【 ハリー・ポッター】 家族でスタジオツアー東京に行ってきた!④
こんにちは!
Lumix 愛好家の LumiXel です。
今回は、家族3人でハリー・ポッターのスタジオツアー東京に行ってきたので、その様子を紹介していきます。
今回は第4回目!
前回記事は以下のリンクからご覧ください。
以下の内容にはネタバレが含まれています。スタジオツアーの予習・復習向けです。また、映画を全作未視聴の方で、先の内容を知りたくない方もご注意ください。
◆ 細部まで作り込まれた鉄の仮面
前回のホグワーツの図書室から少し戻る形で紹介していきます。撮影順に記事を書いているため、ツアーの順路とは前後する場合があります。
まずは、魔法の杖 の実寸大が見られる展示。スタジオショップで杖を選ぶときの参考になるので、写真を撮っておくとあとで重宝するかも。

その先の通路に進むと右手に見えてくるのが、衣装展示エリアです。

左のピンク色のドレスは、ユール・ボールの際にハーマイオニーが着用したもの。ユール・ボールとは、三大魔法学校対抗試合の開催中に行われる華やかなダンスパーティー のことです。
右の白いドレスは、クイニー・ゴールドスタイン のウェディングドレスで「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」で実際に着用された衣装です。
ほかにも多くの衣装が展示されているので、じっくり見ながらお気に入りを探してみてください。
衣装エリアの対面には、衣装の華やかさとは対極にある「光」と「闇」を意識したかのように、 デスイーターのマスクがズラリと配置されています。

デスイーターのマスクは、こうして見ると同じデザインや色がないことに気づきます。遠くから見ると、冷たくて重厚そうな鉄の仮面に見えますが、実際には俳優が長時間つけられるよう軽量に作られているそうです。

近くで見るとその細工は非常に緻密で、まるで工芸品でも見ているかのような造形美。映画では一瞬しか映らない小道具に対する情熱がすごすぎます。

マスク一覧の展示の手前に、タッチパネル式のモニターが並んでいて、自分専用のマスクをデザインできるコーナーがありました。そちらも合わせて、体験してみてください。

◆ 禁じられた森で魔法体験
ここからは、いよいよ禁じられた森に入ります。この森は、ホグワーツの敷地内にありながら、生徒たちは原則立ち入り禁止とされている場所です。

訪れた方なら気づいた方もいると思いますが、森のエリアに入った瞬間、空気の質が変わり、少しだけヒンヤリとしたように感じました。もしかすると、このエリアだけ、エアコンの温度を意図的に下げる演出をしているかもしれません。
森の中は、わずかな光しか入ってこないほど薄暗い。私は、Lumix S5II で撮影しているのでなんとか撮れていますが、スマホなどのスモールセンサーでの撮影はかなり厳しいと思います。

見上げると、あちこちに アクロマンチュラが張ったと思われる蜘蛛の巣が見られます。アクロマンチュラのボスの名前は、アラゴグです。

森の番人であり、魔法生物飼育学の教授でもあるハグリッドと、誇り高きヒッポグリフのバックビークが姿を現しました。

ヒッポグリフとは、鷲の頭と前脚、馬の体を持つ空飛ぶ魔法生物のことです。バックビークは、 怒りっぽくて誇りが高い生き物だから、絶対に侮辱をしてはいけないとハグリッドが教えてくれたのを覚えていますか?
作中では、ハリーがお辞儀を返したらバックビークもお辞儀を返してくれたシーンがありましたが、ツアー内でもタイミングが合えば、お辞儀を返してくれることも!?ぜひ、 試してみてください。

ここから少し先に進むと、エクスペクト・パトローナム!の体験コーナーがあります。
手順通りに杖を振り、呪文を唱えると、暗い森の中にまばゆい光が広がり、動物の姿をした自身の守護霊が飛び出します。

なにが出るかはその時のお楽しみ。ただし、センサーの感度の関係か、意図的に出にくくしている演出かは分かりませんが、守護霊はなかなか現れてくれません。
諦めずに根気よく、大きな声で呪文を唱えてみよう!
妻は何回唱えてもなかなか守護霊が現れませんでした。私も挑戦しましたが、アラフィフになるおじさんが大人気もなく、大声で「エクスペクト・パトローナム!」と叫ぶさまは、さぞ滑稽に映っていたことでしょう。
禁じられた森のさらに奥で再会するのは、空飛ぶ車 です。
アラゴグ率いる巨大蜘蛛の群れに襲われたハリーとロンを、どこからともなく勢いよく飛びしてきて救い出してくれたのが、森に住み着いた フォード・アングリア105E でした。

禁じられた森に住む ケンタウルスです。魔法省の権力を傘に、ホグワーツで厳しい統制を行っていたドローレス・アンブリッジは、ケンタウルスの群れによって連れ去られました。

◆ 闇の帝王!ヴォルデモート卿
こちらは説明不要ですね。闇の帝王ヴォルデモート 卿と、その忠実な下僕である大蛇ナギニです。ヴォルデモートは、イギリスの名優、レイフ・ファインズが演じています。

ヴォルデモート卿の背後にあるのが、トム・リドルの墓 と 鎌を持った死神のような天使像です。

壁に掛けられているのは、魔法省から派遣されたドローレス・アンブリッジが、生徒たちの自由を制限するために次々と発令した校則の数々です。

◆ 冒険の合間に、魔法界の至福のひと皿
薄暗い禁じられた森を抜けて屋外エリアに出ると、ほっと一息。開放感が半端ないです。
快晴の下に見えてくるのは、ハグリッドの小屋です。寒波の影響で、屋根にはうっすらと雪化粧が残っていました。

屋外にも 空飛ぶ車 が展示されています。
こちらは、ダーズリー家のガレージからハリーを救い出した直後のような、きれいで可愛らしい姿です。順番待ちをすれば、車内に乗って写真撮影することができます。

屋外施設を楽しむ前に、まずは腹ごしらえ。もうお腹ペコペコです。魔法界の御馳走はどんな感じでしょうか。
まずは、BACKLOT CAFE に入ります。
BACKLOT CAFE のステンドグラス風の看板を彩る赤い実は、ルーナ・ラブグッドの家で栽培されていた 浮遊プラム のように見えます。ルーナがイヤリングにしている、あの実ですね。

BACKLOT CAFE の天井から吊り下げられたこのオレンジ色の実。
これもルーナの父であるゼノフィリウス・ラブグッドか大切に育てていた植物に見えます。ルーナがイヤリングにしている浮遊プラムにもそっくりです。

レジ前のエリアで販売していたお菓子。イギリスの伝統的なお菓子、ベイクウェルタルトの CHERRY & ALMOND風味です。

これは、イギリスのブランド「 Tyrrells」のポテトチップスです。魔法界専用というわけではありませんが、イギリスを代表する高品質なスナック菓子です。


販売レジも、つい撮りたくなってしまうぐらいオシャレなインテリア。背後の棚には、叫び声を上げる魔法植物、マンドレイク が鉢植えで並んでいます。
レジ端末の上には「金のスニッチ」が! 小さな仕掛けがあちこちに散りばめられていて、ハリー・ポッターファンにはたまらない空間です。

バックロットカフェの屋内側の全景です。窓際席の明るい雰囲気とはまた違った、落ち着いた空間になっています。

壁際にあるアーチ状の棚には、無数の瓶が並んでいます。まるで、食事を楽しみながらスネイプ先生の「魔法薬学」の授業を受けているような、没入感たっぷりのデザインです。
BACKLOT CAFE のメニューです。
左側の ホグワーツハウスプライド・アフタヌーンティーはボリューム満点ですが、値段も強烈(7500円)。右側は、寮ごとのワンプレートメニューです。

家族3人とも、グリフィンドール・プレートをオーダー!

1人3,200円、ライスとパンが各300円なので、計10,500円がここで吹っ飛びます。でも、ガチで美味しくて、お腹もいっぱいになります。価格に見合った価値がありました。オススメ!
映え的には、それぞれ違う寮のプレートを選びたかったところですが、見た目ではこれが一番美味しそうだと意見が一致したので仕方ありません。
娘はルーナの杖、妻はスネイプ先生の杖を買ったんだから、レイブンクローとスリザリンのプレートを選べばいいのに~!と、パパは心の中で思っていたのはここだけの内緒。
英国伝統の厚切りのローストビーフに、ヨークシャー・プディング(カップ状のパン)、ポテト、人参、きのこ、そしてたっぷりのグリーンピース。

どれも手抜きなしで、本当に美味しかったです。料理に添えられたグリフィンドールの旗が寮生になった気分を盛り上げてくれます。
魔法界のお店らしく、メニューは席まで配膳され、食事が終わればそのまま置いたままの離席でOK。スタッフが片付けてくれます。
まるで映画の世界で描かれていた食堂のような、おもてなし精神が地味に嬉しい。自分が魔法使いになった気分を味わえます。

次に、スタジオツアーに来たら絶対に外せない バタービールバー に入ってみます。

バーの入り口で見つけた、バタービールを抱えるかわいらしい魔法使いのイラストは、映画のグラフィックデザインを手がけた「ミナリマ」によるものです。

バタービールバーのテラスの全景です。
青空の下、バタービールの樽がずらりと並ぶ開放的なテラス席。海外の街並みを思わせる景色の中で飲むバタービールは最高…まだ飲んでないけど。

◆ 階段下の物置、全てはここから始まった
ランチを終えてひと息ついたあと、まずは プリベット通り4番地 へ。バタービールはそのあとに飲みにいくことにします。
プリベット通り4番地は、ハリーが ホグワーツ魔法魔術学校 に入学するまでの11年間を過ごした家。物語のすべてが始まった、いわば 原点 ともいえる場所です。

「普通であること」に異常なくらい執着するダーズリー家らしい、ごくありふれた外観の住宅です。
そして、玄関の右側、窓の下にある小さな扉。この奥にハリーが幼少期を過ごした階段下の物置部屋があります。

ダーズリー家に潜入すると、最初に目にとまるのは、壁一面に貼られたポスターパネル。そのトップバッターを飾っていたのは、みんなに愛される屋敷しもべ妖精、ドビー でした。

次に現れるのが、先ほど外側から見た小さな扉の奥にあると思われる、ハリーの部屋です。部屋というより完全に物置部屋です。
想像していた以上に狭く、ここで11年間を過ごしていたのかと思うと息が詰まりそうになります。

部屋の細部までよく見てみましょう。
電気は裸電球。配管やブレーカーがむき出しになった超リアルな生活スペース。棚の上には古いペンキ缶や、グラスなどが置いてあります。

機械の動作音や配管を流れる水の音を間近に聞きながら眠っていたのかと思うと、その境遇の過酷さをうかがい知れます。
どうやら、こちら側を頭にして寝ていたようです。ハリーのおもちゃらしきフィギュアが少しだけ置いてあります。

反対側を見ると、ハリーの「ささやかな生活の痕跡」が詰まった、切なくも温かみを感じる空間になっています。年季の入ったベッドは、階段の傾斜ギリギリにすっぽり収まるように置かれているのがよくわかります。
クリスマスオーナメントが見えますが、片付けたかったものと一緒に、ハリーもここに押し込まれていたことが伝わってくるかのようです。

次に、ダーズリー家のリビングルームです。
花柄のふんわりしたソファにクッション。ストライプの壁紙、そして時代を感じさせる SONY のブラウン管テレビ。
魔法を徹底的に嫌う バーノン・ダーズリー が理想とする「完璧にマグルな世界」が、当時のイギリスの典型的な家庭として再現されています。

「ダーズリー家の惨劇」を再現したシーンです。

これはハリーの叔母のマージが、ハリーを侮辱し続けたことでハリーの怒りが爆発し、杖を使わない「無意識の魔法」が発動。無礼なマージ叔母さんを巨大な人間風船にしてしまったシーンです。
手前で床にひっくり返っているのがハリーの従兄弟のダドリー。奥に立っているのが叔父のバーノン。姉のマージが風船のように膨らんでいくのを呆然と立ち尽くしているシーンです。


ダーズリー家の惨劇のシーンをバックに、ハイチーズ!

第1作 で、バーノン叔父さんがどれだけ手紙を捨てても、ホグワーツからの入学許可証が魔法の力で次々と届いたシーンです。

ダーズリー家のキッチンです。

叔母さんのマージをもてなすために用意した料理です。「完璧に普通の家庭」を見せたいダーズリー家の、見栄と体裁が詰まった食卓です。


ダーズリー家の母屋に隣接した、ガラス張りのサンルーム。ラタン編みのソファやチェア、明るいタイルの床、PHILIPS製のブラウン管テレビが見えています。

このサンルームは、マージ叔母さんが宙に浮いて外へ飛んでいくシーンで重要な役割を果たした場所です。テラス側から見るとこんな感じに飛ばされていくのがわかります。

いったん外に出て、庭からサンルームを撮影したところです。

11年もの間、階段下の物置がハリーの世界の全てでした。でも、魔法が訪れたことで彼の世界は一気に色づき、閉ざされていた扉が開きました。
プリベット通り4番地は、ハリーにとって窮屈で息の詰まる場所でしたが、同時に「自分は何者か」を知る物語が動き出す最高の場所でもありました。
私たちもハリーと一緒に、この Privet Drive を出て次の冒険へと向かいましょう!
次回はいよいよ、バタービールを飲みに行きます。
撮影は、私が Lumix S5II、娘が Lumix G100、妻が iPhone 13 mini を使用しています。ひとりでは撮りきれなかった部分を補完しあう形で掲載しています。
