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「大人の発達障害」と「仕事」③ ~「認知のゆがみ」を意識して、自分に主導権がある人生を~

 ↑ ②の続きです。

「認知のゆがみ」とは、ある種、「自分の考え方のクセ」のようなものです。決めつけや思い込みの思考だったり、0か100の極端な思考だったり。
「認知のゆがみ」についてあまりご存じないという方は、今や有料のコンテンツに限らず、ネットで調べれば無料でいくらでも情報はありますので、そちらをご覧ください。

 私は、元々、仕事上の少しのケアレスミスでも、人に指摘されると、「あぁ、またやってしまった。自分はダメだ。」と落ち込んで、そのことで頭がいっぱいになりがちな思考でした。
 ADHDの特性のある方は、ミスや間違いがどうしても多くなるので、人に指摘される回数も増え、その度に落ち込んで、自己肯定感を低下させがちです。
 でも、よく考えてください。それってとても自己中心的だと思いませんか?
 自分では、自分だけを責めているように見えますが、周りから見た自分は、見え方が少し違うのです。

 「見せかけの自責」

 一見、自分はダメだと自責している様に見える人は、周りから見たら、実はこう見えています。

「私はこんなに反省していて、こんなにみじめだから、これ以上私を責めないで。」、と。

 自分を守るのに必死だからだと思いますが、自分を責めているように見えて、実は、「これ以上私を責めないで」と、周りを責めていること(他責)になるのです。
 誰も悪者にはなりたくありませんので、必要以上に落ち込んでいる人には、次回からミスを見つけても、指摘するのを躊躇してしまいます。
 そうなれば、ケアレスミスで済んでいたことが、やがて取り返しのつかない大きなミスに繋がることに、なりかねません。

 周りが求めているのは、必要以上に自分を責める態度ではなく、「なぜミスになったかという原因と予防策を考える建設的な思考」と、「ケアレスミスで済んで良かった」と、指摘してくれた人に感謝する心です。
(※注:ただし、明らかに、ストレスの捌け口として、理不尽な指摘をしてくるような人には、感謝しなくて良いです。)
 必要以上に自分を責める態度は、よかれと思って指摘してくれる味方をも、遠ざけてしまいます。

 「認知のゆがみ」について書きたいことは、他にも色々ありますが、これ以上書くと、せっかくの休日の時間を溶かしてしまいそうなので、このくらいにしておきます。他は、また別の機会に。

 最後に余談ですが、
 自分の強みは、「プライドを持っていること」だと思っています。
 ここで誤解のないようにですが、本当の私の強みとは、
「プライドを持っていること」自体ではなく、
「プライドは、強さであり弱さにもなるという両面があることを、自覚していること」、
だと思っています。

 「プライドを持つこと」は、あらゆるモチベーション、原動力になります。
 一方、「プライドを持つこと」は、「失敗して恥をさらしたくない」とか、「できる人に見られたい」とか、周りの目を気にしてプレッシャーになる等「弱さ」にもなりえます。 

 プライドを持つことの弱さができるだけ出ないように、私が普段している思考があります。

例えば、こうです。
   ↓
「応援してくれる人の期待に応えたい」→「プレッシャーでしかない」→「期待に応えられる人になりたいから、自分のために頑張っているだけ」→「頑張ろうか頑張るまいかは、自分に主導権がある」→「プレッシャーが緩和される」

 大事なのは、何か行動しようとする時、もしくはやめようとする時も、やるかやらないか、頑張るか頑張らないかは、「自分に主導権があると考えること」です。何事も、やらされていると思っていると、メンタルが潰れてしまいます。

 どうも、自分は同じこと繰り返してるなぁ(二次障害発症を繰り返す、休職や退職を繰り返している)と思った方は、一度、自分に「認知のゆがみ」がないか、確認してみてください。
 人は、自覚したところから新たな道が見え始め、負のループから抜けられると思っています。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました😊