未来が見えない日に、現実を小さく動かす思考
世の中には「こうすればうまくいく」という型が溢れています。
例えば、noteで収益を上げるための黄金テンプレートとして、12のステップが存在するという情報があります。冒頭で興味を惹きつけ、ターゲットを明確にし、未来を提示する。決められた手順を踏めば、月間数千PVで月収30万円も可能だと謳われています。
まるで、設計図通りに組み立てれば、誰でも同じものが完成するプラモデルのようです。
しかし、現実はどうでしょうか。
朝、通帳の数字を見て、心が沈む日があります。
「頑張っても、報われないのかもしれない」と感じてしまう。
以前、体調と相談しながら単発のバイトをしたことがありました。けれど、生活保護という制度の中では、稼いだ分だけ支給額が減らされる。働いても働かなくても、手元に残るお金は結局、同じでした。
社会の常識という正論が、通用しない現実がある。
それは私だけでなく、何かしらの制約の中で生きている人なら、きっと共感できる感覚だと思います。
3年前と、何も変わらない今
「いつか大きな目標を叶えるんだ」
そう決めてから、3年が経ちました。
しかし、今の私は、理想とは真逆の場所にいると感じます。
金銭的な悩みは、過去からずっと続いている。
行動していないわけではない。けれど、行動しても進んでいない気がする。
2年前に体調を崩し、今も万全ではない。
それを言い訳にしてしまう自分もいます。
過去と同じ悩みを抱えていると気づくたびに、「進んでいない」という感覚に襲われるのです。
目標を立てても、思うように進めない。
頑張っているのに、現実が変わらない。
そんな焦りや無力感は、多くの人が一度は味わったことがあるのではないでしょうか。
視点を、ほんの少しだけ変えてみる
未来をどう生きるか。
そんな大きな問いに、私はまだ答えを持っていません。
ただ、最近テレビを見ていて気づいたことがあります。
レシートを撮影するだけで経費精算が終わるサービス。
「会社を辞めたい」と言えない人の代わりに、退職の意思を伝えてくれるサービス。
どれも、誰かの「面倒くさい」を解決している。奇想天外なアイデアではなく、日常の小さな不便さから生まれている。
大きな未来を描けなくても、目の前の現実を小さく動かすことはできるのかもしれない。
noteを書こうとして、手が止まることがあります。
「このテーマは、ありきたりすぎるだろうか」と。
でも、それでいい。
中学時代、母子家庭で育った私には、部活でみんなが持っている3万円のウィンドブレーカーが買えませんでした。
このありきたりな過去の事実。
こういう体験こそが、同じような境遇にいる誰かの「自分だけじゃなかったんだ」という安心につながるかもしれない。
書くことで、何かが劇的に変わるわけではない。
それでも、書く。
それは、壮大な未来への一歩ではなく、今日の現実をほんの少しだけ動かすための、小さな選択です。
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