LINEの例文を探すより先に知ってほしい。「矢印を自分に向けよう」、それって具体的にどうやるの?
「矢印を自分に向けよう」の、その先
「矢印を自分に向けよう」
前回、そんな話をした。
でも、正直に言うと、これだけ聞いても「じゃあ具体的に何をすればいいの」って、迷子になった人も多いんじゃないかな。
私もそうだった。
「自分を見つめ直す」って言葉、よく聞くけど、じゃあ実際、何から手をつければいいんだろう、って。
今日は、その「何をすればいいか」を、できるだけ具体的に一緒にやってみたい。
難しいことじゃない。全部で4つあるうちの、今夜はまず1問だけ。
答えてみてほしい質問がある。
なぜ、この4つの質問なのか
「自己理解」って聞くと、なんだか壮大な自分探しみたいなことを想像するかもしれない。
でも、ここで言いたいのはそういう話じゃないんだよね。
強みとか、弱みとか、性格診断みたいな話じゃなくて、恋愛において、自分がどういう人間なのかを知っておく、という意味での自己理解。
具体的には、次の4つ。
自分が恋愛対象に何を求めているのか。
自分が何を大事にしていて、どういうときに安心できるのか。
自分のコミュニケーションの仕方。
自分の価値観。
たったこれだけ。
なんでこの4つが大事なのかというと、これが分からないまま送るLINEって、どうしても自信が持てないんだよね。
「これでいいのかな」
「なんか違う気がする」
そんなふうに、送った後もモヤモヤが残る。
例えるなら、自分のサイズを測らずに服を買うみたいなもの。
なんとなく良さそうな服を選んでも、袖が長かったり、丈が合わなかったり。
着てはみたものの、しっくりこない。
自分のサイズを知っていれば、選ぶ基準がはっきりする。
同じように、恋愛における自分のサイズを知っていれば、送る言葉にも自然と芯が通ってくる。
だからこそ、例文を探す前に、この4つを一度、自分に聞いてみてほしい。
4つの質問を1つずつ見てみよう
さっそく、4つの質問を1つずつ見ていくね。
いきなり答えを出そうとしなくて大丈夫。
まずは、こんな視点があるんだ、って知ってもらえたら十分。
① 自分が恋愛対象に何を求めているのか
一緒にいて安心できることか。
一緒に成長できることか。
刺激や変化を求めているのか。
これ、意外と自分でもはっきり言葉にしたことがない人が多い。
補助的な問いかけ:「これまで付き合った人に共通していたことは何だろう?」
② 自分が何を大事にしていて、どういうときに安心できるのか
連絡がこまめにあることで安心するのか。
連絡が少なくても、会ったときにちゃんと向き合ってくれれば安心するのか。
自分の時間を尊重してもらえることで安心するのか。
補助的な問いかけ:「彼のどんな言動に、一番ホッとしてた?」
③ 自分のコミュニケーションの仕方
思ったことをすぐ口に出すタイプか。
我慢して、あとから爆発するタイプか。
不安なとき、素直に「不安」と言えるか、それとも別の行動(既読確認や詮索)に出てしまうか。
補助的な問いかけ:「彼と喧嘩したとき、自分はどんな態度を取ってた?」
④ 自分の価値観
恋愛において、何を一番大事にしたいか。
信頼か。
自由か。
一緒に過ごす時間の長さか。
補助的な問いかけ:「もし別れる理由がもう一度起きたら、今度はどうしたい?」
こうやって並べてみると、それぞれ全然違う角度の質問だってこと、分かるんじゃないかな。
だからこそ、1つずつ、じっくり向き合う価値がある。
実際に、1問だけ一緒に考えてみよう
4つ全部を一気にやろうとすると、正直しんどくなる。
だから今日は、1問だけ。
「自分が何を大事にしていて、どういうときに安心できるのか」
これを、一緒に考えてみよう。
さっきの補助的な問いかけを、もう一度出すね。
「彼のどんな言動に、一番ホッとしてた?」
思い出してみてほしい。
大きな出来事じゃなくていい。
むしろ、些細な瞬間の方が、本音が出やすかったりする。
例えば、
「困ってるときに、理由を聞かずにまず話を聞いてくれた」
「連絡が少ない日でも、会ったときにちゃんと目を見て話してくれた」
「予定を詰め込みすぎず、自分のペースを尊重してくれた」
こんな感じで、具体的な場面を1つでいいから、思い浮かべてみて。
思い浮かんだら、それを一言でまとめてみる。
「私は、〇〇してもらえると安心する。」
これが埋まったら、それが、あなたにとっての"安心の条件"。
もしかしたら、「連絡の頻度」だと思ってたものが、実は「連絡の中身」だった、とか。
「一緒にいる時間の長さ」だと思ってたものが、実は「一人の時間を尊重してくれること」だった、とか。
やってみると、自分で思っていたのと違う答えが出てくることもある。
たった1問でも、見えてくるものがある
「私は、〇〇してもらえると安心する。」
この一文が埋まっただけでも、実はけっこう大きな一歩なんだよね。
なぜかというと、この答えが分かると、LINEを送るときの基準が変わってくるから。
例えば、「連絡の中身」に安心してたと気づいた人は、頻度を気にして「毎日送るべきかな」って悩む必要がなくなる。
大事なのは、回数じゃなくて、中身なんだって分かるから。
逆に、「一人の時間を尊重してくれること」に安心してたと気づいた人は、返信が来ないことに対しても、少し違う見方ができるようになる。
「連絡がないのは、私を大事にしてないからじゃなくて、お互いの時間を大事にするタイプの関係だったのかもしれない」って。
たった1問答えただけで、これだけ見え方が変わる。
残りの3問も、同じようにやってみると、もっと自分の輪郭がはっきりしてくるはず。
残りの3問と、その先にあること
今日は、4つのうち1問だけ、一緒にやってみた。
残りの3問も、時間があるときにぜひ試してみてほしい。
「恋愛対象に何を求めているのか」
「自分のコミュニケーションの仕方」
「自分の価値観」
1問ずつ答えていくうちに、自分でも気づいてなかった自分の輪郭が、少しずつ見えてくると思う。
ただ、ここで正直に伝えておきたいことがある。
自己理解が進んだからといって、それだけで「何を送ればいいか」が自動的に分かるわけじゃない。
自分の輪郭が見えた上で、次に必要なのは、今の状況に合わせてそれをどう行動に落とし込むか。
別れてからどれくらい経ってるのか。
最後のやり取りはどうだったのか。
それによって、同じ「自己理解できた自分」でも、取るべき行動は変わってくる。
それと、実はもう一つ。
自己理解が進んで、落ち着いて待てるようになった先で、多くの人がぶつかる壁がある。
それは、「やっと返信が来た瞬間」。
嬉しいはずなのに、なぜかそこで焦って、それまで積み重ねてきたものを一気に崩してしまう人が多いんだよね。
それについては、また次で話すね。
