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外交問題になりかけたあの日

みなさま、こんにちは。
ただの元幼稚舎生です。


全く気がつきませんでしたが、どうやら世間では2月というものに突入したらしいですね。


もう新年から1ヶ月が経ったということですか?!なかなかに受け入れ難い事実です。


実は私のこのnote、新年に際して何か新しいことを始めたいと思い始めたものです。
3日坊主を覚悟していましたが、1ヶ月近く経った今もこうして書き続けられていることに深く感動しております。


なるべく時間を見つけ、みなさまにお楽しみいただけるような記事をお届けしていくつもりですので、これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


前回は慶應義塾湘南藤沢中等部について解説させていただきました。

やはりSFCのシンボルはその臭いです。
鴨池よりも臭いです。


慣れはしますが、やはりファーストタッチの香りはいつになっても慣れないものです。


気になってしまった方はぜひ湘南台駅へ。
ツインライナーがみなさまをお待ちしております。


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000109612.html


こちらがツインライナーです。
二つのバスが合体したバスです。


免許を取得した今見ると、このバスを運転する方のテクニックに、凄まじい尊敬を覚えます。
このバスでよく右左折できますよね。


前回の記事はこちらから↓↓


さて、本題に移りましょう。


今回は外交問題になりかけた日についてお話ししていこうと思います。
最後までお付き合いのほど何卒よろしくお願いいたします。


これは、私が中学生の時の話です。


私の進学した中学校はバレーボールが盛んな中学校でした。


慶應義塾中等部のことです。


慶應義塾中等部は港区は三田の都会の都会に位置しているため、他の学校に比べて比較的コンパクトな造りになっています。

 
そんな中等部で育ち盛りのキッズたちは、有り余った体力をバレーボールで解消します。


そのバレーボールは中学校の中庭という、それはそれは狭いところで行われるのです。
通称「中庭バレー」です。


ひねりもないネーミングです。


この中庭バレーでは通常のバレーボールと異なり、得点という概念はありません。
そこにあるのは、どれだけ高くあげられるかのみです。
高く上げられれば上げられるほど強い世界線です。そのため、空中戦を広げ始めます。


ときには高く上げすぎたボールがうっかりと屋上に乗ってしまうことがあります。


もしくは、うっかりと道路に出してしまうこともあります。


このような粗相をやってしまうと、ボールは没収されてしまい、全男子からの顰蹙を買います。

男子はできるだけ粗相をせずにどこまで本気を出すか、ガチで悩み始めます。


この粗相は実はまだまだ可愛いものです。


世の中には絶対にやってはならないことがあります。



他所様に迷惑をかけることです。



他国様と書くべきでしょうか。

慶應義塾中等部の隣にハンガリー大使館があります。
ハンガリー大使館にボールを入れる、これこそが一番やってはいけない粗相です。


正直、怒られる怖さより、「学校の外」に触れてしまった感じの方が怖かったのです。


ハンガリー大使館にミサイルの如く、中等部生はボールを幾度となくぶち込んでいました。


そして、入れてしまった生徒は教科書よりも厚い反省文を書くことになります。
そこまで厚く書ける反省文には涙が止まりません。
何をそこまで反省しているのか途中で忘れてしまいそうです。


私が人生で一番怒られているのを目撃した瞬間は、中庭で禁止されているサッカーをした挙句、ハンガリー大使館にボールをぶち込んだ生徒でした。


あまりの音圧に涙すら吹き飛びそうでした。
怒られているこっちが一番怖いのです。


この飛んでくるバレーボールに防衛レーダーが反応し、ハンガリーと戦争が起きたらどうしましょうか。
億千万の御霊へ責任を取ることができるでしょうか。

...流石に考えすぎですかね...?


ハンガリーとの貿易を打ち切られたらどうしますか?



ルービックキューブが輸入できなくなります。


みなさま、ルービックキューブのない世界を生きていく自信はおありでしょうか?
私はあります。



ある日のことです。


授業を行っていると、窓の外に大量のボールを抱えて正門をくぐる西欧人がいました。

コレは宣戦布告か!?


私は身構えたことを覚えています。


すると、授業をしている私の教室に
ハンガリーからの刺客が襲い掛かったのです。


手にはナイフかと思いきや、ルービックキューブがありました。


治外法権と聞くと怖いとおもいます。
もし、現地に「ボールをぶち込まれたらやり返していい」という法律があったらもう慶應義塾中等部は存在していないことでしょう。


しかし、現時点で慶應義塾中等部は存在するのです。


きっとルービックキューブが旅立って行ったボールと、ハンガリー、そして私たちを繋いでいるのです。


校庭の外には、冗談が通じない世界があると思っていました。
しかし、実際には、想像よりずっと大人な世界があったのでした。


今回はここまでです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いいたしましょう。

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