知らないと損!在職中にチェックすべき失業保険受給にあたっての「健康保険」の落とし穴
前回の記事では、「失業保険だけでは、思ったほどお金が残らなかった」という実体験を書きました。今回は「在職中に考えておけばよかったこと」を整理しました。
退職手続き、なんとなく進めていません??
私はその『なんとなく』のせいで、10万円も損をしてしまいました。 知っているか知らないか、それだけで手元に残るお金が大きく変わります。
同じような方が、同じところでつまずかないように。
私が「ここ一番大きな分かれ道だった」と感じたポイントをお伝えします!
健康保険の「任意」か「国保」の分かれ道
私はこの選択を間違ってしまい、結果として約10万円ほど多く支払うことになりました。しかもこの選択、在職中に会社への申告が必要なため、退職してから気づいても、取り返しがつきませんでした。
(1)健康保険の「任意継続」と「国民健康保険」の違い
任意継続とは、在職中に会社が負担してくれていた健康保険料を、
退職後は全額自己負担で払い続ける制度です。
一方、国民健康保険(国保)は前年の所得や世帯状況などをもとに保険料が決まります。
どちらが得かは人によって異なるため、必ず事前にシミュレーションをして、金銭的負担の軽い方を選ぶことが大切です。
私は「国保」を選びましたが、結果的には「任意継続」のほうが安く済みました。とても悔しい。
▼私の場合の試算(健康保険+国民年金)
・任意継続の場合:約32万円
・国保の場合:約42万円
・その差額:約10万円!
※調べたい場合、Webで検索すると、任意継続と国保の料金比較シミュレーションツールがでてきます。
(2)ただし、シミュレーションだけでは分からないことがある
ここで注意したいのが、シミュレーションの結果だけで即決しないことです。
たとえば、
・国保には、自治体ごとの減免、軽減、特例措置があります。
条件に当てはまると、国保のほうが安くなるケースもありますので、
決める前に一度確認してみるといいと思います。
・また、退職後すぐに失業保険を受け取らない場合、
「扶養+国保」という組み合わせが、
「任継」よりも有利になるケースもあります。
大切なのは、「毎月いくら払うか」だけでなく、
「何ヶ月払うのか」を含めた総額で考えることです。
※なお、「任意継続」は、途中で脱退することができますが、一度脱退すると、二度と任意継続には戻れません。また、脱退にも、タイミングの制約があるため、「とりあえず任意継続にしておけばいい」という考え方は、実は危険です。面倒ですが、試算してから決定するほうが安心だと思います。
(3)そもそもシミュレーションが不要な人もいる
ここまで読むと、「難しそう…」と感じるかもしれませんが、実はあまり悩まなくていいケースもあります。
失業保険の給付日額が約3,600円未満になりそうな方は、扶養に入れる可能性が高いため、任意継続か国保かで迷う必要がありません。
この場合は、「扶養に入れるかどうか」を扶養に入る場合の健康保険組合に確認してみてください。
※給付日額は、Web上にある失業手当シミュレーターで確認できます。
最後に
確認ばかりで面倒ですが、「どんな選択肢があるか?」を事前に知っておくだけで、大きな損は避けられます。しかも、こうした選択肢は、どこかにまとまっているわけではなく、私は事後に知ることばかりでした。
この記事が、
「これから失業保険を使う人」
「退職を考えている人」
の参考になれば嬉しいです。
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