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巨人・阿部慎之助監督 長女暴行容疑で辞任 に思う

現在SNSには本当に多くのコメントであふれていて、監督辞任を撤回する声、監督を非難する声、長女を非難する声、長女のトラウマを懸念する声など、多様な意見が出されています。
意見を出すことは一概に悪いことではないのですが、この現状を見ていると、人間関係が悪化する原因が隠れているなと感じました。

何故なら今回の事件は、暴力の程度、また児相と警察の運用システムがまるで不透明で、状況が何一つ明確になっていないにもかかわらず、監督が悪い、長女が悪い、監督がかわいそう、長女がかわいそう、と断定評価をしているからです。

長女の声明によると、「暴力はなかった」「体が丈夫だからケガはない」という何とも曖昧な内容しかなく、この情報だけでは実際にどの程度の行為だったのかが分かりません。
(追記:襟元をつかんで投げ飛ばして倒した、が事実のようですね)

また、児相が警察に連絡をして現行犯逮捕されたとのことですが、かなりの緊急性が感じ取れる事案だったのか、はたまた過去に何度も通報があってのことだったのか、これまた児相と警察の運用システムが不明なため、この点においてもなんとも言えないわけです。

なので、現時点では、長女の児相連絡の妥当性、監督辞任の妥当性について、何も意見を出せないなと私は思いました。

人間関係のご相談に乗っていると、本当に同じようなパターンを見る機会がたくさんあります。
事実を確認していないにもかかわらず「〇〇さんはこうだと思う!」と決めつけにかかっていたり、状況をしっかり把握していないのに「〇〇さんが悪い!」と断定してしまったり。今回のSNSの意見とまるで同じです。
もちろん、SNSは気軽な意見を書き込める便利な場所であることは百も承知なのですが、現実の人間関係でも同じことで悩んでいる人たちが沢山いることもまた事実なのです。

不完全な情報を確固たるものだと信じ込み、それによって過剰な感情で誰かを加害者/被害者と認定する行為は、とても危険なものとなります。
勝手な憶測で善悪を決めつけ、それによって少なからず何かしらの影響を世の中に与える危険性を私たちは理解しなければなりません。
だからこそ、一旦止まる、一旦落ち着く、一旦考える、その癖をつけることが大事なのだと思います。

兎にも角にも、阿部ご一家の心が幾ばくかでも平穏になりますよう、お祈り申し上げます。


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