SNSでのある中国人とのやり取り-その2-
社会的背景が違うの人とのやり取り
天皇制に対する議論
前回の記事で、私は、反西側のスタンスの大半は自由と民主主義を否定しており、このスタンスは権威主義体制ではないかとコメントした。これに対し論争相手は、権威主義体制とは立憲君主制を含む君主制国家のことであるというスタンスから、現行の天皇制を以下のように批判した。
Japan still has an emperor who enjoys wealth and luxury while doing nothing regardless of how poor the grassroots of the bottom class are while working to 過労死. Why do you still tolerate it? The empeor system is incompatible with modern society. It's what authoritarianism is, you need to overthrow the emperor at home rather than point fingers at foreign countries. The Taiwan issue is purely a matter of Chinese Civil War and none of your business. You need to look at your home affairs first.
(訳)日本は草の根の貧困下層階級が「カロウシ」で働いているにもかかわらず、日本はいまだに天皇が存在し、富と贅沢を謳歌しています。なぜ耐えられるのでしょうか?天皇制は近代社会に不適切で権威主義的です。これこそが権威主義であり、外国をなじるのではなく、天皇制を打倒するべきです。台湾問題は純粋に中国の内戦問題でしかなく、あなたに関係がないことです。あなたはまず国内の問題に対処すべきです。
私個人は、共和制のほうがより政治的権威、正当性という観点からもよりも民主的であり、立憲君主制は国民が君主制の是非を含めすべての政治的行為を決めることがきちんと法的、政治的、社会的合意として確立していることで初めて成立する制度であると考えている。その意味で日本国憲法第1条において、天皇の地位が主権者たる国民の総意に基づくとして、天皇の地位自体も主権者の意思に左右されると法的な言明があるとは言え、日本社会の中においてはそうした政治的意識、社会的合意は低い状況にある。
ただ、前回記事のアメリカのベネズエラ問題におけるコメントで触れたように、共和制でさえあれば、その国の制度が民主主義として機能をしているのかと言うと疑問な点もある。また、国民の中に天皇制の是非を自分たちで左右するという意識が低いとは言え、それでも現行の象徴天皇制を支持していることも事実として受け止めるのが民主主義国家のルールでもある。以上の点から私は次のようにコメントをした。
Communists and left socialists said the same thing. But they never got power by election though the election system is freely in Japan. This is the will of Japanese.
(訳)共産主義者、社会主義左派が同じことを言っています。しかし、日本では自由な選挙制度であるにもかかわらず、これらの政治勢力は政権を獲得したことはありません。これ(筆者注:象徴天皇制の支持)は日本人の意思であると言えます。
西側・反西側は価値観の違いだけの問題か
以上の回答について、残念ながら直接の回答はなかった。その上で、論争相手は国によって様々な制度的な違いがあり、中国には独自のシステムがあるとして次のようなコメントがなされた。
Every country should have the rights to choose its own social system free from persecutions from other self-righteous countries simply because you are different from them or because they don't like you. This intolerability of the West over other country's sovereign rights of choosing its own social system violates the very spirit of the so-called freedom and democracy they are preaching about in the first place. Stop imposing your will on others. We feel free and satisfactory with the Chinese govt. China's current system works very well on itself. It's none of you foreigners' businesses on how China should be governed. China is not your country and it is not imposing its social system on your country, why do you impose yours on us? Stop labelling others as authoritarianism, dictorship and all the bad names to justify your own authoritarianism of overstrecthing your hands on others, let's see which country will outrun which country at last. Just wait and see.
(訳)どの国も自分たちと異なる、嫌いだという独善的な国家の迫害から自由になるために独自の社会システムを持つ権利はあるはずです。独自の社会システムを持つという主権的な権利に対する西側の不寛容性は、彼らが一番に説くいわゆる自由と民主主義の精神に反しています。他国に西側のやり方を押し付けるべきではありません。私たちは自由で中国政府に満足をしています。中国のシステムはとてもうまく機能しています。中国がどのように統治されようと外国人の知ったことではありません。中国はあなたの国ではないし、あなたの国の社会システムを押し付けないでください。なぜ押し付けるのですか。他国に権威主義体制、独裁主義などの悪名をあなたの過干渉な権威主義の名の下に正当化しないでください。どちらが最後に追い抜くのか。ただ待って見守りましょう。
私としては、中国において自由選挙、言論の自由が認められず、共産党による事実上の一党支配が行なわれ、自由と民主主義を求めて行動をする反体制的な人びとを逮捕、拘留している状況で、中国は自由で満足しうまくいっていると考えているのが中国人の総意であるとは到底思えなかった。また、私の意見を「干渉」と繰り返し、自身と異なる価値観の存在自体すら認めようとしない姿勢がコメントからは感じられた。そのため、私は次のようなコメントを返した。
"We feel free and satisfactory with the Chinese govt."
You feel satisfactory, but in PRC refusing "Freedom of Speech", "Free Election" is not evidence. That's doubtful.
I've said there's no utopia, so in West not every people satisfies own government and politics.But we freely criticize politics Takaichi, Abe including imperial family, emperor. Criticizing Xi, Mao, Zhou, CCP politics are limited or forbiddend means no free. You said China should be governed by Chinese people. That's right it's nonsence only governed by CCP red nobles.
My expalanation is not denying Chinese soveringty, it's fact.
(訳)「私たちは自由で中国政府に満足しています。」
あなたは満足しているでしょう。しかし、中国は「言論の自由」、「自由選挙」を拒絶しており、その証拠にはなりません。疑わしいです。
私は理想郷はどこにもないと言いました。だから、西側ではすべての人々が自身の政府や政治に満足しているわけではありません。しかし、私たちは自由に天皇、皇室も含め高市早苗、安倍晋三の政治を自由に批判できます。習近平、毛沢東、周恩来、中国共産党の政治を批判することが、制限、禁止されていることは自由がないことを意味します。あなたは中国は中国人によって統治されるべきと言いました。その通りです。中国共産党の赤い貴族によってのみ統治されるのはナンセンスです。
私の説明は中国の主権を拒否するものではありません。これは事実です。
結局論争相手からは、言論の自由についての言及はなく、中国の選挙制度について説明があった。次回はその論争相手が説明する選挙制度とその正当化に対する反論について述べていきたい。

私、宴は終わったがは、皆様の叱咤激励なくしてコラム・エッセーはないと考えています。どうかよろしくご支援のほどお願い申し上げます。
参考-私とのやり取りに関するコピペデータ-








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