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【212日目】父母未生以前本来の面目

ご隠居からのメール:【 父母未生以前本来の面目】

「父母未生以前本来の面目」は臨済宗の有名な公案の一つだが、まさにファミリーヒストリーのテーマでもある。長牛之助や伝蔵さんは、父母未生以前の人だから、彼らのことを考えるのは父母未生以前の本来の面目を考えることにもなる。

『息子へ紡ぐ物語』は、メール送受信とnote掲載時との間に約半年の時間のズレがあることに気がついた。自然の流れを重視すれば、そのままのかたちで放置してもよいが、前者はご隠居と息子との間のプライベートな内輪話、後者は全世界へ向けての発信だから、そもそも情報公開の相手先が違っている。お互いの家族もふくめた個人情報、企業情報、インサイダー情報、プライバシーの侵害等の観点から修正したほうがよいと思われる事項についてはなるべく事前にルールを定めておいたほうがよいと思う。

要するに、万一関係者が物語を読んだ場合、彼らの気分を害することがないよう、なるべく書き方に気をつけることだ。とりあえず、第一期と第二期の内容については点検した上で、修正したほうがよいと思われる個所は修正しておく。膨大なメッセージ数だから、点検・修正作業にはしばらく時間がかかるかもしれない。


返信:【Re_父母未生以前本来の面目】

事前修正及び取扱い要注意の件は、承知した。自分もどうするか悩んでいたが 息子に紡ぐ必要のない情報は、掲載しなくていいね。あとは、人の気分を害さないこと。肝に命じるよ。

既に、【より道】を十作品ほど書き終えている。なかには気に入っている作品もあるのだが、掲載してよいかどうかを悩むものもある。太宰治の「人間失格」は、誰かの手記を小説にしたものだが、ファミリーヒストリーにもプライバシーはある。そのあたりが悩みどころだね。

「長牛之助が上月城の戦で長氏の嫡流と戦って、戦功をあげたと主張した」のであれば、それは、翁山を引き継いだ信重系統と、小早川の家臣になった吉連系統と袂を分けていることになる。それこそ、尼子再興軍が発起したときに、長谷部家存続のため、どちらが勝っても一族の誰かが生き残れるようにして別れたと考えても、おかしくないね。


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