シネマみな『暗殺の森』(1970/イタリア・フランス・西ドイツ合作/サスペンス)
鬱くしいを徹底した映像美。
断片的な回想で描かれる、ファシストが最初の暗殺を行うまでを描いた映画です。
セリフでなく映像の陰影や間、俳優の表情でストーリーを理解させる技法がすばらしい。そして重苦しい。
主人公の政治警察マルチェッロは、幼い頃性暴力被害から逃れるため、殺人を犯します。
精神を病んだ両親を持つ彼は、移行の人生を「正常」であることに捧げ、当時最も「正常」とされたファシストの道へ。
しかし任務を兼ねて行った新婚旅行先のパリで、標的の妻に恋をしてしまい――。
ジャン=ルイ・トランティニャン演ずる主人公の影のある名演技も必見。
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作品情報まとめ
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