6万6000歩を歩いて、つながる魅力のかけらたち。2026年、皆さんと巡りたい釜山のこと|Vol.1 海雲台の空と海
こんにちは。
韓国プレミアムギフトセレクション「梅と木もれ日」です。
憧れのハン・ジヒ先生に学ぶチョガッポのワークショップ。
昨年、東京で開催した際は大変多くの方にご参加いただき、美しい手仕事の時間を分かち合うことができました(東京開催の様子はこちら)。
そして第2回目となる今年は、
HANJIHEE CLASSICの本拠地、韓国・釜山での開催を企画しています。
その舞台となる場所を自分の目で確かめ、ファンの皆様にとって最高の思い出となるプログラムをプロデュースするために、私は3泊4日の下見旅行へ行ってきました。
単なる「観光付きのレッスン」ではなく、HANJIHEE CLASSICの作品が生まれる土地の空気を感じ、ハン・ジヒ先生ゆかりの場所を訪ね、先生の美学と自分たちの感性とが静かに共鳴する旅を届けたい。
そんな思いを胸に、私が3泊4日で刻んだ歩数は6万6000歩。その一歩一歩で見つけた釜山の魅力のかけらたちを、チョガッポの端切れを繋ぎ合わせるように綴ります。
第1話は、私が今回最も時間をかけて歩いた海雲台(ヘウンデ)について。
地上100階から釜山を俯瞰する 「BUSAN X the SKY展望台」
釜山市内には風景を楽しむ展望台や夜景スポットがいくつかありますが、地上100階から海と街を見渡せるのは、海雲台(ヘウンデ)にあるBUSAN X the SKY展望台だけです。

眼下に広がるのは海と山、そしてその隙間を埋め尽くすように密集する高層ビル群。マンションが整然と連なる光景は、いかにも韓国らしい風景です。釜山ではそんな風景が海岸線のすぐそばまで広がっています。

海雲台ビーチの先端に3棟の高層ビル、LCTタワーがあります。展望台の棟は高さ411mを誇り、韓国で二番目に高いビルなのだそう。東京タワー(333m)よりもはるかに見下ろす高さに驚きます。
専用エレベーターで、地上100階の展望台まで直通で一気に昇ります。100階までどれくらいで到着すると思いますか?
答えは、約56秒。
時速に換算するとおおよそ26km。エレベーターとしては非常に速いスピードです。
100階~98階には、世界一高いところにあると言われるスターバックスや、韓国ドラマ「今、別れの途中です」のロケ地になったレストランもあります。

個人的に嬉しかったのはギフトショップ。ソウルの国立中央博物館のミュージアムショップにあるような、伝統工芸をモチーフにした洗練されたアイテムも並んでいました。韓国工芸ファンの方なら、きっと惹かれるものがあるかと思います。

ー ご参考までに ー
数年前の記事ですが、とても詳しいレポートをみつけました。現在は入場料や営業時間などが変更されている場合もあります。訪れる際は、必ず最新の公式情報をチェックしてください。
海岸列車に揺られて眺める水平線 「海雲台ブルーラインパーク」
地上100階からの俯瞰を楽しんだあとは、今度はぐっと海に近づいて。
海と平行に走る観光列車やモノレールでゆったりと移動しながら、水平線を眺められるのが「海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパーク」です。
先ほどのエレベーターが緊張感のある「垂直」の移動なら、こちらは心地よい「水平」の移動。

今回私は、尾浦(ミポ)駅と青沙浦(チョンサポ)駅の間を、行きは「海岸列車」に、帰りは「スカイカプセル」に乗りました。
全席が海を向いた「海岸列車」で水平線の果てしない広がりを感じるのも素敵ですが、よりプライベートな時間を楽しむなら、4人乗りのミニモノレール「スカイカプセル」がおすすめです。
海岸列車に揺られて、ただただ静かに海を眺める。
1年半ぶりの韓国。慌ただしく予定をこなしていた一日の終わりに、この景色に身を委ねていると、どこか緊張していた気持ちが不思議とほどけていくのを感じました。
「海には不思議な力がある」
そう感じた癒しの時間は、どこか、無心で針を動かすチョガッポのひとときにも通じるものがあるような気がします。
庶民の生活の匂いを感じる 「海雲台伝統市場」
ビーチ沿いに並ぶ高級ホテルやマンション、若者が集う賑わい、この煌びやかなリゾート地で、一歩横道に足を踏み入れると、そこには釜山市民の日常が息づく「海雲台伝統市場」があります。

都会的な高層ビルと、昔ながらの市場。この両端の魅力がすぐ隣り合わせで共存しているのが、海雲台という街の面白さです。
平日の、静かなビーチ 「海雲台海水浴場」
釜山観光には外せない海雲台ビーチ。私はこれまでに数回、釜山を訪れていますが、実はビーチを「とぼとぼ」と歩いたのは、今回が初めてのことでした。
地下鉄の海雲台駅からビーチへ出て、そこから尾浦(ミポ)、さらにその先まで。NAVERマップを片手に、とにかく歩いて、歩いて、行ったり来たり。そのおかげで、ようやく海雲台エリアの地理感覚が身につきました。
観光客で賑わう喧騒をイメージしていましたが、3月の海は意外なほどに人も少なく、穏やかでした。白い砂浜、潮風、寄せては返す波音。「海洋都市・釜山」の魅力を、ビーチ沿いを歩くだけで豊かに感じることができます。

空の色がとても幻想的でした
ワークショップでこの街を訪れるなら、この静かなビーチを皆さんと一緒に歩き、釜山の風を肌で感じたい。そんな想いが強く込み上げてきた時間でした。
「Vol.2 企画者の視点から。海雲台での食事とお茶の時間」へと続きます。
