私の練習場所 ┃ エッセイ ┃音楽 ┃シンガーソングライター
こちらの企画に参加します。

コニシさんから、
歌を歌うには、どんな部屋が望ましいですか?
そして、「窓全開にして、何軒先まで歌声が届き響いたか、
報告してください」とリポストいただきました。笑

#なんのはなしです家
令和のこの時代、歌を歌うって、ちゃんとした場所でないと
タダの騒音になる。
カラオケなどに行くのがいいかもしれないけど、
私にはその余裕もなく、
日常に組み込ませるしかないのが現状。
少し寂しい時代になってしまったな、
と感じる部分もある。
小さい頃は自分の部屋で、安室ちゃんの歌を
死ぬほどでかい声で歌ってた。
もう、届けるとかじゃない。
解き放つレベル感。
京都は長屋も多く、
お隣さんとの距離が近い。
今思えば何軒先まで声を届けていたんだろうか。
しかもそれだけじゃなくて、
エレクトーンやピアノも、
死ぬほどでかい音で弾かせてもらってた。
#なんて良い環境だったんだろう 。
そして、なんていい時代だったんだろう。
今思うと、ご近所様大丈夫だったのかと心配になる。
でもあの頃って、
“迷惑かけないように”よりも、“やりたいからやる”
が先にあった気がする。
朝も夜も関係なく、
やりたい時にやりたいだけやってた。
窓が閉まってようが、開いてようが、関係なくて、
ただただ、
自分の中にある音を外に放っていた。
それが、ずっと時間が経って、
2020年頃、コロナの時代がやってきて、
歌なんて程遠いところにいた。
飛沫飛沫。
でも、いろんな出会いがあって、
2024年頃、ちゃんと、「歌を始める」っていうタイミングがきた。
でもその頃って、コロナが終息しつつはあったけど、飛沫だなんだで、
ほぼマスク生活だった。
でもだからこそ、私は、マスクの中が自由だった。
常に独り言でブツブツ言ってる状態ではあって。
守られてるのか、遮られてるのか、
よくわからないまま、笑
息しにくいし、こもるし、なんなら自分の声すらちょっと遠く感じるのに、それでも、こっそりマスクの中で歌っていたのだ。
今思うと、不思議な光景だったな、あの時間。
他の人から見たら、なかなかの可笑しさだったと思う。
窓全開どころか、布一枚で自分の声を遮断しながら、
それでも、外に出そうとしてた。
そして、ついにマスク生活がなくなったとき、
確実に変な奴になってたかもしれない。
そんな中でも、唯一、
ちゃんと声を出せた場所があった。
それは、車。
#沖縄が車生活で良かったと思わされる 。
ドアを閉めたら、小さな防音室になる。
誰にも聴こえない、
でも、ちゃんと自分には返ってくる場所。
会社員だった私は
職場近くの駐車場に停めてからは
私のワンマンショーが始まっていた。
そんなことを繰り返しながら、
私は今も、時々車で歌ってる。
そして最近は、
いっくらデカイ声で歌っても、
迷惑にならないところを常に探しているかもしれない。
それは、日常にあった。
ゲームセンターだ。
ゲームセンターの騒音で自分の声すら危ういんだけど、
録音はクリアに録れるから。
子どもとゲーセンに行くタイミングで、
ふと、音楽が降ってくることがある。
その場で、鼻歌を録音したり、普通に、
高音域の練習をしてたりする。
意外と誰にも気づかれない事を知ってからは
割と堂々と歌っている。
たぶん周りから見たら、ちょっとどころではなく、
変な人だと思う。
でもやめられない・・。
冒頭のどんな部屋がいいかという
問いには答えられてないかもしれないけど、
たぶん、私の場合は部屋とかじゃないのかもしれない。
声を出せる場所がそこにあるなら。
その場所が私の歌う場所。

本日も素敵な一日を!
私もあなたも最強の運と笑顔で。
日々是好日。
