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会社員時代には見えなかった、平日昼の景色

こんにちは、りゅうです。

会社員時代、平日の昼といえば、デスクでコンビニおにぎりをかき込み、急いで次の仕事へ。
街を歩く人を横目に、「平日にゆっくりランチなんて、いつかしてみたいな」と心のどこかで思っていました。

そして今、フリーランスになって半年。あの時の「いつか」が、毎日の選択肢のひとつになりました。


平日の街は、まるで別世界

平日の昼間に外へ出ると、まず空気が違います。
人の流れはゆるやかで、カフェは静か。スーパーではレジが空いていて、店員さんとも世間話ができる。

会社員時代、ランチタイムの人混みが当たり前だった私には、この静けさが新鮮でたまりません。

ある日の昼。お気に入りの近くのカフェで熱々のドリップコーヒーを飲みながら原稿を書く。

窓の外では、おばあちゃんが犬を散歩し、自転車でのんびり走る人が行き交う。

「ああ、平日の昼って、こんなにも穏やかな時間が流れているんだ」と、しみじみ感じました。
沖縄旅行をした時に感じた、あの沖縄タイムに似ている。


病気が働き方を変えた

実は、この「平日の昼を自由に過ごせる生活」は、単に望んで選んだわけではありません。

ちょうど1年前、私は脊髄腫瘍の摘出手術を受けました。手術は成功しましたが、胸や背中に強い神経痛、下半身に痺れや麻痺が残りました。

外から見れば普通に動けても、痛みは突然やってきます。

術後、会社員として戻ることも考えましたが、痛みは突然やってきて、いつ収まるかも分からない。

処方されている薬は数種類ほどあり、眠気・ふらつき・めまい、吐き気などの副作用が出る時もある。

友人たちがそれぞれ会社員として頑張る中で、自分は何もできない日々に葛藤していました。

あのとき“自分だけが違う世界に取り残されたような感覚”は、今も忘れることはありません。

こうした日々を経て、「体調に合わせて働く」必要性を痛感し、在宅中心のフリーランスに転身しました。

それが、今の平日昼の自由な時間へとつながっています。


昼を自分で決められる自由

会社員時代は、体調や気分に関係なく12時〜13時が昼休み。そこに自分を合わせるしかありませんでした。

でも今は、「お腹がすいたら昼ごはん」「混まない時間に外出」という選択ができる。

実は効率化も考えています。入店に並び、注文が届くまで待つ。そういった時間を極力減らすよう心がけています。

この小さな自由が、心をふっと軽くしてくれるのです。

たとえば、痛みが強い日は午前中を休みにして、昼前からゆっくり動き出す。

逆に調子が良い日は、午前中に集中して仕事を終え、昼はちょっと遠くの初めてのお店でランチ。

この柔軟さは、病気のある私にとって、ただの贅沢ではなく“生活を守るための戦略”です。


家族との時間

一番の変化は、家族との時間が増えたこと。
妻は学生、息子は保育園児。
妻の平日休みに合わせて、息子の登園をお休みにして旅行に行くこともあります。

混雑の少ない観光地でのんびり過ごす時間は、家族にとっても私にとっても、何よりのごほうびです。

もし会社員のままだったら、この時間を手に入れることはできなかったでしょう。

「人の少ない時間に、大切な人と過ごせる」──これは病気を経た今だからこそ、深く実感できる贅沢です。


自由の裏にある落とし穴

もちろん、平日の昼を自由に過ごすことには落とし穴もあります。

遊びすぎれば土日に仕事を回す必要が出ますが、子どもがいるとそれが難しい。

また、周りが働いている時間に自分だけゆっくりしていると、「ちゃんとやらなきゃ」という焦りも顔を出します。

10年ほど前、退職中に平日昼間の街を歩いていて職務質問を受けたこともありました(スリの犯人と年齢、体格が似ていたらしいです)。
私は犯人ではないですよ(笑)

そのとき、「自分が自由でも、世間の目は違うこともある」と痛感しました。

今は、昼の時間を「体を整えるための投資」と捉えています。
ランニング、本を読む、美味しいものを食べる──これらは、午後や翌日の生産性を上げるための必要なことです。


平日の昼は、自分を取り戻す時間

フリーランスになって一番驚いたのは、「平日の昼が特別な時間になる」ということ。

街の静けさ、人の少なさ、その中で自分のペースで動ける自由は、想像以上に心を満たしてくれます。

もちろん、収入やスケジュール管理などの課題はあります。

でも、かつて痛みで机に伏していた自分からすれば、この穏やかな時間を味わえることは、奇跡のように思えます。

もし今、働き方や体調で悩んでいるなら、一度“昼の時間”を見直してみてください。

外に出てみるだけで、気持ちが変わる瞬間があります。
それが、これからの生き方を選び直すきっかけになるかもしれません。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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