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クロマニヨンズ JAMBO JAPAN TOUR 4/12 諫早文化会館 大ホール 【ライブレポート】

11月の福岡から回ってきたツアーもいよいよ参加できる最後の公演になってしまった。こんなに長い間、楽しませてくれて本当に感謝しかない。


諫早へ向かう。

諫早は長崎の手前にある

都城への遠征を終えたあとだと、佐賀と長崎への交通の良さに涙が出てくる。なんて楽しい遠征なんだ。近すぎてもはや遠征ですらない。散歩だ。

福岡からは、高速でも行けるし、最近できた有明沿岸道路を通ってもいいだろう。筆者は有明海沿いをゆっくりドライブするコースで向かった。

当日はあいにくの天気だったが、有明海のドライブは最高だった

途中、鹿島と太良の道の駅に寄った。すると、JAMBO JAPAN TとクロマニヨンズTに身を包んだ集団が。

日曜なので人がいっぱいいる道の駅鹿島

みんなおんなじルートで諫早へ向かっているのか〜と感慨深かった。いかにもなバイカーのおっちゃんたちの集団がいたのも面白かった。


諫早文化会館へ到着

諫早文化会館は丘の上にあった。駐車場も広かったが、一度停めてしまうと下まで結構降りていかないといけないので、コンビニに行きたい人は寄ってからがいいかもしれない。

手書きなのがいい味出してる

既にロビーには、入場の長蛇の列が出来ていた。大盛況だ。例によって今日もチケットは完売らしい。日曜の諫早公演だぞ。本当にとんでもねえなあ。


JAMBO JAPAN TOUR 最後のライブが始まった!

例によってチケット運のない筆者は2階席の端の方であった。しかしながら、昔ながらの雰囲気のある大ホールは圧巻である。ステージ側から見てもこれはすごいだろうなあ〜と思わずにはいられなかった。

今回、前説のお兄さんが「非常灯を減灯して〜」と言っていたのが印象的だった。おそらく、どの会場も「非常灯を消灯して」と言うような言い方をされていたので、会場によっては完全に消すのが難しい場所もあるんだなあ〜と勉強になった。

今日はホールキャパ1000人越えなので、ものすごいお客さんの熱気だった。どこのホールも、ものすごいお客さんの熱気ではあるが、毎回違った興奮が味わえて興味深い。

そして、4人が登場するなり、2階席からは割れんばかりの拍手が。毎回ライブを思い出すと、この4人が出てくるところがものすごく印象に残っているのだが、わかった。このあとはもう一曲目が始まるので記憶がとんでしまっているのだ。理性が残っている最後の瞬間が、毎回ここなんだろう。

今回のライブのハイライトは何箇所かある。
一番はピックのやり取りかもしれない。「チャンバラ」が終わって次の曲に向かおうとしていると、ヒロトがマーシーに「ん?どうした?」みたいに話しかけていた。するとマーシーがヒロトの肩を引き寄せて何かをゴニョゴニョ。

「ピックを落としたらしい」という旨の話をヒロトが言うと、会場は大爆笑。マーシー、自分の曲が終わってホッとしたのかもしれない。

SNSで拡散されていたが、ここでヒロトの秘蔵話が。ヒロトがまだ10代だった頃、岡山にARBが来たそうだ。そのライブで、田中一郎さんが客席に降りてきて、ヒロトは我慢できず抱きついてしまったそうだ。その拍子に、ピックを落としてギターソロは弾けなかったそうな。
ヒロトは数年後、本人にご挨拶へ行った際、謝ったんだそう。(サラッと言ってるけど、すごいことだよなそれ?)「お前かー!」って怒られた、とヒロトは嬉しそうな顔で言っていた。少年のような表情だった。

さらにヒロトが「雑談してもいい?」と、どこかのタイミングで言い、お客さんは大盛り上がり。ヒロトが言うにはこの世には「サニー・ボーイ」が3人いるそうだ。「サニー・ボーイワン」と「サニー・ボーイツー」がおり、長崎の街には「サニー・ボーイ」と言う名前のレコード屋(「サニー・ボーイスリー」)があるんだとか。

これは確か、「底なしブルー」の前のSonny Boy WilliamsonのBye Bye Birdセッションの下りだったかもしれない。今日はセッション長めだった。大サービスでありがたい限りだ。

あとは、会場にはレトロな古いガス灯風の照明が客席側についており、「神様シクヨロ」の時だけ、その照明がぼんやり光っていたのがノスタルジックだった。雰囲気があって大変よろしい。ホールごとに違う演出を堪能できて最高だ。今ツアーの演出担当の方に是非ボーナスシクヨロだ。

ヒロトは「諫早のお客さんはあったかいなあ」としきりに言っていた。「みんな帰ってなかったのか?」とアンコールの時に言ってた覚えもある。なんかおしゃべり多めだった。佐賀から引き続き、大変ご機嫌だったので、よかったなあ。


JAMBO JAPAN TOUR 4/12 諫早 セットリスト

1. キャブレターにひとしずく
2. グルグル
3. 違う Part3
4. チャンバラ
5. どんちゃんの歌
6. フルスイング
7. グリセリン・クイーン
8. イノチノマーチ
9. 生きる
10. ロックンロールエレキギター
11. シカト100万%
12. 空腹と俺
13. 顔ネズミ
14. 神様シクヨロ
15. 底なしブルー
16. エルビス(仮)
17. あいのロックンロール
18. エイトビート
19. ギリギリガガンガン
20.ひどい目にあいながら下北沢

〜アンコール〜
1. 弾丸ロック
2. タリホー
3. ナンバーワン野郎!

日替わりアンコール曲は「弾丸ロック」。
毎回、「僕たちが最初に出したシングルに入っている曲です!」という紹介にブチ上がる。ここからのタリホーの流れがとんでもない。こんなに楽しい思いをさせてくれて、ありがとう。クロマニヨンズ。


今回心に残っている話。

書こうか悩んだけど、今回ものすごく心に残った話がある。
自分は2階席だったので、お客さんが入っていくのをしばらく待っていた。すると、ロビーの椅子に小さな二人の男の子が座っているのが見えた。

なんとなく子どもがいるなあと思っていたが、しばらく座ってまた見てみると、親らしき人が近くにいる様子もなかった。どうやら2人だけで来ているようだ。ちょっとびっくりした。だって、どう見ても小学生か、ギリギリ中学生くらいの年の子だっただからだ。

男の子たちは、手にJAMBO JAPANのアルバムを持って、一生懸命歌詞カードを眺めていた。それで2人で、ああでもない、こうでもない、と言っているようだった。それがものすごく自分の心に残っている。

諫早に憧れのバンドが来たから、お小遣い抱えてきたんだろうか、とか、チケット取れて本当によかったねえとか勝手に思っていた。その年で友人と見るクロマニヨンズのライブは、一生ものだろう。例によって一緒に来る仲間もいない生涯孤独参加の筆者とは大違いだ。

本当にすげえな、クロマニヨンズって。こんなに若い子がライブを見にくるのか。いや、噂には聞いていたし、自分も初めて聞いたのは14歳くらいだったので、それはそうかとも思ったが、この令和の時代にこんな光景を見ると物凄くくるものがある。サブスクだって解禁してないのに。

クロマニヨンズって本当にすごいバンドだ。こんなバンドを、リアルタイムで追いかけられているなんて、どんなに素晴らしいことだろうか。自分の人生に、こんなに豊かなことがあるだろうか。

そんなことをしみじみと思ったJAMBO JAPAN TOUR最後の夜だった。ありがとう、JAMBO JAPAN。ありがとう、クロマニヨンズ。

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