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美術オタクのオランダ・ベルギー1人旅③アムステルダム国立美術館

オランダ・ベルギーで美術館巡りの1人旅をしました。これまでの記録はこちらから。

1日目、まずはアムステルダム国立美術館へ。現地では「Rijks Museum」という名前です。ここはなんといってもレンブラント「夜警」、そして私が愛してやまないフェルメール「牛乳を注ぐ女」が所蔵されています。

チケットは美術館の公式サイトから日時指定で購入済。アムステルダムに到着して最初に訪れる美術館だったので、ここでMuseum kaartを買いました。(Museum kaartについては下の記事に詳しく↓)

入場口のすぐ横で簡単な手荷物検査。といってもX線検査に通されるわけではなく、鞄を開けて中身を見られる程度でした。(去年行ったルーヴルはX線検査に全荷物を通す必要があったので、大混雑の中で荷物が自分の手から離れる時間はヒヤヒヤだった思い出…)

クロークは有人で、コートも預かってくれます。荷物と引き換えに番号が書かれたカードを渡されるシステムでした。係員さんにこやかで素敵だった。というか旅を振り返って思うのは、アムステルダムの施設で働く人みんな愛想がいい。並んでいて、自分の順番になるとこちらを見て「Hi〜!」と微笑んでくれるし、去り際には必ず「Have a nice day!」とか「Enjoy!」とかいう言葉をくれる。だからこちらも「Thank you!」と自然に言葉と笑顔が出ていた。

門外不出の至宝、レンブラント・ファン・レインの「夜警」はなんと現在修復中。目の前に足場が組まれ、ガラスで囲われた外から見るしかなかったのだけど、それでも圧倒的な威厳でした。

光の関係もあるのかもしれないけど、「黒」より「ブラウン」味を強く感じる絵だと思った。そして写真でお分かりいただけると思うけど予想以上のビッグサイズ!これを間近で観れたらよかったな…と思いつつ、このレアな状態も良い思い出になりました。

キッズの授業が行われていた 何かの撮影のようで後ろにテレビカメラもいた

夜警があるのは「名誉の間」という大きなホール。なんと夜警を展示するために設計されたのだそうです。ホールに入るドアを開けた瞬間に奥の夜警に視線がまっすぐ奪われる。まだ遠いけど、ある、あそこに夜警があるってわかるこの高揚感。

「夜警」へと続く中央の空間の横にもそれぞれ絵画が展示してあって、その一画にフェルメールの「恋文」「牛乳を注ぐ女」「青衣の女」が並んでいました。現存している作品は37点というフェルメール作品を同時に3枚見れているこの光景。えっと、何だこの贅沢の極みは。こんなことがあっていいのか。

「牛乳を注ぐ女」は、2018年に東京・大阪で開催されたフェルメール展で来日していて、そのときぶりの再会。フェルメール展は大大大混雑で、こんなに近くでじっくり観れなかった。自分がアムステルダムに行ってまた観ることができるなんてあの時は思ってもいなかった。

久しぶりだね。また会えて、本当に嬉しいよ。

フェルメール作品は多くの作品が小さめ。だからこそ描写の繊細さが際立って、じっくり目を凝らして眺めたくなる。小さい筆でちょん、と置いただけのハイライトの白がバチッと効いていたりする。

「恋文」も実はフェルメール展で来日済。しかし大阪展のみで、東京展の方に行った私にとっては念願の対面でした。
重厚なカーテンから覗くような構図、左側の窓からの光、黄色の服、黒と白のダイス柄の床。ザ・フェルメール!な作品です。大阪展は行けなくて涙を飲んだので、ついに会えて嬉しかった。

「恋文」ヨハネス・フェルメール(1670)

フェルメールがよく描いている黒と白のダイス柄の床が大好き。もし将来、自分の家を建てる未来があればこの床の部屋がほしい!という密かな夢があります実は。

フェルメール作が生涯で2点しか残さなかった景観画の一つ「小路」もありました。(もう一つの傑作「デルフトの眺望」はこの後に行ったマウリッツハイスで!)

「小路」ヨハネス・フェルメール(1960)

他に、レンブラントの名作「アムステルダム織物商組合の見本調査官たち」も。キッズ達の授業はここでも行われていた。

「アムステルダム織物商組合の見本調査官たち」 レンブラント・ファン・レイン(1662)

この美術館の中には「世界一美しい図書館」とも言われるカイパース図書館があります。美術館側のsilence(silentだったかもしれない)と書かれたドアを開けると、突然この光景。
大きな吹き抜けの下には机が並べられていて、実際に勉強している人がいました。

ミュージアムショップにいたミルクメイドミッフィー。
全てハンドメイドで、一つひとつ顔つきが全然違う!お気に入りの子を連れて帰ってきました。編みぐるみミッフィーはここだけでなくいろんなパターンで作られていて、ゴッホ美術館やマウリッツハイス美術館にもありました。全部可愛すぎて見つけるたびに悶えてた。

絵画の他にも当時の偉い人たちが使っていた装飾品やカトラリー、当時の船舶の大きな模型など、オランダ黄金時代の象徴も沢山飾ってあって、所蔵品のジャンルの幅広さにわくわく。ナポレオンの肖像画を集めたナポレオンまみれの部屋なんかもあった。かといって「回りきれない!」と途方に暮れてしまうほどの絶望的な広さではなく、じっくりゆっくり時間を取れれば全て楽しめます。

オランダは鎖国時代の長崎と唯一貿易をした国ということもあって、長崎・出島についての小さなコーナーもありました。出島の地図?や島の形状のミニチュアなど!

すぐそばにトラムが走っているし、ゴッホ美術館やアムステルダム市立美術館ともとても近いので、アムステルダム観光の際はぜひ。


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