むかし語り 映画とか映画とか 【シニアの独言】②
さよなら、さよなら、さよなら
テレビで日曜洋画劇場が放映された。
淀川長治さんが解説者で毎回最後に解説する。最後にいう「さよなら、さよなら、さよなら」が流行語になった。
解説も淀川さんならではの映画愛が溢れていて、もっとこの俳優の作品が見たい。この監督の映画が見たいと思わせるものだったと記憶している。
ネットで検索すると
1966年10月1日から2017年2月12日まで
の長寿番組だと言うことだ。
街の映画館は最高の娯楽
昭和40年台には映画館は小さな街でも必ずあった。
封切館は流石に大きな街に行かないとなかったが、2本立て、時には3本立てもあって、子供用と大人用が混ざっていたりした。
だから、子供の映画が終わって、石原裕次郎や小林旭の出る、ファンにはたまらなくいい場面なのに、じっとしていることに我慢できなくなった子供達が、舞台狭しと走り回ることもあった。舞台の脇には階段がついていたので。
裕次郎ファンや浅丘ルリ子ファンの親たちはさぞや悔しかったろう。
いずれにしても、映画は特別の日にみる娯楽であった気がする。
洋画をテレビで流す企画も増えて、映画を無料で見られるようになった。この恩恵はありがたかった。
例えば、当時エノケンの映画はもう滅多に映画館では上映しなかったと思うが、テレビでは懐かしの映画として週末の夕方とか、どちらかというと視聴率の低い時間帯と思われるところで放映してくれた。
他方、テレビの洋画劇場で数々の名作が放映されたおかげで、私たちが2本だてで街の映画館で見た、
石原裕次郎の「銀座の恋の物語」という名作が、(歌もものすごく売れてた記憶がある)
実は「邂逅(めぐりあい)」のリメイク(または翻案?)だと言うことは暗黙のうちにバレた。
名画座がたくさんあった時代
学生だった頃、あちこちに名画座という名作映画を2本立てとかで上映する小規模の映画館があった。
「カサブランカ」はハンフリーボガード主演で、ボギーの愛称とともに元祖ハードボイルドとも言うべき存在で、男の憧れだったが、昔観た「夜霧よ今夜もありがとう」はこのリメイク(または翻案?)だと気づいてしまった。
ファンたちは誰も言わなかったと思うが、裕次郎は日本のスターで間違いなくても、個人的にはハンフリーボガードやケーリーグラントと比すべきものとは思えなかった。
それほどハリウッドが輝いていた時代だったのだと思う。
ちなみに、ボギーの顔を描くのは難しい😓ですね。
絵にも描けないハードボイルド
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