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#36 願書を紐解く[実践編] 稲花小学校'22(小学校受験)

 「東京農大稲花小学校(以下:稲花小学校)の事前面接質問票の設問、ボリュームが変わった!」というツイートを拝見して、HPから質問票をダウンロードしてみました(昨年度とは設問は変わったようですがボリュームは同じようです)。
 いずれにしても、冷静に紐解けば、質問表(願書)に変更があっても、これまでご家庭で用意してきたネタで十分対応できるはずです。

 厳しい言い方で恐縮ですが、「設問を変えて来た!」と困惑するようであれば、全方位から質問の来る面接で十分な回答はできなかったでしょう。
 「そう来たか。だったらこっちのネタを使おうか。」くらいに対応したいところです。
 テーマやボリュームが変わって書き直しを迫られるいうことは、内容の見直しにもなるし、複数の切り口に対しての面接の準備ができたとも言えます。設問変更はポジティブなのです。

 せっかくの機会なので、「#16 願書を紐解く」「#21 面接を紐解く」の実践編として、本noteにて当質問票を紐解いてみました。
 両noteと合わせて、ご参考になれば幸いです。


■はじめに

 設問が多い願書は、青山学院初等部や東京女学館小学校なども有名です。あちらが各設問が同等の枠である「並列型」なのに対して、稲花小学校の質問票は、小問が続いて最後に大問で締め括られるという「展開型」と言えます。
 当然ながら、小問同士、小問から大問の一貫性は重要です。理想は小問に書いたネタが、大問にて集結してさらに深堀りされるストーリーです。
 ブレない一つのご家庭の姿を伝えましょう。

 もう一つ最初にお伝えしたいのは、「設問に惑わされない」ということです。「#21 面接を紐解く」の冒頭にも書きましたが、学校が聞いているのは、「家庭の身元確認」「志望動機」「教育方針」の三つです。
 面接でも同様のことが起きますが、その三つのうちのどれを聞かれているのかを、冷静に判断することが求められます。

 全体の構成から紐解くと、(2)と(3)が教育方針、(4)はモンペチェック、(5)は身元確認、(6)は(7)への伏線となり、(7)にて一般の願書の自由記述欄と同等の内容を仕上げる構成となるでしょう。
 したがって、(2)(3)(6)が(7)へと連動することは言うまでもありません。場合によっては、大問(7)を作成してから、その補足となるように小問の内容を決める方がまとまるかもしれません。注意すべきは、それぞれの項目ごとに睨めっこして仕上げるやり方です。一貫性が崩れる可能性が高いです。
 ご家庭らしいやり方で組み立てて頂ければと思います。

■質問票を紐解く

 それでは、各設問の意図を狼侍式に紐解いて参ります。ただし、「願書を紐解く」と同じく、各ご家庭ならではの回答を仕上げる使い方のためのものです。
 また、それぞれにサンプル文章をお付けしておりますが、あくまで分析をご理解頂くためのものであり、「合格願書」や「これを書くべき」と言った内容ではありません。
 それぞれ、各noteの例文からアレンジした架空の設定のものです。浅い内容であることはご容赦下さい。

 言うまでもないですが、あくまで狼侍式の解釈です。別の解釈、構成はあるでしょうし、当然ながら書き方に正解はありません。ご家庭のお考えが的確に伝わることが最優先です。
 また、あまり言いたくはありませんが、「○○小学校の願書の書き方」の類は、何でもない例文が書かれただけのものがほとんどです。願書の作成に近道はありません。くれぐれも誘惑にお負けにならぬよう…。

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