【北アルプス裏銀座】野口五郎岳〜南真砂岳|49km周回・百高山と絶景を繋ぐ1泊2日縦走
静かな稜線を歩く時間が好きです。
今回歩いたのは、北アルプスの裏銀座。
七倉からブナ立尾根を登り、烏帽子岳、野口五郎岳、南真砂岳を繋いで湯俣へ下る周回ルートです。
台風の影響で2泊3日から1泊2日に変更。
その中で選んだルートでしたが、結果的に「濃縮された最高の縦走」になりました。
はじめに
裏銀座は、北アルプスの中でも比較的静かで、
長く美しい稜線歩きが続くエリアです。
今回のルートは
・野口五郎岳の展望
・百高山の南真砂岳
・湯俣へのロング下山
を一度に繋ぐ周回コース。
この記事では
・裏銀座ルートの雰囲気
・1泊2日での組み方
・注意点と判断ポイント
をまとめています。
ロング縦走に挑戦したい方の参考になれば嬉しいです。
山行概要
山名:野口五郎岳・南真砂岳・烏帽子岳
山域:北アルプス(裏銀座)
日付:2024年8月10日〜11日
天候:晴れ(ガスあり→回復)
コース:
1日目
七倉 → ブナ立尾根 → 烏帽子小屋 → 烏帽子岳 → 南沢岳 → テント泊
2日目
烏帽子小屋 → 三ツ岳 → 野口五郎岳 → 真砂岳 → 南真砂岳 → 湯俣 → 七倉
距離:49.0km
累積標高:3735m
行動時間:約20時間
体力度:★★★★★(ロング縦走経験者向け)
コース全体図

七倉から裏銀座に入り、湯俣へ下る周回ルート。
ブナ立尾根の登りと、湯俣側の下山がポイント。
この山を選んだ理由
本来は2泊3日の縦走予定でしたが、
台風の影響を考えて1泊2日に短縮。
その中で
「確実に歩ける日程」
「歩きたい稜線」
を両立するルートとして選びました。
結果的に
野口五郎岳と南真砂岳という
印象的な2座に出会えた山行になりました。
コースの様子と感想
▶ 登山口〜ブナ立尾根
七倉から高瀬ダムまで林道歩き。
その後のブナ立尾根は噂通りの急登。
序盤からしっかり体力を使うため、
ペース配分と水分管理が重要です。

▶ 稜線(烏帽子岳〜南沢岳)
稜線に出ると一気に視界が開け、
裏銀座らしい広がりのある景色に変わります。
烏帽子岳は岩峰的な要素もあり、
ルート取りに少し注意が必要。
無理せず安全第一で。

▶ テント場(烏帽子小屋)
テント場は広く人気で、この日は約110張。
・水場なし(小屋で購入)
・電波は一部のみ
立地と景色はとても良く、
稜線泊として満足度の高い場所でした。

▶ 2日目:裏銀座の核心(野口五郎岳)
正直、今回の山行で一番印象に残ったのが
野口五郎岳。
広がる稜線と奥行きのある景色、
そして人の少なさ。
「また来たい」と素直に思える場所でした。

北アルプスの稜線で出会った景色は、
こちらの絶景記録にもまとめています。
▶ 「稜線で出会った景色|山の絶景記録」
▶ 南真砂岳
なぜ真砂岳ではなく南真砂岳が百高山なのか。
実際に立ってみると納得。
ここは最高の展望台でした。
槍ヶ岳方向の眺めが特に素晴らしいです。

槍ヶ岳周辺の景色が好きな方は、
こちらの稜線記録もおすすめです。
▶ 【北アルプス絶景】ジャンダルム・大キレット・槍ヶ岳
▶ 【北アルプス絶景】パノラマ銀座|槍穂高を眺め続ける縦走
▶ 下山(竹村新道〜湯俣)
ここがこのルートの核心。
・長い下り
・渡渉あり
・ルート変化が多い
最後に疲労が溜まる区間なので、
余力を残して入ることが重要です。

コース状況・注意点
・ブナ立尾根は急登(序盤で体力消耗)
・烏帽子岳周辺は岩場あり
・テント場は水場なし
・竹村新道〜湯俣は長く変化が多い
・渡渉ポイントあり(増水時注意)
▶ 向いている人
・ロング縦走経験者
・1泊以上の山行に慣れている人
※2024年8月時点
振り返り
計画変更から生まれたルートでしたが、
結果的にとても満足度の高い山行になりました。
特に
野口五郎岳と南真砂岳の景色は印象的で、
裏銀座の魅力を強く感じることができました。
まだ繋がっていない稜線もあり、
また続きを歩きたいと思います。
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。
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