育児×独学×行政書士試験。何度も修正した勉強計画の立て直し方
私は、育児をしながら独学で行政書士試験の勉強をしていたため、思うように勉強時間が取れず、焦る日も多くありました。
子どもの手術や付き添い入院など、予定どおりに勉強できない期間が何度もあり、そのたびに計画を見直す必要がありました。
計画どおりにいかないことに罪悪感を感じた時期もありましたが、何度も立て直すうちに、「修正すること=失敗ではない」と考えられるようになりました。
この記事では、同じように計画どおり進まず悩んでいる人に向けて、実際に計画を立て直した方法と考え方をまとめます。
最初に立てた勉強計画
私は2024年8月から勉強を始めました。2025年11月の行政書士試験を目指して、勉強計画を立てていました。
試験日から逆算して、「2024年内に全範囲を一周する」という大まかな計画を立てました。その後は問題演習に入り、肢別問題集や過去問を回していく予定でした。
当時は、子どもが寝た後の夜や、昼寝中の時間を使えば勉強時間は確保できると思っていました。「このペースなら間に合う」と考えていました。
ところが、実際に始めてみると、想定していた勉強時間はほとんど取れませんでした。
子どもが体調を崩して夜中に何度も起きる日、イレギュラーなことが重なって勉強どころではない日。そして、子どもの手術や付き添い入院があると、数週間単位で計画がストップすることもありました。
結局、全範囲を一周し終えたのは2025年1月。予定より1か月遅れました。
その後、肢別問題集を始めたものの、復習のしづらさから1周したところでやめて、合格道場をメインに解き始めました。計画どおりには全く進みませんでした。
どの時期にどんな勉強をしていたのか、実際の勉強スケジュールは「育児×独学×行政書士試験。子どもの付き添い入院と並行した勉強スケジュール」にまとめています。
計画が崩れたときに、考え方を変えた
計画どおりに進まなくなったとき、最初は焦りと罪悪感でいっぱいでした。
「また今日も勉強できなかった」「このままでは間に合わない」と、自分を責める日が続きました。
しかし、付き添い入院中に気づいたことがあります。
それは、「今は勉強できないのが当たり前の状況だ」ということ。
子どもの看病をしながら、予定どおり勉強を進めることなんて、そもそも無理な話でした。できないのは、私の努力が足りないからではなく、状況がそうさせているだけでした。
そう考えたら、少し楽になりました。
そこで、計画の立て直し方そのものを見直すことにしました。
できなかった期間を、そのまま認める。
「この期間は勉強できなかった」と、まず事実として受け入れることにしました。
遅れを一気に取り戻そうとしない。
「1週間休んだから、明日から倍勉強しよう」と思っても、現実的に無理。無理な計画を立てると、またできなくて落ち込むだけでした。
「修正すること=失敗」ではない。
計画を立て直すたびに「また失敗した」と思っていましたが、そうではなく「現実に合わせて調整している」だけだと考えるようにしました。
この考え方が、その後の計画の立て直しの土台になりました。計画との向き合い方が少しずつ楽になっていったのです。
勉強計画の立て直し方① 全体を細かく作り直さない
計画が崩れたとき、最初は「一から計画を立て直さないと!」と思っていました。
しかし、私の場合、全体を細かく作り直すのは大変時間がかかります。
それに、せっかく作り直しても、またすぐ崩れる可能性がありました。
そこで私は、計画を白紙に戻さないことにしました。
具体的には、ズレた分だけ後ろにずらすという方法です。
たとえば、「2024年12月いっぱいで範囲を一周する予定だったけど、12月中旬の時点で終わらなそうなことがわかった」という場合。
全体の計画を作り直すのではなく、「範囲を一周するのは、2025年1月までに延長する」と期限だけをずらしました。
こうすることで、計画を立て直す時間を最小限に抑えられました。そして、「また一から作り直した」という精神的な負担も減りました。
そもそも、私は最初に勉強計画を立てたときは、使用するテキストと問題集、勉強する順番のみを決めて、期間については大まかにしか決めていませんでした。
結果的に、大まかな計画だったことで、あとから修正しやすくなりました。
完璧な再計画を作ろうとするのではなく、今ある計画をどう調整するかという視点に変えたことで、立て直しのハードルが下がりました。
大まかな全体像はそのまま残して、細かい部分だけを柔軟に動かす。
この方法が、私には合っていました。
勉強計画の立て直し方② ゆるめの最低ラインを決める
計画を立て直すとき、もう一つ意識したことがあります。
それは、「これだけできればOK」という、ゆるい最低ラインを決めることでした。
私は最初から、「1日〇時間勉強する」という時間ベースの計画は無理だと思っていました。育児をしながらだと、まとまった時間を確保できる保証がなかったからです。
そのため、内容ベースで計画を立てていました。「テキストを1節読む」「毎日問題集を30問解く」というように。
しかし、それすらもあまり守れませんでした。
子どもが体調を崩したり、イレギュラーなことが立て込んだりすると、テキストを開くことすらできない日もありました。
そこで、最低ラインをさらに下げることにしました。
たとえば、
スマホで合格道場の練習問題を5問解く
昨日解いた問題の解説をもう一度見る
というレベルです。
問題集が全然進められない日でも、スキマ時間でスマホの合格道場を開いて、練習問題を数問解くことはできました。それだけでも、理解を深めることはできました。
大事だったのは、その最低ラインすら守れない日があっても、気にしないことでした。
「今日は何もできなかった」という日があっても、「明日また少しでもやればいい」と割り切るようにしました。
完璧を目指すのではなく、続けることを優先する。
ゆるい最低ラインを決めたことで、「勉強できなかった」という罪悪感が減り、結果的に続けやすくなりました。
勉強計画の立て直し方③ 状況別にやることを分ける
計画を立て直していく中で、もう一つ工夫したことがあります。
それは、状況別にやることを分けることでした。
育児をしながらの勉強は、毎日同じように時間が取れるわけではありません。余裕のある日もあれば、全く時間が取れない日もあります。
そこで、状況に応じて勉強内容を変えることにしました。
普通の日にやること
子どもが昼寝中や夜寝た後に、ある程度まとまった時間が取れる普通の日。
机に向かって問題集を進めることを優先しました。
余裕のない日にやること
子どもがぐずったり、イレギュラーなことが立て込んだりして、勉強時間がほとんど取れない日。こういう日は、無理に新しいことをやらず、スマホで合格道場の練習問題を数問解くだけにしました。
付き添い入院中にやること
入院中は、子どもの様子を見ながらの勉強だったので、集中力が必要な新しい内容には手をつけませんでした。スマホやタブレットで合格道場の問題を解いたり、テキストの「記述対策」と書かれた文章を書き写して覚えたりしていました。
「今日はどの状況か」を判断して、やることを変えることで、無理なく続けられるようになりました。
毎日同じペースで進めようとするのではなく、状況に合わせて柔軟に変える。
この考え方が、計画を立て直すうえで大きな助けになりました。
おわりに
育児をしながら独学で行政書士試験を目指す場合、計画どおりに進まないことの方が多いでしょう。
私も何度も計画を立て直してきましたが、その中で気づいたことがあります。
勉強計画は守るものではなく、支えるための道具だということです。
計画どおりにいかないとき、「また失敗した」と自分を責める必要はありません。状況が変われば、計画も変わって当たり前です。
大切なのは、完璧な計画を立てることではなく、今の自分に合った形に調整し続けることでした。
育児や看病と並行しながらの勉強は、想定外の連続です。
しかし、少しずつでも積み重ねたものは、確実に残ります。
勉強計画は、何度修正しても大丈夫。
柔軟に立て直しながら、自分のペースで進んでいけば良いのだと思っています。
同じように、予定どおり進まず悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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