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花火の喧騒とメカニックの仕事:矛盾する一日

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毎朝のささやかな儀式、愛猫との二度寝。メリーとシャルは私がソファに腰を下ろすのを待っている。時折、彼らは小さな声で鳴き声を上げる。まるで「早くひざを貸して」と甘えを伝えてくるようだ。その瞬間が、私にとって一日の始まりを穏やかに告げるひとときとなっている。

今日は岡崎市で大規模な花火大会が開催されるため、弊社は少し早めに営業を終了する予定である。近隣の堤防沿いは花火を観覧する方々で大混雑となるため、15時以降の来店予約は控えている。毎年のことだが、花火大会の日は交通渋滞が避けられず、営業にも影響が出ることが多い。

午前中、RX-8のオイル交換での入庫があった。この車両は以前、弊社で新品エンジンに載せ替えを行ったものだ。今回も定期的なメンテナンスの一環としての入庫であったが、ラジエーターがパンクしていることが判明し、急遽お預かりすることとなった。リフトの空きを待ちながら、必要な部品を選定し交換作業の準備を進めていく。オーナーはお盆休みに関西方面へ移動を計画していたとのことで、その前にこのトラブルを発見できたのは不幸中の幸いである。

午後からはBNR34が車検で入庫する予定だ。このオーナーは長年にわたり私を信頼し、メンテナンスやチューニングを全て任せてくださっている。また、レーシングドライバーの織戸選手が主催するパークトレーニングにも一緒に参加することがあり、まさに走り仲間といった存在である。お客さんの中にはサーキットで腕を競う方もいれば、一緒にドライビングレッスンに参加する生徒仲間も多い。こうした交流があることで、仕事に対するモチベーションも高まる。

個人的には花火の魅力がどうにも理解できない。確かに美しい光のショーではあるが、そのために大勢の人々が集まり、道路が混雑し、騒音も激しい。毎年のことだが、正直言って花火大会が無くなれば良いとさえ思ってしまう。それでも、多くの人々が楽しみにしているイベントであることは理解しているので、避けられない現実として受け入れている。
しかし今年は、ほんの少し時間、花火を楽しめたかもしれない。

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