2026年6月の山行まとめ|歩ける一日が、こんなにも特別だった月
静かな稜線を歩く時間が好きです。
6月は、週末になるたび雨予報でした。
天気図とにらめっこをしては、
計画を立て直し、
また翌週へ。
山を歩けたのは一日だけ。
雨が止んだ夕方に走った一日を合わせても、
活動したのはわずか二日でした。
「こんな月、今まであっただろうか。」
気になって記録を振り返ると、
ここまで活動が少なかったのは2017年10月以来。
山へ行けなかった一ヶ月。
でも振り返ると、
"歩ける一日のありがたさ"を一番感じた一ヶ月でもありました。
■ 今月の数字
山行回数:1回
ランニング:1回
総距離:約30.4km
総累積標高:約2,134m
活動日数だけ見れば、
ここ数年では最も少ない一ヶ月。
それでも黒法師岳では、
一週間前の撤退を経て標識を届けることができました。
数字以上に、
印象に残る一日でした。
■ 今月歩いた2回
① 黒法師岳|一週間越しに届けた山頂標識
目的は山頂標識の設置。
一週間前は、
登山口まで行きながら雨で撤退しました。
悔しさもありましたが、
無理をしなかった判断は間違っていなかったと思います。
翌週。
ようやく訪れた晴天。
深南部らしい静かな森を歩き、
無事に標識を設置することができました。
普段は当たり前に見ている山頂標識。
その裏側にある活動を少しだけ体験できた、
忘れられない一日になりました。
距離:21.0km
累積標高:2,081m
▶ 詳細記事はこちら
【南アルプス深南部】黒法師岳|野鳥の森から往復21km・標識を届ける山行
今回の山行をきっかけに、登山道や山頂標識についても改めて考える機会になりました。
▶ 登山道は誰かが守っている|黒法師岳で考えたこと
▶ 消えた標識を、もう一度届けた日|黒法師岳
② 東海道五十三次ラン
山へ行けない週末。
雨が止んだ夕方、
少しだけ体を動かしたくなり東海道を走りました。
山ではありませんでしたが、
歩き続ける旅にも似た楽しさがあります。
少しずつ東海道をつないでいく時間も、
今では楽しみの一つになっています。
距離:9.4km
■ 振り返ってみると
活動回数をグラフで並べてみました。

改めて見ると、2026年6月はここ数年で最も少ない活動回数でした。
調べてみると、この水準まで少なかったのは2017年10月以来。
毎週のように山を歩くことが当たり前になっていたので、自分でも少し驚きました。
天気だけはどうすることもできません。
だからこそ、山へ行ける一日がどれほど貴重なのかを改めて感じた一か月でもありました。
■ 6月の季節メモ|来年の参考に
【梅雨】
週末ごとに雨予報。
直前まで天気の変化を確認する日が続いた。
無理をしない判断も、
登山の大切な技術だと改めて感じた。
【深南部】
黒法師岳周辺では新緑が美しく、
笹原も鮮やかな緑。
一方で笹は成長し始め、
ルートが見えにくい場所もあった。
【登山道】
山頂標識の設置を通して、
普段歩いている登山道も、
多くの方の整備によって支えられていることを改めて実感した。
■ 今月の振り返り
6月は、
「歩けなかった月」
ではなく、
「待つことを覚えた月」
でした。
山は、
行きたい気持ちだけでは歩けません。
天気。
体調。
道路状況。
いろいろな条件が重なって、
ようやく歩く一日になります。
だからこそ、
一週間待って歩けた黒法師岳は、
今年一番ありがたい一日に感じました。
歩く日数は少なくても、
山を思わなかった日はありません。
地図を眺めたり、
記事を書いたり、
次の稜線を考えたり。
そして、
黒法師岳で感じた「登山道を守る人たちの存在」を言葉に残したり。
そんな時間も含めて、
山と向き合っていた一ヶ月だったように思います。
■ はじめての方へ
静岡の山を中心に、
条件と判断をテーマにした山行記録を書いています。
結果だけでなく、
「どう判断したか」も残しています。
これまで歩いてきた山や完登記録はこちらにまとめています。
▶ 自己紹介記事を読む
▶ 先月のまとめはこちら
2026年5月の山行まとめ|深南部の核心から裏銀座へ。憧れの稜線をつないだ5回
7月はいよいよ夏山シーズン。
6月に待った分だけ、
また稜線を歩ける日を楽しみにしています。
次はどこへ行こうか。
また地図を広げながら、
一座ずつ歩いていこうと思います。
これまでの山行記録はこちら
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