすべらん「天神ぎつねうどん」 – 食楽web
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記
大阪中之島美術館「醍醐寺展」!大阪天満宮!四天王寺周辺の神社仏閣【大阪ミナミシリーズ】
▼セットで行くところ
▼仏像展
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