公園で急ぎ足のハヤブサに出会った話・後編
こんにちは、シロチです。
急ぎ足のハヤブサに出会った話、前回の続きです。
先日投稿した前編に、noter 鷹司さん(鷹のことや鷹匠に関する貴重な記事を書いておられます)からコメントいただき、メスであること、そして蝋膜、鼻の黄色い部分に傷があることを教わりました。
何かに接触、バードストライクでしょうか。
3年前から何度か写真を見返すこともあったのですが、蝋膜の傷にまったく気付いておらず、とても驚きました。

気付いてなかった~!!(写真は前回の記事より)
「そこまで重症ではないようですが」とのことですが、猛禽には猛禽の、生きていくための様々な苦労があるのだと改めて気付きました。
いろいろと事情がありそうなハヤブサに後ろ髪を引かれつつ、人目につかない事が回復に繋がるだろうと思い、広場の隣の梅林に移動しました。
広場の隣の梅林


でも、梅林を歩いても気持ちが落ち着かない。

そうなんだ、気になるんだよ。
再びハヤブサのもとへ
30分ほどして、もういいかなと様子を見に戻ると、木陰にハヤブサの姿がありません。
飛んでいったのかと、あの澄んだ瞳を思い出して少し寂しく思いながら周りを見ると、少し先に、歩くハヤブサがいました。

願いからバイアスがかかっているのかも知れませんが、少し雰囲気が変わり、自分を取り戻した表情にも見えました。
そのうち、陽の当たる場所に移動しました。



切株に上がりました。



静かに上空に視線を移すハヤブサは、
まもなく飛んでいけそうです。

もう大丈夫かな
急ぎの用があったため、私が知っているのは、ここまでです。
こちらを静かに見つめるハヤブサは、人の思いが分かるような表情でした。その表情を見ていると、いまにも鷹匠さんが現れて「探したんだぞー!」なんて抱き合う場面が浮かんで仕方なかったのですが、公園の関係の方がその後を見守って下さり、無事飛び立ったという話をあとで聞きました。
短い時間でしたが、ハヤブサと思いが通じあえた気がした、忘れられない日となりました。
また、堂々とした姿に猛禽の魅力を感じ、シギチ(シギ・チドリの仲間)と同じように猛禽が好きになるきっかけともなりました。
予想通りの出会いも楽しいけれど、どんな出会いがあるのかわからない鳥見は、とっても面白い。
そして、当たり前のことだけど、野鳥は大抵のことは自分でなんとかする力を持っている。
最後まで見届けられなかったことが悔やまれますが、野生のハヤブサの平均寿命は13年だそうです。あのときのハヤブサがいくつだったのかわかりませんが、どこかで、鼻に傷のあるハヤブサに出会えるかも、と思うと、これからのハヤブサとの出会いがますます楽しみになりました。
Amazon photos 「この日の思い出」
久しぶりにいろいろと思い返すことができました。

Note
投稿したことで、いろいろな気付きや過去の出来事の振り返りができました。
最後までお読みいただき、いつもありがとうございます^_^
