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【中央アルプス】将棊頭山|下積みの先に広がる雪稜と大展望、冬の日帰りロング

はじめに

将棊頭山(しょうぎがしらやま)は、中央アルプス前衛に位置する百高山。
標高はそれほど高くないものの、登りごたえと展望の良さで知られています。

この日は以前から登ってみたかった雪の将棊頭山へ。
距離は約20km、累積標高差は1,800m超えと、数字だけ見てもなかなかのボリュームです。

長い樹林帯の登りを越え、森林限界を抜けた先に待っていたのは、
それまでの疲れを一気に忘れさせてくれるような開放的な景色でした。

この記事では、冬季の桂小場ルートを歩いた際の
コース状況や装備、実際に感じたきつさや魅力をまとめています。

これから将棊頭山を目指す方の参考になれば嬉しいです。


山行概要

  • 山名:将棊頭山

  • 山域/エリア:中央アルプス

  • 日付:2025年2月23日

  • 天候:晴れ(稜線はガスがかかる時間帯あり)

  • コース:桂小場登山口ピストン

  • 距離:19.7km

  • 累積標高:+1,828m / −1,831m

  • 行動時間:8時間09分(休憩32分)


ルート全体図

YAMAPより抜粋

この山を選んだ理由

  • 百高山の一座として、以前から気になっていた

  • 雪の将棊頭山は今年の目標のひとつだった

  • 冬でも日帰りでしっかり歩けるボリューム感

  • 条件が合えば、南アルプス・中央アルプスの大展望が期待できる


コースの様子と感想

登山口〜大樽避難小屋

スタートは小黒川渓谷キャンプ場付近。
冬季はキャンプ場が営業していないため、周辺の駐車スペースを利用しました。

桂小場登山口までの林道は凍結している箇所があり、途中からチェーンスパイクを装着。

登山道に入ると、トレースはしっかり。
人気の山らしく、先行者が多いのは心強かったです。

標高を上げるにつれて雪質はパウダー寄りに。
長い樹林帯の登りが続き、「アルプスらしい下積み」をしっかり味わう区間でした。

大樽避難小屋周辺は風も弱く、ほっと一息つける場所。
ここでアイゼンに履き替えました。


大樽避難小屋〜将棊頭山(稜線)

胸突八丁と呼ばれる急登を越えると、
徐々に空が開け、南アルプスの山並みが姿を見せ始めます。

森林限界を越えた瞬間の解放感は格別。
それまでの疲れを一気に吹き飛ばしてくれる景色でした。

稜線に出ると、正面に将棊頭山。
木曽駒ヶ岳方面はガスがかかっていましたが、
それでも周囲の山々の存在感は十分。

最後の登りを詰めて、将棊頭山へ登頂。
「やっと会えた」という気持ちが自然と湧いてきました。


下山

下山は往路を戻ります。
登りで長く感じた道も、下りではあっという間…とはいかず、
それでも「やっぱり長かったな」と思える距離感。

途中、稜線で出会った方と再会して談笑する場面もあり、
こうした偶然の出会いも山の楽しさだなと感じました。

無事に桂小場登山口へ戻り、
雪の将棊頭山という目標をひとつ達成できた満足感のある一日でした。


コース状況・注意点

  • 林道・登山口付近は凍結箇所あり(チェーンスパイク推奨)

  • 大樽避難小屋付近からはアイゼンが安心

  • 距離・標高差ともに大きく、体力配分が重要

  • 稜線は天候次第でガス・強風になることも

  • 冬季は日照時間が短いため、早めの行動が安心


装備メモ(この日)

  • チェーンスパイク(林道〜登山口)

  • 12本アイゼン(大樽避難小屋以降)

  • ハードシェル(稜線対策)

  • 冬用グローブ(予備含めて複数)


振り返り

雪の将棊頭山は、今年の目標のひとつでした。
長い登りと大きな標高差は決して楽ではありませんが、
その分、森林限界を越えた先の景色は本当にご褒美。

また条件の良い日に、
今度は木曽駒ヶ岳がくっきり見えるタイミングで登ってみたい山です。

体力に自信があり、
「しっかり歩きたい冬山」を探している方には、
ぜひおすすめしたい一座だと思います。


参考リンク

冬の中央アルプスで、もうひとつ印象に残る急登。
▶︎ 【中央アルプス】麦草岳|標高差1,450mの冬山記録

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