【コーヒー】ひとりコーヒー飲み比べ大会を開催し、衝撃を受けた記録【ファミマゲイシャ】
前回はコーヒー豆における味のブレについて語ったわけだが、その中でファミマゲイシャについても少し触れた。
自分はおそらくまだどこの国のゲイシャも飲んだことはないと思われるので、この機会に是非とも飲んでみたかったゲイシャコーヒーなわけだが、なにせ騒ぎになっていたのは1ヶ月ほど前の話である。
きっともうお店には在庫なんて……
……と思ってファミマに行ってみたら、なんか普通に置いてあった。

……さて、ここでまず自分のコーヒー観について語らねばなるまい。
残念ながら自分は『コーヒーにはクリーミングパウダーを入れなければ飲めたもんじゃない』という舌を持った人間である。
しかも入れるクリーミングパウダーにもこだわりがあり、現状カルディの『クリーミングシュガーパウダー』一択となっている。(他はミルク感が強すぎたりするし、溶けにくいので…)
なのでもしこの商品の生産が終わったり味が変わったりしたら、その時点で自分のコーヒー生活は終わる可能性がある……かもしれない。
こんな人間なので、お高い喫茶店で良い豆を使ったコーヒーを飲みに行くという行動にはどうにも踏み切れないでいる。
喫茶店の良いコーヒーに砂糖やクリームを気兼ねなくドバドバ入れるのは問題だと思うし、いつものパウダーよりもミルク感が強くなりすぎるのは容易に想像できるからだ。
かといって自分の舌はブラックを楽しめる能力はないので、せっかくのお高いコーヒーを無駄にして終わる可能性が極めて高い。
ゆえに自分は良さげなコーヒー豆をネットで買っては、自分で挽いてパウダーインしてゴックゴクというわけなのである。
……だがしかし、考えてみれば自分はコーヒー豆をハンドミルで挽くようになるのと同時にパウダーを使い始めたため、市販のブラックコーヒーにクリーミングパウダーを混ぜるという行動をとったことはなかった気がする。
もしかしたら、その辺のブラックコーヒーにクリーミングパウダーを混ぜただけでも、普通に美味しく感じちゃう舌な可能性もあるのでは……?
これはこの機会に確かめねばなるまい!

というわけで、『コーヒー飲み比べ大会』を開催しようと思います!!
コーヒーはファミマゲイシャと、スーパーにあったコーヒー2種である。
・ファミマのゲイシャ(240ml 250円)
・スジャータ アロマ香るコーヒー無糖(900ml 160円)
・スジャータ ホテルレストラン仕様コーヒー無糖(1000ml 450円)
(いま記事を書いていてどっちもスジャータだったことに気付いて衝撃を受けているが、もう手遅れなのでどうしようもない)

さて、それでは価格的なバイアスがかからないように、コップの裏にそれぞれの中身を書いて、ブラインド状態での飲み比べをするとしよう。

そしてそれぞれ同じ量のクリーミングパウダーをコップに入れる。
今回の大会で、『市販のブラックにパウダーを混ぜたら全然飲める』という結果が出るのを期待したいところだ。
そうなってくれれば出費と手間が減るからね!

さて……それでは混ぜ終わったので……
これをシャッフルしてもらってもいいだろうか?
(誰に……?)
あぁ、シャッフルしてくれる人なんていなかったわ……
えっ、じゃあどうすんのこれ……?
いやまあ、自分の記憶力なんてたかが知れているという自覚はある。
まずはテキトーにコップを動かして、その後Youtubeの動画を5分見て、また再度テキトーに動かすという動作を行ってみよう。
おそらく自分の実力を持ってすれば、この程度でコップの配置なんて簡単に忘れるはずである。

というわけで、なんかもう見事にどれがどれだかわからんぞ!?
記憶力がしょぼいと得をする場面もあるんだなと思いつつ、さっそくテイスティング開始である!

では『A』『B』『C』の感想をそれぞれ語っていく前に、ここで追加の情報を提示しよう。
なにやらパッケージを見るに、『160円のスジャータ』はブラジルの豆らしい。

そして『ホテルのスジャータ』は、マンデリン30%使用だという。

そして『ファミマのゲイシャ』は、コーヒー系Youtuberの意見を聞くに、安めな国で作ったゲイシャ種の100%だろうとの情報を得ている。
(うーむ、自分はもうブラジルの豆とマンデリンは経験済みなので、結果が見えちゃった感がすごいな……)
とはいえ、めげずに大会を継続するとしよう!!
さて、自分の『A』『B』『C』をそれぞれ飲んだ感想はこんな感じである。↓
A:
甘くて普通に美味しい。
なんだか飲んだことがある気がする。
でもこれが高級なのかというと、どうだろう……?
まあどう考えてもマンデリンではないから、ブラジルか?
B:
苦い。こりゃマンデリンだ。
残念ながらフルーティに目覚めてしまった自分の好みではないが、飲めなくはない。
でもやはり率先して飲むことはないコーヒーだなと……。
C:
えっ、あっ……す、スッキリしてますね!
飲んだことない味でびっくりしちゃいました……!
その……爽やかな感じがすごく特徴的で面白いなとは思うんですけど、なんだかちょっと、あの……トローチみたいな味と香りがしませんか……?
いやいや! 私は馬鹿舌ですからね!!
へぇ、でもこういう感じかぁ……。
そっかぁ……。
いやもう完全に「Cがゲイシャだわ」と思って感想を忖度している自分がいる。
だってもう、明らかに体験したことのないおかしな味だったから……。
それでは答え合わせをしてみよう。
さてさて、正解はいかに……?
A:ファミマゲイシャ
B:ホテルスジャータ(マンデリン)
C:160円スジャータ(ブラジル)
!?
まさかの『A』がゲイシャ!?
(そして『C』の160円スジャータの味、どうなってんのこれ……!?)
いや実はスジャータのコーヒーに関しては、過去には加糖のタイプに牛乳を混ぜてガブ飲みしていたので、馴染みがないわけではないのだ。
まあ今回買った無糖のタイプはまったく飲んでこなかったのだが、それがまさかこんな特殊な味をしていたとは……。
いや、これはもしかしたら酸化防止剤として入っているビタミンCの影響があるのかも?

ホテルスジャータやファミマのゲイシャの成分表示を見ると、原材料は『コーヒー』だけなのだ。
謎のスッキリ感も、ビタミンCならあり得そうだし……。
いやしかしそれよりも、これが本当にブラジルの豆100%なのだろうか?
個人的にブラジルの豆はいかにも普通なコーヒーというか、変な癖は存在しない印象だったので、驚きを隠せない。
「これがゲイシャじゃなくて良かった」という安心感を抱きつつも、「やはりもう安いパックコーヒーは飲めないかもしれない」という現実をつきつけられた気分だ。
(なんだかんだで、自分のコーヒー舌は肥えていた……?)
そんなわけで、コーヒーのプロの方々の意見では酷いと噂だった『ファミマのゲイシャ』は、個人的には普通に美味しかったのだった。
ただし、相変わらずブラックで飲むと味の善し悪しがわからない自分なので、出先でこれを買うことはなさそうである。
他の市販品と比べて美味しかったのは確かだが、自分はクリーミングシュガーパウダーなしでは全てのコーヒーが美味しく飲めないのだ。
だからきっと出先でのカフェイン摂取は別の手段で行うことだろう。
(パウダーを小瓶に入れて携帯するという奇行を始めればあるいは……?)
そして今現在、ゲイシャだということが判明してからあらためてパウダーインしたファミマゲイシャを飲んでいるわけだが……
やっぱりこう、フルーティでとっても美味しいよね!!
『A』に対して「ブラジルか?」なんて思っていたことはすっかり忘れて、ゲイシャの特徴であるフルーティさを見事に感じている自分がいる。
人間ってホント単純なんだなぁと思いつつ、『情報』はスパイスとして優秀ということを再確認した次第。
なんにせよこれで『どこかのゲイシャ』は飲むことができたので、『パナマゲイシャ』を飲む準備はできた。
一体いつ飲めるのかはわからないが、その機会が訪れる日を楽しみにして生きていこうと思う。
また一段階、コーヒー沼に沈んだ気がするよ……!
いいなと思ったら応援しよう!
サポートには感謝のコメントをお返しします!