副鼻腔炎と後鼻漏──首をゆるめて、“流れ”を再起動する──何度もくり返す鼻づまり・緑の痰・頭の重さに悩むあなたへ
副鼻腔炎と後鼻漏──首をゆるめて、“通り”を取り戻す
──何度もくり返す鼻づまり・緑の痰・頭の重さに悩むあなたへ
◼️|届いたご相談
僕が主宰する「Online Program 呼吸と姿勢」メンバーから届いたメッセージです。
こんばんは。
困っている事で、もう1つ相談したいことがあります。
最近、副鼻腔炎を繰り返しています。
緑色の痰が出てきます。
頭痛や眼球の後ろが痛くなります。
後鼻漏ではないかと思うのですが、
耳鼻科に行った方が良いですか?
毎朝晩、鼻うがいはしています。
何か他に対策はありますでしょうか?
宜しくお願い致します。
副鼻腔炎や後鼻漏に悩む方の多くが、まさにこのような状態です。
鼻うがいもきちんと続けているのに、なぜか「またぶり返す」。
その背景に、
“首の詰まり”と“自律神経のこわばり”があります。
鼻だけをケアしても再発をくり返すのは、
鼻から喉へ抜ける通り道(出口部分)が整っていないからなのです。
◼️|副鼻腔炎と後鼻漏の関係

副鼻腔炎とは、
鼻の奥にある「副鼻腔」に炎症が起き、
粘液(鼻水)が外に出られずに溜まってしまう状態です。
この粘液がうまく排出できないと、
喉の奥へと落ちていき、
いわゆる「後鼻漏(こうびろう)」になります。
つまり、
副鼻腔炎と後鼻漏は“同じ通り道の渋滞”。
上の出口が詰まれば、下にも溜まる。
そして、その渋滞を引き起こすのが、
意外にも──首のキワ(後頭部と首の境目)です。
◼️|なぜ首のキワをほぐすと改善するのか

① 鼻〜喉の「リンパ排出路」を開ける
後頭部から鎖骨にかけては、
耳下腺リンパ節・頸リンパ節・鎖骨リンパ節が連なっています。
このラインがこると、炎症で出た老廃物や粘液が溜まりやすくなります。
首の筋膜をゆるめることで、リンパの通りが良くなり、
鼻や喉の出口が自然に開きやすくなります。
② 延髄(脳幹)への圧迫を減らし、自律神経を整える
後頭下筋群のすぐ奥には、
呼吸と自律神経を司る延髄があります。
ここが硬くなると、
呼吸が浅くなり、
鼻や喉の粘膜が乾いて分泌バランスが乱れます。
やさしくほぐすことで、延髄まわりの血流が良くなり、
リラックスモード(副交感神経)が働きやすくなります。
その結果、粘液の質が整い、鼻や喉の通りが軽くなります。
③ 頭蓋と顔の圧を整える
首のキワは、頭とカラダをつなぐ“圧の逃げ道”。
ここが固まると、
頭の内側に圧がこもり、
副鼻腔に空氣が出入りしにくくなります。
首をゆるめることで、
頭の中の圧がスッと抜け、
副鼻腔から喉までの空氣と粘液の通りがスムーズになります。
◼️|強く押すと逆効果になる理由

首は“命の通り道”。
強く押すと、防御反射で筋肉がかたまり、血管やリンパ管が押しつぶされてしまいます。
また、延髄が強い刺激を「危険」と感じて緊張モード(交感神経)に切り替わり、
鼻の粘膜が収縮して通りが悪くなります。
ほぐすとは、“押すこと”ではなく、“安心させること”。
呼吸と一緒に、やわらかい波を送るように行いましょう。
◼️|実践法①|後頭部と首のキワをゆるめる

🔹 後頭下筋群(うなじのくぼみ)
親指をくぼみに当て、軽く上に押し上げるように3〜5呼吸。
吐くたびに“首がゆるむ”感覚を味わう。
🔹 胸鎖乳突筋の後ろ側(耳の下〜鎖骨)
耳の下の筋肉を指でつまみ、上下にやさしくスライド。
筋膜が“ぬるっ”と動く感覚があればOK。
🔹 鎖骨の上
鎖骨の上を手のひらで撫で下ろす。
ここはリンパが最終的に集まる“出口”です。
💡ポイント:
「強さ」ではなく「呼吸のリズム」で行うこと。
3分でOK。寝る前に行うと、鼻の通りが変わります。
◼️|実践法②|鼻うがいの正しいやり方

鼻うがいはとても良い習慣です。
ただし、やり方次第で“通りやすさ”がまったく変わります。
鼻うがいの目的は、
鼻腔や副鼻腔に溜まった粘液・ほこり・炎症性の老廃物を洗い流し、通り道を清潔に保つこと。
これによって、
副鼻腔の中の空氣が動きやすくなり、後鼻漏の原因となる粘液の滞留を防ぐことができます。
また、鼻うがいの刺激で
鼻粘膜の血流も改善し、
自律神経のバランスが整いやすくなるため、鼻の通りが自然に戻りやすくなるのです。
🔹 コツと注意点
ぬるま湯(36〜37℃)+食塩(0.9%)
→ 水200mLに塩2g。冷たい水や真水は刺激が強すぎます。「あー」と声を出しながら行う
→ 液が耳や喉に入りにくくなります。終わったあと前傾姿勢で3〜4呼吸
→ 副鼻腔内に残った水が自然に抜けます。うがい後に首・うなじを軽く撫でる
→ 洗ったあとの通り道を“出口まで開ける”感覚で。
◼️|セルフケアと医療の役割分担

副鼻腔炎や後鼻漏をくり返す方の多くは、
「薬で炎症が引いた」=「治る」と思いがちです。
けれど、本当の意味での“治る”とは、
体内の炎症がなくなるので、
自然に鼻通りが良くなり、痰を感じない状態になること。
薬で炎症を鎮めても、首が固く、呼吸が浅く、
リンパの通りが悪ければ、また同じ症状が出てしまいます。
◎ 医療は「いまの痛みを止めるプロ」
強い炎症や感染のときは、医師の治療が不可欠です。
薬・抗生物質・吸入・洗浄──これらは“今ある炎症や痛み”を安全に鎮めるためのもの。
無理せず、専門家に任せることが回復の第一歩です。
◎ セルフケアは「痛みが戻らないカラダをつくるプロ」
医療が“いま”を助けるなら、セルフケアは“これから”を守る力。
首をゆるめ、呼吸を深め、鼻や喉の通りを整える。
こうした小さな積み重ねが、再発しにくい“整ったカラダ”をつくります。
◼️|“通るカラダ”を取り戻す

副鼻腔炎も後鼻漏も、「炎症」そのものより、“(鼻・喉の)通りの悪さ”が根本原因。
首をほぐす。
呼吸を深める。
鼻うがいで出口を清める。
この3つを続けることで、
「詰まる → 通る」へのスイッチが、確実に切り替わっていきます。
強く押さずに、やさしく整える。
“戦う”のではなく、“通わせる”。
それが、あなたのカラダが本来もつ回復力を引き出す最短ルートです。
◼️|食生活の見直しも“通り”を助ける

首や呼吸を整えることに加えて、日々の食べ方や選び方も、
鼻や喉の通りやすさに影響します。
とくに、
・ 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
・ 小麦製品(パン・パスタ・麺類など)
は、人によっては粘液を濃くし、
鼻や副鼻腔の出口を詰まりやすくすることがあります。
ただし──
副鼻腔炎や後鼻漏は、
感染・炎症・鼻の構造・自律神経・姿勢・食事など、複数の要素が重なって起こる症状です。
小麦や乳製品は
あくまで“引き金”のひとつであり、唯一の原因ではありません。
僕も子供の頃から、副鼻腔炎でした。その頃は蓄膿症と言っていましたが、上記の方法で、呼吸と姿勢を整える、鼻うがいをする、乳製品をできるだけ摂取しないようになって、ものすごく改善されました。
でも後鼻漏は、副鼻腔炎が良くなっても、なかなか改善されなかったのですが、食事の改善の一環で、小麦の摂取をなくしてみたら、あれだけひつこかった後鼻漏が改善されたんです。
それで、僕の友人やメンバーの方にお伝えしたところ、「控えてみたら鼻の通りが軽くなった」「痰の量が減った」と感じる方がとても多くいます。
副鼻腔炎、後鼻漏に関して、
小麦、乳製品を減らす、無くすことで、
確実に効果があるというエビデンスはありません。
けれど、困っているなら、何とかしたいと思っているなら
“試してみる価値はある”。
僕はそう思っています。
本当は、少なくとも3ヶ月間と言いたいのですが、
多分ハードル高いと思うので、まずは1ヶ月間。
小麦と乳製品を減らす、もしくは食事から無くしてみて
・鼻の通り
・痰の色や量
・鼻うがい後の感覚
を観察してみてください。
食の調整もまた、
首・呼吸・姿勢と同じく、
“炎症をくり返さないカラダ”を育てるセルフケアの一部です。
カラダの反応をよく観察しながら、
自分に合うバランスを見つけていきましょう。
◼️|鼻うがいもしているのに、また詰まる──

それは、首・呼吸・姿勢の“通り道”が固まっているサインかもしれません。
「Online Program 呼吸と姿勢」では、
呼吸と姿勢のリズムを整え、
鼻・喉・自律神経の“圧と通り”を再教育します。
首をゆるめ、呼吸を深める。
それだけで、鼻の奥まで自然と空氣が通り、炎症がくり返しにくいカラダへ。
薬で炎症を抑えるだけでなく、
“詰まりにくいカラダ”を自分で育てる。
それが、「呼吸と姿勢」で整える本当の意味です。
あなたのカラダの“通る力”を、いっしょに取り戻しましょう。
👉 詳しくはこちらから
Online Program 呼吸と姿勢|SHP式セルフケア実践プログラム
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
「鼻の奥まで、ふっと通った」──
そんな感覚があれば、それはカラダが“整い始めたサイン”です。
うなじをゆるめ、呼吸を深く。
そして、鼻うがいで出口を整える。
たったそれだけで、
頭の重さや鼻の詰まりが少し軽くなるはずです。
その小さな変化こそ、
あなたのカラダが“自分で治る力”を取り戻し始めた証。
💡 コメント欄に「やってみた感覚」や「通りが変わった瞬間」を書き残してみてください。
あなたの体験が、誰かの“呼吸が通るきっかけ”になります。
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毎日のリズムの中で、“整える習慣”をいっしょに育てていきましょう。
あなたの今日が、少しでも元氣になりますように!
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最後まで読んで頂き、有難うございます。チップは必要ありません。これからもあなたがSHP(超健康体)になるための記事を全力で執筆しますので、実践”して超元氣になって下さい!良い記事には「スキ」や「シェア」をお願いします^^