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🎧 ジャズのピアノトリオ名盤【#263】ビル・チャーラップ・トリオ「Street of Dreams」を聴いてみた

とにかくジャズのピアノトリオを紹介したい男、です。 こんにちは。ジャズの専門家でも上級者でもないけれど、とにかく「ピアノトリオが好き!」という気持ちだけで書き始めたシリーズです。僕と一緒に「JAZZピアノトリオの名盤」を少しずつ学んでいきましょう。

今回は、グレート・アメリカン・ソングブック(アメリカの古き良きスタンダード曲)の解釈において現代最高峰の評価を得ている名ピアニスト、**ビル・チャーラップ(Bill Charlap)**をご紹介します。本作は2021年、彼が長年率いる鉄壁のレギュラー・トリオで名門ブルーノート・レーベルに吹き込んだ、優美で洗練された純粋ピアノトリオの傑作『Street of Dreams』です。


🎹 今回のアルバム

Bill Charlap Trio – Street of Dreams (2021)

ビル・チャーラップ(ピアノ)、ピーター・ワシントン(ベース)、ケニー・ワシントン(ドラムス)による録音作品です。 1997年の結成以来、20年以上にわたって一度もメンバーチェンジすることなく活動を続ける、現代ジャズ界屈指のレギュラー・トリオ。デイヴ・ブルーベックの「The Duke」やケニー・バレルの「Your Host」といったジャズ・オリジナルから、優雅なタイトル曲「Street of Dreams」まで、息の合った極上のアンサンブルで名曲の数々を美しく描き出しています。


👂 聴きどころ

  • 完璧にコントロールされた「優美なタッチ」:ビル・チャーラップのピアノは、一音一音が磨き抜かれた宝石のように美しく、メロディへの深い愛情に満ちています。過剰な感情表現に走ることなく、楽曲本来の良さを最大限に引き出す洗練されたハーモニーのセンスは、まさに「スタンダードの名手」と呼ぶにふさわしいものです。

  • ピーター・ワシントンの「温かく強靭なベース」:前回(第262回)にも登場したピーター・ワシントン。長年連れ添うチャーラップのピアノの呼吸を完璧に読み取り、豊かで温かみのある太いベースラインでトリオを底からしっかりと支えています。

  • ケニー・ワシントンの「職人技のスイング」:こちらも前回に引き続いての登場となるケニー・ワシントン。血縁関係はないものの「Wワシントン」としてお馴染みの鉄壁のリズム隊です。彼の軽快でキレのあるシンバル・レガートと、繊細なブラッシュワークが、演奏に極上のスイング感をもたらしています。


✍️ 一言コメント

20年以上の歳月を共に過ごしてきた3人だからこそ到達できる、阿吽の呼吸とリラックスした空気感がたまらない一枚です。決して派手さや前衛的な難しさはありませんが、だからこそ何度聴いても飽きがこず、日常に上質な彩りを添えてくれます。大人の休日のBGMとして、これ以上なく贅沢な時間を提供してくれる素晴らしいピアノトリオです。


いかがでしたか? これで「JAZZピアノトリオの名盤」シリーズも263回目となりました。今後も、さらに素晴らしい作品をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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