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HSP新社会人の配属ガチャ研修

配属ガチャは、2024年パリ五輪の柔道ルーレットに似ている。大事なことなのに、決まり方が謎過ぎないか?

研修期間中、“社会人の世界”と配属ガチャに飲まれながらも、心の軸を見つけるお話なんだ。

あっ、ようこそ☺️
現実と想像が溶け合うキャンパスへ。
わく輔です。
今回の講義は、「合宿研修後の研修の話」。




夢のような合宿、覚めない緊張


合宿研修が終わった直後の休日。
僕は頭の中のモヤモヤを消すために、学びや感じたことをGoogleメモに打ち込んだ。ただ、反省会をする余裕はなかった。

研修が始まったばかりの頃。
社用パソコンやスマホの設定に戸惑い、覚えることの多さに面倒くささを感じていた。それ以上に、「面倒くさい」という感情を抑え込むことの負担が大きかった。
それに加えて、寝坊の恐怖があった。目覚ましアラームよりも先に、「明るい……寝坊した!?」と飛び起きることが何度もあった(6月現在も継続中)。
“慣れない環境に呑まれている”ような感覚だった。


4月の中旬、研修の合間には、高校の休み時間ような、緩やかな空気が漂いはじめた。
同期との距離も少しずつ縮まり、全体にリラックスした雰囲気が出てきた。 合宿のピリついた緊張感が、夢のように。
でも、それがむしろ僕には難しく、どこかでずっと気を張っていた。





揺れる僕、楽しそうな夜景


先輩方のお誘いで、新入社員の歓迎会が屋形船で開かれた。
僕はなんとなく、船の奥のほうへ歩いていって席についた。隣にいたのは、3年目の先輩。斎藤佑樹みたいな爽やか系。
いろいろと気をつかって話しかけてくれた。「大学時代、何してたの?」
「個別指導塾でバイトしてました」……

「何を話せば」と考えるほど、口が重くなった。気づけば「自分って、おもんない人間やな」というのが頭の中で何度もループされていた。

「◯◯(あだ名)、外行くぞ!」
目の前に座っていた、父親よりも年上の先輩が機嫌よく声をかけてくれた。
僕は、遠足中の学生みたいな気持ちで、船内の一本道をついて行った。

たどり着いたデッキには、夜の東京が広がっていた。レインボーブリッジ、東京スカイツリー。
ただ、足元はゆっくりと揺れていた。自分の心の中も、同じように。 


船内に戻って周りを見渡すと、年齢なんて関係なく、みんな楽しそうにしていた。
この会で、“社会人の社会”を少し垣間見れた気がした。


【余談】同期で飲み会もあった👇️




脳から火花が散る瞬間


合宿から1ヶ月後の休日。後回しにしていた振り返りに向き合った。

あのときの発表で、僕は緊張と焦りで、頭が真っ白になった。
一方で、「タイパキャンセル界隈」というワードをひらめいた男子は、見事に開き直っていた。発表の序盤、「私たちは、承認欲求……安牌……で企画が進みませんでした……」という"掴み"を入れていた。 
なぜ、短い準備時間でできたんだろう?

この振り返り中、気づいた。
――面白さは、ビジネスの場でも通用する。そして、面白さとは切り口。斬新な視点や捉え方が価値になる。って。

その頃、営業職について情報を集める中で、「宋世羅の羅針盤ちゃんねる」に出会った。何本か動画を見て、細胞レベルで運命を感じた。 


そして、迎えた、配属の辞令。
営業配属が大半だし、どこかの営業だと思っていた。名前を呼ばれ、前へ出る。告げられた配属先は――


「経理部 経理課」


営業を想定して内定し入社したのに。
経理をやるために東京に来たわけじゃない……





発表で持論のパズルを抱いて


辞令を受けた後、宋世羅の「Get Wild」を浴びて、変わり者として邪道を歩む覚悟ができた。

指笛を趣味にすると決めた。それを本物にするために、週末は決まって多摩川の河川敷へ。少年野球と犬の散歩の横で、僕は川崎方面に向かって、笛ラムネ級の指笛を奏でた。
言葉にならない焦りや迷いが、風に溶けていった。

研修期間の終わりが見えた頃、「研修成果の発表」が告げられた。僕は大トリ。リベンジの舞台が用意された
発表の構成は綿密に練った。パワポのカラーは、青と紫のネクタイに合わせて決めた。自己紹介では、「趣味は指笛」「心と体の特性が異なる、職人気質な人間」と伝える。研修での学びの部分も、noteを作るときと同様に作り込んだ。


そして迎えた、研修成果の発表会。
本社ビルに、紺のスーツと青紫のネクタイで向かう。
発表が始まって「最後やし、まだまだや」と自分にリラックスを促して同期の発表を見ていた。だが——
僕は、待ち時間が長いほど緊張する体質らしい。自律神経が過剰に反応し、体の奥から空気が込み上げてきた。

「作ったパワポ通りにやるだけやろ。
そもそも、配属ガチャが許されるなら何でもありやろ。」

そんな謎の持論で自分を奮い立たせた。
何とか、先輩社員の前で自分なりの発表をやり切った。




再会をささやく吐息


研修最終日。
昼休憩に、男気(奢り)ジャンケンのトーナメント戦が開かれた。
僕の初戦。相手の「グー」予告に適当に「チョキでいきます」と返し、実際にチョキを出して負けた。普通のジャンケンなら危なかったかもしれない。
結局、王子駅集合を「八王子」と勘違いして遅刻した同期が優勝し、皆の分を奢ってくれた。


配属前の「同期へのメッセージタイム」。
僕の前の女子が涙ながらに話をしていて、しんみりモードだった。
僕は「2週間ありがとうございました」
“2カ月間”を言い間違えて、空気が緩んだ。
僕は八王子ミスを笑えなくなった。でも、笑ってくれたことで救われた。

翌日以降、同期はそれぞれの場所へ散っていった。
僕も引越を終え、新居での生活が始まった。傘をさして近くのDAISOに立ち寄ったとき、店内で流れていたRUI(柴咲コウ)の「月のしずく」が、妙に心に染みた。



講義の〆


気の合う人が見つかればいいなと思って「趣味はエッセイ」と公言したが、同期にnoteがバレただけでした。

📫️mond(匿名の授業アンケート)

あっ、それから
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また、キャンパスでお会いしましょう☺️

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