9/28 『巌窟の王』プルーフ読了
4時50分に目が覚めたのでベッドから出て、10月のスケジュールについて考える。来月は取材旅行の予定はあるものの珍しく原稿の締切がない月で、この隙に後回しになっていたことを色々やらなくてはと、人間ドックや歯科受診の予約を入れた。
その後はローラー台で自転車を25分漕ぎながら『マーブル館殺人事件』を読み、昨日の分の日記を書いてメールの返信をする。洗濯物を干し、朝食後は続けて洗濯したタオルケットなどの寝具と布団を干した。夫は朝からウインドサーフィン(その後ライブへ)に出かけ、長女は予備校の自習室で勉強すると出ていく。
寝室とリビングを掃除機がけしたあとは、友達と初のツーリングに行く息子を玄関先で見送る。行き先は横須賀だそうで、遠出するのに息子所有のカブでは疲れるだろうと自分のVanVan200を貸したのだが、友達のバイクも偶然VanVan200で、なんだかチームのようだった。
息子たちが出発してほどなく、大きな重い段ボール箱が届く。息子がセールで半額だったから買ったと言っていた3Dプリンターだった。息子はロボットを作るサークルに所属しているのだが、大学の3Dプリンターしか使えないとなかなか作業が進まないとのことで、思い切って買ったそうだ。聞いたら半額でも結構な値段だったので、しっかり活用して元を取ってほしい。

その後、コーヒーを淹れて読書。友井羊さんの12月発売予定『巌窟の王』のプルーフをいただいたのを読み始める。大正から昭和にかけて実際に起きた冤罪事件を題材とした作品なのだが、7月に出版業界のパーティーで友井さんに会った際にこの新作の話を聞き、ぜひプルーフで読ませてほしいと頼んでいたのだ。
自分は該当の冤罪事件についてまったく知らず、事前に情報を入れずに読み始めたのだが、序盤ですでに圧倒される。とんでもなく密度が濃い。やってもいない強盗事件で逮捕されて苛烈な拷問を受けても罪を認めなかったのに裁判で有罪となり、20年以上も服役して出所するまでで、まだ全体の2割程度なのだ。
読むのにエネルギーが要るので一休みしてメルマガを書き、布団を取り込んでから次女をバイクの後ろに乗せて外出。マックで月見バーガーを食べてスーパーで買い物してくる。帰宅後は次女と一緒に共通テストの出願をして、志望校について相談したあと読書再開。『巌窟の王』を夢中で読み進めた。
夕飯は夫が豚バラと白菜ともやしの鍋を準備してくれた。食後も読み続け、22時半に読了。終盤、これは本当に実際にあったことなのかと震えるほどドラマチックで熱い展開で、不謹慎な感想かもしれないが、優れたミステリーを読んだ時のような驚きと感動を覚えた。友井さん、凄い仕事をしたなあと同期デビューながら素直に尊敬する。
自分の今後の作品について考え、23時就寝。
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