公園で急ぎ足のハヤブサに出会った話・前編
こんにちは、シロチです。
Amazon photos に写真を保存していると、開くと「◯月◯日・思い出」と、過去3年間の「その日」の写真が出てきて、そういえば…といつも懐かしく見返します。
鳥見をしていると、時には思いもよらないことがあるもので、そういえば3年前のあの日、こんな出会いがありました。
その日、公園の入口で、いつものように双眼鏡とカメラを身に付けて歩き始めたとき、
猛禽が、急ぎ足で横切った。

初めて見る光景に目を疑い、
こんな着ぐるみがあるのかと、瞬きして見直した。

もちろん背中にジッパーはない
生きて、歩く、ハヤブサだった。
ジョン・テニエル挿絵のウサギを彷彿させるハヤブサの後ろを、そっとつけて行きました。
歩く様子に不自然さはなく、
ケガはなさそう、
足環はついていません。
いったい何があったんだろう。
ハヤブサは低い木のある広場で立ち止まりました。
こちらをじっと見つめる目は澄んでいて、引き込まれるようです。
困っている顔にも見えました。

こちらをじーっと見つめるハヤブサ
時間が止まったみたいだった
事情がありそうなハヤブサを見守りながら、鳥見の師匠と、地域の鳥獣保護相談の担当の方に状況を伝えると、「公園なら木陰にそっと追い込んで離れて様子をみて。距離を保って爪には気をつけて。」と教えてもらいました。

近くに人はいないけど、不用意に近付いたら危険⚠️
日本野鳥の会のサイト内「ケガした鳥をみつけた」には、各地域の野生鳥獣担当機関の連絡リストも載っていました。
軽い脳しんとうや一時的なショックの場合、温めてじっとさせるだけでも数時間で回復することも多いので、何度も箱をのぞいたり周囲で騒いだりしないようにしてください。

一時的なショックを受けたのでしょうか
近くで同じようにハヤブサを見守る人がいることに気付き、声を掛けさせてもらうと、公園の関係の方でした。
その方の話によると、ハヤブサは駐車場で動かずじっとしていたので、車が来て危ないからと追い払われたそうです。
もしかすると、狩りの急降下(最速は時速300kmを超えるそうです)をかわされて、ダメージを受けているのかも知れません。

こちらをじっと見つめて動かないハヤブサ
誰かが来るのを待ってるのかも?
気になるけど、きっとさっさと離れたほうがいい

二人で木陰の近くまでそっと追い込んで、離れました。
幸い人気(ひとけ)のない静かな場所なので、人が間違えて近付くこともなく、ハヤブサは心と体を自分のペースで整えられそうです。
後編に続きます。
