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つるうち家の温泉日記 その8「犬吠埼、その謎の引力」

回転寿司と箸置きと温泉を目指し、犬吠埼へ


前回の銚子は温泉日記といいつつイワシ日記だったけれど、今回はちゃんと温泉へ。銚子から銚子電鉄で20分の犬吠埼(いぬぼうざき)。関東平野で一番東の土地。ここも訪れるのは2年前ぶりの2回目で、不思議なくらいまた行きたいと感じる場所だった。

可愛い可愛い銚子電鉄で「犬吠埼」へ
夫といぬぼう

地域で唯一のパワー系回転寿司


犬吠埼着陸後、まずは早速の腹ごなしへ。前回行ったときは灯台に登ったり地球が丸く見える場所に行ったり地層を見たり最東端にある景観を存分に楽しんだのだけど、実はもう一度行きたかった場所のひとつは犬吠埼で唯一の回転寿司「島武水産」。前回書いた光り輝くイワシと出会った場所。

いわししか撮ってないが全部絶品

日曜日だけあって開店と同時に満席。「らっしゃいませえ〜!」とめちゃくちゃに威勢の良い女の子の声が厨房から響き渡り、外国人の店員さんが「はいイワシ〜!イワシ流れま〜す!」と元気にアナウンスし、どんどこ流れてくる銚子港で上がった美味しい魚たち。なんかこう、パワー系回転寿司。他に選択肢がないほど店が少ない犬吠埼だけど、その状況に甘んじる姿勢が全く無い、とても気持ちの良いお店。イワシはもちろん、アブラボウズやカツオ、近海で獲れたというお魚たちは全部が美味かったなー。

一番可愛い箸置きを目指す

その後、ぶらぶらと最東端の犬吠埼へ。

銚子電鉄の線路の小さいこと、かわいいこと
その看板は大丈夫なのか!犬吠埼!(ぬれ煎餅屋さんの名物菓子です)
誰の何のディスプレイかわからないけどすごくよかった

道中、犬吠埼に向かう大音量改造バイクの大群に遭遇したが、土地が広くて人が少ない中だと「お休みの日はみんなで犬吠埼行くんだねえ、かわいいねえ」くらいの気持ちでのんびり見ていられた。東京はどう考えても狭すぎるのだと思う。電車や施設などあらゆる場所でパーソナルスペースが確保できてないので、みんな必要以上にイライラしたり不寛容になっちゃうのも仕方ない気がする。色々過敏すぎる私なんかは満員電車にどうしても乗れないがために乗らないで済む仕事を選び続けて今に至る(フリーランスの音楽家)ところもあるのだから。

そして向かったその先、もう一つの再訪の理由が、「犬吠テラステラス」というマルシェやカフェやお土産屋などがひと所に集まった地域情報発信施設。買い物にもカフェにもモールとかにも全然関心のない私が、なぜかこのテラステラスだけはすごく好きになってしまったのは、灯台のふもとで最高に景観が良いことと、あらゆる品揃えがとても良いこと、そして全体的にかなりオシャレな雑貨などの中に唐突にこういうものが紛れ込んでいるから・・↓

チーバくんらしきものや海の者たちの箸置き

前回ここで買った箸置きたちがあまりに気に入り過ぎてまた買いに行きたいと思っていたのだが、どうやら我々のお気に入りのへっぽこチーバくんはあまりにニセモノ感が強いからか売れ残って色褪せて(我が家に迎え入れた子たちは赤々としている)おり、海の者たちは新顔が増えていた。やっぱりこのシリーズの子たちはみんななんとも言えずかわいい。

新しく2名を迎え入れた我が家のテラステラス箸置きシリーズはこちら↓

本当にもう、なんともいえないかわいさ。イカの目が切ない。

確かこの箸置きたちは、障がい者施設で働くメンバーで作られています、と前回アナウンスを見た記憶がある。以前から私は何も意図せず障がい者の方たちが作るグッズを手に取ることが多いのだけど、それは表現物に宿る作為の無さが好きで、狙ってない可愛さを感じるからなのだと思う。今持っている箸置きたちの中でこのテラステラスの隅っこに置いてるシリーズがダントツで好きで、蟹の子なんて一度うっかり割ってしまったのを夫に直してもらったくらい好きだ。これからも施設の人たちがこの箸置きを作ってくれるかは分からないけど、直接お礼を言いたいくらい、作った人たちとこれを置いてくれたお店に感謝している。

カニと遊んで、温泉に入る

その後、テラステラスの先から海岸に降り、しばしのチルタイム&夫の磯遊びを見守る会。夫はいつもひょいひょいと岩場に向かい、何かを捕まえてきては見せてくれる。今回は小さなカニさんだった。

岩場でおもむろに読書をする夫
と思いきや磯遊びに夢中の夫
カニさんにアサリの佃煮を勧めたが断られた

海のデカさに頭がぼうっとしたところで今日の温泉宿へ。銚子グランドホテルという海沿いの大きなホテル。

ロゴ調査隊としてはロゴの時点で良いホテル!

元々、「グランドホテル磯屋」という老舗ホテルが廃業したところを新しく「銚子グランドホテル」として改装しオープンしたらしい。なので外装も内装も昔のゴージャスなホテルのレトロ感が残りつつ、とても綺麗で快適。

ホテルの窓からは犬吠埼の海岸が一望できて、犬吠埼は東映のオープニング映像が撮られた場所なので、永遠に映画が始まらないきもちになる。

ゴツゴツとした岩場に打ち付ける荒波

ホテルの温泉は、約1億2千万年前の地層から湧き出る「古代の湯」と呼ばれる岩風呂とのことでありがたみがありすぎてよくわからない気持ちになったけど、大きな岩風呂がすごく気持ちよくて何度も入った。そしてやはりいい温泉に入ると泥のように眠くなることを再確認。この温泉に入ったあとになんぼでも寝れる感じもまた温泉ならではの醍醐味。いつでも気絶できる準備をして、目の前の海を見ながらDJ大会などをして盛り上がり、波の音を聴きながら二人してぐっすり。

「文豪風の顔をして」と言ったらこうなった
翌朝のごはん。大きな鯖が最高!
ホテルで購入した犬吠埼の器。地元の職人さんの手作り。とても可愛い。
可愛過ぎて我慢できず。ああチーバくん・・

犬吠埼は、誰かに「犬吠埼最高だからぜひ行って!」とおススメできるほどの圧倒的観光地では無い。でも、私の心のツボにハマる場所。またあの回転寿司を食べ、テラステラスを冷やかし、海を見ながら酒を呑み温泉に入りたい。なんせ関東平野の最東端だからね。島のはしっこにいるなーっていう開放感があるのもすごくいいんだよ。

ちなみに帰りにも再び銚子の「吉原食堂」へ。おさしみといわしの天ぷらとエビフライまでぺろり。本当に何を食べても美味しい、やっぱり大名店。

これで吉原食堂には3回来れた!
ぶりんぶりんのエビフライ、最高!

しおさい号を待つ間、おばあちゃんのやってる古いお土産屋で「それは本当に別格に美味い」とおばあちゃんかおすすめしてくれたこの寒鯖は今まで食べた塩サバで一番美味しかった。取り寄せを検討している。

マルカ加藤水産の「寒さば」通販もある
とんでもない脂ノリと旨味、一尾500円が安すぎると感じる
いわし缶の食べ比べも楽しみ

魚と海を欲したら、銚子市へ行こう


記事を書いていたら銚子や犬吠埼で食べたお魚たちの美味しさを思い出して、口の中がヨダレでいっぱいになってしまった!

まだまだ行きたいお店やお宿がたくさんあるから、これからの人生で何度でも訪れたい場所のひとつ。東京からしおさい号で一本、美味しいお魚とでけえ海を見たいときは、ぜひ銚子市に足を運んでみてね!

銚子の思い出が食卓にいっぱい

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