朗読ライブやります!
こんばんは。アイコン詐欺の優谷です。
朗読ライブのポスターを作ったら、ものすごく若い人になってしまって動揺しております。
笑えるので見てください。

はい。すみません。完全にアイコン詐欺です。
さて、明日の夜9時半よりpersiさん(スタエフでは種雄さん)と一緒にライブで朗読をします。persiさんのこちらの企画に参加された歩行者bさんの作品を朗読させていただきます。
静かの海
ふくらむレースのカーテンの隙間から日の光がこぼれた。それはフローリングを跳ねてあなたのグレーのパーカーのフードにこっそり収まった。
あなたはふいにこちらを向いて、「海に行こうか」と言った。
「コーヒー、飲み終わるまで待ってよ」
「のんびりしてると夕陽が沈んじゃうよ」そう言って笑った。
あなたはそのやさしい笑顔のままキーを私に放り投げた。
空も海も赤く色づいていた。砂浜に白い波が小さく砕けている。
あなたは波打ち際までいくと「いいよね」と言った。
何がいいのだろう。あなたの言葉には主語がないことが多い。でもあえて訊かない。
「そうね」
私が応えると、あはははと声を上げた。
「なんなの?」
「いい加減な返事しただろ」
「こんな景色の中であなたと過ごしていたい。そう思ったの」
「僕が言ったのは砂浜にゴミがないことだよ。ゴミだらけだっただろ」
「そうだった? あまり気にしてなかった」
「なんだよ。だいじなことだろ?」
「そんな環境にうるさい人だっけ?」
振り返ったあなたの白い歯が赤い空にまぶしかった。
その光とともに空が静かになった。夕陽の名残の色にあなたの匂いがした。
種雄、あなたは海に帰ったの? 打ち寄せる白い泡からはもうあなたの声は聞こえない。
歩行者bさんの記事より
昨日、persiさんと音読レベルの読み合わせをしたのですが、ものすごーく照れました。それから、最後の2行で吹きました。名前がね、入っているんですよ。「種雄」って。吹いちゃいます。どうしても。
はい。だから。
明日は吹かずに真面目に朗読します。頑張ります。
よろしかったら、聴きにいらしてください。
以上、お知らせでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
♢追記 2025.10.31♢
よろしかったら、お聴きください。
朗読は 04:38からです。
緊張しましたが、無事に終わりました!
ライブに来てくださった皆さま、ありがとうございました。
