返信が来た瞬間、一気に気持ちを伝えたくなるあなたへ。距離を取られない返し方、たった1つのコツ
🌷矢印を自分に向ける、その先の話
彼の反応をただ待つんじゃなくて、矢印を自分に向けてみる。
以前、「待つには2種類ある」っていう話をした。
彼の反応を待つだけの時間と、自分の気持ちを整理して、自分自身に戻っていく時間。
その「矢印を自分に向ける」を、実際にできる形にするための質問を、前回、一緒に1問だけやってみたね。
「なるほど」って思ってもらえたなら嬉しい。
でも、正直に言うと、自己理解が進んだからって、それだけで全部が解決するわけじゃないんだよね。
今日話したいのは、その先のこと。
矢印を自分に向けられていてもいなくても、いつかは訪れる瞬間の話。
「返信が来た。」
その一文を見た瞬間、心臓が跳ねる。
嬉しいはずなのに、次の瞬間、指が止まる。
「……で、何て返せばいいんだろう。」
🌷返信が来た瞬間、気持ちが溢れた話
返信が来た瞬間、私は何度も画面を見返した。
「本当に来た。」
「嫌われてなかった。」
その安心と一緒に、我慢してた気持ちが、一気にあふれてきた。
指が止まったのは一瞬だけで、気づいたら長文を打ち始めていた。
「返信ありがとう。元気そうでよかった。実はずっと連絡しようか迷ってたんだ。あのときのことも謝りたいし、またちゃんと話したいと思ってる。今度会えないかな?」
送信ボタンを押した瞬間、少しスッキリした。
伝えたかったことを、やっと伝えられた気がしたから。
でも、その後の返信は、前よりも短くなったんだよね。
そして、また既読が止まった。
今なら分かる。
私は、相手が返してくれた一言分の温度に、何倍もの気持ちを乗せて返してしまった。
相手からすると、一通返しただけなのに、いきなり過去の話や関係の話まで進んでいるように感じたはず。
「返信したら、重い話になるかもしれない。」
そう思われた瞬間、また距離を取られてしまうんだよね。
🌷「返信が来た」は「気持ちが戻った」じゃない
なんで、あんなに一気に気持ちを伝えたくなったんだろう。
後から考えると、理由はシンプルだった。
私は、「返信が来た」ことを、「気持ちが戻った」って勘違いしてたんだよね。
でも、返信が来たっていう事実から分かるのは、実はそれだけ。
今、このLINEには返事をしてもいいと思ってくれた。
まずは、それだけなんだよね。
相手は、ただ近況を返してくれただけかもしれない。
聞かれたことに答えただけかもしれない。
懐かしい気持ちで、なんとなく返信しただけかもしれない。
それなのに、こっちは一通の返信に、気持ちの全部を乗せて返してしまう。
温度で例えると分かりやすいかもしれない。
相手が常温のコップ一杯の水を差し出してくれたのに、
こっちは熱々のお湯を、なみなみのバケツで返すようなもの。
相手からしたら、受け取りきれない熱量に、思わず一歩下がってしまう。
問題は、気持ちがあることじゃないんだよね。
気持ちを出す量とタイミングが、相手の温度と合ってなかっただけ。
🌷相手が渡してくれた分だけ、返す
じゃあ、どうすればよかったんだろう。
私が今、意識してるのはたった1つ。
相手が返してくれた分だけ、自分も返す。
それだけ。
相手が一言なら、こっちも一言か二言。
相手が少し近況を話してくれたなら、こっちも同じくらいの量で返す。
さっきの例えで言うと、
コップ一杯の水を渡されたら、こっちもコップ一杯を返すイメージ。
バケツで返さない。
これだけ意識するようになってから、返信のあとの空気が変わった。
長文で気持ちを伝えなくても、
「そっか、元気ならよかった。」
くらいの一言で、会話が自然に終わることもある。
不思議なんだけど、無理に続けようとしなかった会話の方が、なぜか次につながりやすかったりする。
相手と同じ温度で返す。
たったこれだけで、返信後の空気は大きく変わるんだよね。
🌷力まなくなった、あの感覚
これを意識するようになってから、返信が来ても、前ほど焦らなくなった。
「何か気の利いたことを言わなきゃ」
「この会話を絶対に終わらせたくない」
そんなふうに力む瞬間が、少しずつ減っていった。
相手の温度に合わせるだけでいいんだ、って分かると、返信を待つ時間より、返信が来たあとの時間の方が、案外シンプルだった。
もちろん、これだけで全部がうまくいくわけじゃない。
相手の返信にもいろんなパターンがあって、温度の合わせ方も、その都度ちょっとずつ違う。
短い返信のとき。
近況を話してくれたとき。
逆に質問が返ってきたとき。
会話が終わりそうなとき。
それぞれ、もう少し細かいコツがある。
🌷返し方には、まだ続きがある
「相手の温度に合わせる」。
これだけ覚えておくだけでも、返信が来たときの焦りは、だいぶ変わると思う。
でも、実際のやり取りって、もっと細かい場面がたくさんある。
短く返ってきたとき、何て返すのがいいのか。
近況を話してくれたとき、どこまで踏み込んでいいのか。
会話が終わりそうなとき、無理に続けるべきか、それとも自分から終わらせていいのか。
そのあたりは、状況によって答えが変わってくる。
一律の正解はないから、一つずつ、丁寧に見ていく必要があるんだよね。
そのあたりを状況別に整理した設計図もあるから、気になったらのぞいてみてね。
