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僕の多文化コミュニケーション(11) - 日本人の僕がアドバイスできるコミュニケーション

こんにちはTwomasと申します。
自分のことは簡単に自己紹介で書いています。

前回は、ふとしたことから「英語を教える機会」をいただいた話について書いてみました。
今回は、そこで気づいた発見と考えについて書いてみようと思います。

シリーズはこちらにリンクつけておきます。

よろしければ少々お付き合いください。

「教える」に向けて

さて前回、英会話クラスをパートナーと見学してから、
2人で「教える」ことをお受けすることにしました。

準備をするにあたり、「他の先生方はどんなことを教えているのかな」とも考えました。
しかし、数十年間にわたり色々な先生が関わっていたこと、
そして参加者の方々も同様に入れ替わりがあったことを考えると、
そこをあまり気にしても仕方ないなと思いました。

そこで、まずは一度オリジナルで考えてみようということに。
ただそのプロセス自体は、僕たち2人にとって決して難しくは感じませんでした。それは、何故かというと。

・パートナー:英会話講師経験はあり、教えるアイデアはある。
・僕:昔インストラクター経験はあり、人前で話すのは何とかなる。

僕的には、むしろワクワク楽しみな作業でもありました。

2人でやることを話し合い、
→まとめて、
→配布用のプリントも用意して、(夜中にコンビニでコピー。笑)
→あとは当日を迎えるのみとなりました。

「教える」を通して

当日の朝は、眠そうなパートナーを起こして現地の施設へ向かいました。笑
以前見学した時にお会いした参加者の方々が、今回は僕たちを講師として笑顔で迎えてくださいました。
およそ12~3名の方々で、平均年齢は高く若い方でも40代です。

実際にやったこと。
パートナー:メイン講師として進行を担当。
僕:アシスタントとして参加者の表情を見ながら日本語で補足説明。
前半:各参加者に「1週間の出来事」を聞く。(定番のウォームアップ)
後半:用意したテーマ教材で進めていく。

と、言った感じです。
そこで、前半・後半・全体に分けて僕の「気付き」や「考えたこと」をまとめてみます。

前半

まずは、前半です。
自己紹介含めながら各参加者にお決まりの質問です。
「How was your week?」(今週はどうでしたか?)
お互いを知るにも、1人ずつ話してもらうにもいい機会です。
ただ実際やってみると、様々な気付きや考えることがありました。

[前半で気付いたこと]
朗読会になりがち:事前に用意した原稿を読み上げることに必死な方も。
 (既にお決まりテーマで用意している人いるんですね…。)
 しかし、これは一方通行な「発表会」(朗読会)になりがち。
・単独発表会になりがち:1人が話している間、他が入り込めない空気が。
 それは遠慮なのか、日本的な文化なのか。
不意の質問でパニック: 発表中、こちらから不意に簡単な質問をする。 
 しかし、想定外となりパニックになりがち。
感想がなく行動ログになりがち:内容も個人差あります。
 例えば、「朝起床、歯磨く、顔洗う、着替える、家を出る。」といった
 事実の羅列で終わってしまうパターンも。
時間配分: お話好きな方もおり、時間配分には要注意。
 下手すると90分内の半分以上になってしまいます。
 内容が個人発表であれば、この英会話クラス自体もったいなすぎます。

[前半で考えたこと]
5W1Hを意識: 文章にWho / When / Where / What / Why / Howを入れる。 
 そこで、会話のポイントを押さえてもらう。
感想を入れて深みを出す:シンプルでも良いので、形容詞などを含める。
 「どう感じたか」を入れてもらう。
周りを巻き込む: 単独発表で終わらせない。
 自ら質問を投げて他生徒や講師を巻き込む(これこそが英会話!)。
 例:「私はこう思いましたが、皆さんはどう思いますか?」
   「こんな経験をしたのですが、先生はそんな経験ありますか?」
   「私の先週については以上です。〇さんの先週はどうでしたか?」
相槌や飛び込み:他参加者の発表にも耳を傾けてみる。
 余裕があれば飛び込んでみる。そう、これも英会話。
 例:「それは大変だったね!」
   「僕もやったことがあるよ。」
   「どこでやったの?」
仕組みの工夫: 他の参加者が会話に入りやすいようにする。
 話の区切りでこちらからきっかけを作る。

後半

そして後半は、こちらで事前に用意した教材を基に進めました。

[後半で気付いたこと]
英語での説明に対する理解の難しさ: 便利な表現を紹介したり、
 誤りを直してみても、英語での説明自体が理解されない状況が多々あり。
表現の幅広さ: 日本語の表現と比べると、英語の表現方法は様々。
 ただ、むやみに多く教えず、覚えやすさ・言いやすさを意識して教える。
 例:日本語 "すごい!"に対して
   英語 "Great!" "Amazing!" "Fantastic!" "Excellent!" などと幅広い。

[後半で考えたこと]
・日本語でのフォロー:
英語での説明がイメージされにくい場合には、
 日本語を交えながら「日本人視点でのコツや解説」を伝える。
背景の事前説明: 理解度を高めるため、最初に教えるテーマの背景や
 使う状況を日本語でざっくり説明してから入る。

全体

「全体を通して気付いたこと]
前回、日本人のコミュニケーション傾向(キャッチボールへの苦手意識など)について書きましたが、現場で目にした光景はまさにその内容と見事に合致していました。
英会話だからこそ、この「キャッチボール」が一番の鍵になると痛感しました。

[全体を通して考えたこと]
・詰め込みすぎない:
毎週先生やスタイルが変わるクラス形態
 そこで「前回教えたこと次回までに覚えてきて」と求めるのはお門違い。
目的の尊重:この英会話クラスに参加する目的は実は様々。
 
勉強だけではなく、「毎週仲間と会う時間」を楽しみに来ている方も。
配慮: 長く独学しているプライドのある方には、指摘の仕方にも注意要。
1つの持ち帰り:あれもこれもと教える内容を詰め込み過ぎない。
 教えたうち1つでも今後のヒント、または頭に残れば嬉しいなと。
・近い目線で話す:日本人でありがちなコミュニケーションを踏まえる。
 できるだけ同じ視点で立ち、自身の経験から学んだことを含めて紹介。

おわりに

以上が、初回に僕たち(僕だけ?笑)が感じたことです。
通常の英会話クラスでは、教える側が2人もいるスタイルは珍しいかもしれませんが、「英語をベースにした、ちょっとしたコミュニケーション方法を案内する」という意味では、これが僕たち2人で教える強みなのかなと感じました。

他講師の方々の授業と比較することはできませんが、実際にやってみて
「わかりやすかった」
「楽しかった」
と、お世辞でも言っていただけたのは、素直に嬉しかったです。

これらの気付きや考えたことを基に少しずつ工夫を重ね、
今もこの活動を続けています。

あいにく、パートナーの本業が忙しくなったため、今年からは僕1人で担当しています。
そんな状況ではありますが、昨年からの経験を活かして講師としての僕も順調に仕上がってきている……と信じています(笑)。

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