SNSでのある中国人とのやり取り-その1-
社会的背景が違うの人とのやり取り
怪しげな投稿への疑問
台湾問題については日本、極東アジア・東南アジア以外の国々のメディアの関心も高い。先日、カタールのアルジャジーラでは中国軍の台湾への軍事的訓練による威圧の様子を放送を公式you tubeにアップロードした。(※1)すると、すぐに、西側諸国と戦おうとか、帝国主義から身を守れといったスローガンめいたコメントが次から次へと投稿された。ある種の異様さを感じた私は次のようなコメントを投稿した。
As Chinese news about Taiwan is broadcasted, soon comments are filled with "Fight against West", "Defence from imperialist" stereotype message. Why?
(訳)台湾に関する中国のニュースが報道されると、すぐコメントが「西側と戦おう」とか「帝国主義者から守ろう」とお題目のメッセージでいっぱいになりますね。
なんで?(注:訳は「宴は終わったが」による。以下同じ)
Al Jazeera English 2025/12/29
もちろん、私はおそらく何らかの利害関係者や日本と同様に愛国気取りのSNS愛好者がすぐに反応をするべく、コメントが「お題目」でいっぱいになると思っていた。そうした思いを察したのか次のような返礼コメントが中国人らしき人からあった。
西側メディアはアメリカのヴェネズエラ威嚇を報道していないのか?
Why are the Western media so slient on the US's invasion of Venezuela?
(訳)なぜ西側メディアはアメリカのヴェネズエラ侵攻に沈黙をしているのか?
もちろん、これは不正確である。日本のメディアはもちろん当事者であるアメリカのCNNなどを見ていてもアメリカの視点ではあるものの、ヴェネズエラへのアメリカの威嚇を報道をしていないということはない。(※2)不正確な反論と考えた私は次のようにコメントを返した。
Silent? Western media reports Venezuelan issue freely. Of course I acknowledge anti-West stance people disagree this west media style. But most of anti-west states are authoritarian regime. If thier states media freely try to ciriticize own government, they're surely arrested or detained, worst situattion is tortured by secret police.
Utopia is nowhere. But West value is better-would rather say second worst- comparing with anti-west authoritarian states.
(訳)沈黙?西側メディアはヴェネズエラ問題を自由に報道をしています。もちろん、私は反西側のスタンスの人たちが西側のメディアのやり方には納得していないことは認識しています。しかし、大半の反西側諸国は権威主義体制(※3)にあります。もし、これらの国々のメディアで自由に自身の政府批判を試みたら、確実に逮捕、拘留されるか、最悪の場合は秘密警察による拷問を受けることになるでしょう。
理想郷はどこにもないのです。しかし、西側の価値観は反西側の権威主義国家と比べて良い-というかマシ-ではあります。
これに対しては次のように反論があった。
I don't see massive reports of the details of US invasion of Venezuela from Western media. Imagine if it were China who invaded Venezuela, what the Western media would report, they would report as detailed as every gunshot China fired. The silience of the Western media on the US's invasion of Venezuela is expected if you know how hypocritical they are.
(訳)私は、西側メディアから詳細なアメリカのヴェネズエラ侵攻に関して大々的に報道をするのを知りません。もし、中国がヴェネズエラを侵略するとしたら、西側メディアはどう報道するでしょうか想像をしてみてください。中国が発砲するごとに詳細に報道をするでしょう。アメリカのヴェネズエラ侵攻に対する西側メディアの沈黙は、彼らの偽善を知っていれば予想できるはずです。
私としては西側メディアがアメリカがヴェネズエラへの威圧を報道をしない、つまり沈黙をしていないということはないという主張に対し、大量に報道をしないことが沈黙というのが論争相手の価値観のようである。であれば、報道姿勢が消極的というのが適切であると思うのだが、恐らくそうした解釈は取らないのだろう。私は次のようにコメントをした。
"details" interpretation is different between anti-west and west value. And authoritarian regime rejects election freely, "Freedom of speech" perfectly. This fact is no excuse.
(訳)「詳細」に対する解釈が反西側と西側の価値観では異なります。権威主義体制では選挙を自由に行うこと、完全な「言論の自由」を拒絶しています。この事実は言い訳できません。
結局この問題について論争相手が触れることがなかったが、自国を権威主義体制、つまり非民主的国家と位置付けられたことが納得いかなかったようである。次回は、反西側の権威主義は、西側の価値観である自由と民主主義の価値観による決めつけでしかないという論争相手の主張とそれに対する私の反論についてご紹介してきたい。

私、宴は終わったがは、皆様の叱咤激励なくしてコラム・エッセーはないと考えています。どうかよろしくご支援のほどお願い申し上げます。
脚注
(※1)
(※2) この放送の後、2026年1月3日にアメリカはベネズエラを攻撃し、大統領のニコラス・マドゥロを捕獲、拘束したが、CNNではこの一連の攻撃に対し、バーニー・サンダースを始め国際法違反であること、力によって問題を解決しようとした問題、議会の承認を得ないで軍を出動した行為を批判する報道をしている。
報道内容のスタンスに関する是非はあるとしても、少なくともベネズエラ問題についてアメリカのメディアが、沈黙をしているということはない。また、中国のように最初から情報を中国共産党の統制下において、問題自体を最初から封じ込めよう試みているのとはまったく異なるものであることは明らかだろう。
(※3) 権威主義体制は厳密には全体主義体制とは政治学的に区別される場合もあるが、ここでは民主主義体制を受け入れない体制という意味合いで用いている。
参考-私とのやり取りに関するコピペデータ-








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