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上位互換を知り「引き返せなくなったもの」「引き返せたもの」を並べてみた

先週の富士屋ホテルの回でも書いた通り、我が家は借金まみれのド貧乏生活からしぶとく頑張った結果、二人合わせたら生活に困らない程度には稼げる40代夫婦になった。残念ながら子宝には恵まれなかったけど、そのぶんの時間やお金を自分たちに使えるので、ゆるやかに着実に、昔よりは日々の生活に使える金額は増えた。

先日の大雪選挙の日、雪に盛り上がっている我々

そんな暮らしの中で、「良いものを知ってしまってもう引き返せない」と感じるものと、「良いものは知ったが元のまんまで問題ない」と感じるものが暮らしの中に混在しているなとふと気づいた。

この「どこにお金をかけるか」って本当に人によって千差万別だと思うので、我が家の「引き返せなくなったもの、引き返せたもの」をリストアップしてみることにしたよ。みんなそれぞれにこだわりがあると思うので、よかったら自分のおうちとの違いも楽しんでみてね。


『引き返せなくなったものたち』

ほぼ食べ物です!

たまご

ちょっといいたまご 10個入り280円くらい

卵がスーパーから消えた時期が少し前にあった。値段が上がって、それでも毎日売り切れてて、気づけばその値段でみんな当たり前に卵を買うようになっていた。もはや100円台の卵パックなどどこでも見かけない。迫り来る物価高。

卵の値段が上がってしまったとき、いつもギリギリ売れ残ってるのはちょっとだけ高い卵だった。ちょっと高いからずっと敬遠していたちょっと良い卵を買わざるを得ないときが遂に訪れ、いざ!卵かけごはんにしてみたところ、驚いた。全然違う。卵特有の生臭みが全然なくて、黄身が元気そうな色合いで、全体的にぷりんとしてる。プラス40円くらいの差なので、一個あたり4円の差と考えたら、断然こっちだ。卵はもう後戻りしなくなり、ちょっと高いほうを買うのが定番になった。

豆腐

北海道産とよまさり 一丁100円くらい

夫は無類の豆腐好き。私は昔は豆腐にあまり興味がなかったけど、最近はめっきり好き。

というのも美味しい豆腐はめっちゃ濃い豆の味がすることが分かり、塩だけで食べても最高なのだ。豆腐に醤油をかけて食べるのが全然好きじゃない(醤油食べてるみたいだから)私にとって、塩で食ってもうまい豆腐というのが合格ラインになった。長年一丁45円くらいの豆腐を買っていたのでほぼ2倍。でもその価値はある。もはや別物というくらい違う。しかしこれが200円とか300円とかの豆腐になってくるとそこまで差を感じなくなってくるので、私はとにかく国産大豆のお豆腐なら間違いなく美味しいんだなという結論に至り、一丁100円くらいのものを目安にしている。

最近のお気に入りは、塩をまぶした豆腐をキッチンペーパーにくるんで寝かしておいて、もっちり塩豆腐にすること。そのままでも日本酒と最高に合うし、オリーブオイルや黒胡椒をふるのもいい。本当に簡単で美味しい。

うすくち醤油

ヒガシマル 超特選丸大豆うすくち 370円くらい

前述の豆腐でも書いたけど、私は「醤油味」がそんなに好きじゃなかった。でもこのうすくち醤油に出会って、醤油の香り高さと豊かさにすっかり魅了され、あとがけの醤油はこれ一択になった。

だし醤油も好んで使っていたけど、今家にあるだし醤油を使い終わったらもう買わないと思う。この醤油の美味さに触れてしまうと、だし醤油の甘さとか旨味が小賢しいなとすら感じるようになってしまったのだ。それくらい、スッキリとしっかりと旨味があり、綺麗な味。

おひたしなんかも青菜をしゃっきり茹でてしっかり水気を絞ってこれをちょろっとかけるだけで本当に美味しい。醤油味になりすぎず、香り高さとふくよかさだけが残る。普通のうすくち醤油とそんなに値段も変わらないのでマジでおすすめです。醤油革命起きると思う。

日清こめ油 800gで400円台〜

最近の我が家は揚げ物をほとんどやらない(揚げ焼きで済ます)ので、大量の油を使うことがない。なのでサラダ油に代わる美味しくて体に良い油として、こめ油を使っている。

こめ油は火を入れると米由来のほんのり甘い香りがして、揚げ焼きで唐揚げなどを作ったときもその油の甘みや香ばしさがあいまってひじょ〜〜に美味しくなる。なんでもないきんぴらとかでも如実に変わる。おいしい油っていい匂いなんだ、と気づいた。サラダ油と比べてもそんなに高くないので美味しい物好きはぜひ一度試してみてほしい。

アルペンザルツ岩塩 250gで390円くらい

塩を信頼できるようになったら大人の証だとすら思う。うまい塩と旬の食材さえあれば大抵なんでも美味しく頂ける。

若いときは塩を信用できなくて色々な調味料に頼って結果逆にコストがかかっていた。旬の食材は安くて美味しいし、味付けのお塩はばさばさ使うもんじゃないからちょっといいもので格段に美味しくなるほうがいい。

この塩は本当にクセがなく万能、超ロングセラーの王道の塩。なんでも美味しく食べさせてくれる。色々試したけど日常使いにちょうどいい、我が家の定番。もちろんパスタ茹でたり野菜茹でるときはでっかい安いお塩をばさばさ使うよ。

魚の缶詰

国産のさばみそ煮缶 250円くらい

さばやいわしの缶詰はスーパーでも100円台〜200円台のものが2種類以上置いてあることが多い。当然昔は安い方を買っていたのだけど、大好きな鯖缶冷汁をする際に、国産のさば缶と安いさば缶で食べ比べると天と地ほどの差が出てしまうことに気づいた。いわし缶も同じくで、200円台のものを食べると食卓で十分な主役になるくらい美味しい。これはマジで戻れなくなった。

魚の缶詰は、国産で200円以上くらいのものならどのメーカーも大抵十分に美味しい。臭みもなく、脂がのってて、骨もやわらかく、身がしっかりしているので、魚の缶詰を見直すと思う。

日本酒

奥多摩のお酒「澤乃井」千円前後

夫婦で日本酒にハマって数年。日本酒に関しては、高いからいいというわけでもなく、安すぎてもダメだった。

我が家は、大吟醸などの香り高いお酒には興味がなく、辛口の日常酒を好むので、大抵「澤乃井」「八海山」「酔鯨」などの千円前後のお酒を好んで飲んでいる。

夫が日本酒に関しては相当な量を飲むのでコスパが悪いな〜と思って一度パックのものやもう少し安いものにしてみたけど全然ダメだった。しゃあなしで酔うためだけにアルコールを飲んでいるような味じゃなく、美味しいから飲んでいる、というラインを守ることは、お酒との付き合いにおいて大切なことだと思っている。

ファンデーション

「SPICARE」一万円くらい!ヒャー!

戻れなくなったものの中で圧倒的に値段の振り幅がでかい。というのも私は元々化粧に興味がなく、500円くらいのファンデーションで済ませていたからだ。

しかし加齢と共にさすがに色々気になり始めた頃、お客様からプレゼントしていただいたこのファンデーションに衝撃を受け、しかしあまりにも高級なので間をとって3000円くらいのものなどを試したがダメだった。塗ることで地肌が美しくなったかのような錯覚を起こすほどナチュラルさで、実際に肌が綺麗になるというすごい機能を持ったファンデーション。

で、本当に化粧をしないので、なんとこのひとつで一年以上持っている。一年以上で一万円と考えたら、私も良い歳なのでそれくらいの投資はしていいだろうと思い、500円のファンデは買い物とかだけで使うことに決めた。大人の階段を登った。

『引き返せたものたち』

引き返せたものに関しては熱弁をふるう必要がないので一気に箇条書きでお届けするよ!

お米

国産なら大抵なんでも美味しいのでその時スーパーで最安のものを買っている。日本の米は全部美味しい。それにしても値段上がったよね。お子さんがたくさんいる家庭にとっては死活問題なのではと思う。農家さんも楽になってほしいし、子育てをするご家庭にも楽になってほしい。難しい問題だ。

納豆

高いの色々試した結果、それぞれ美味しいんだけど、高い納豆ほど米に合わなくなる感じがするので、結局おかめ納豆に戻る。

ビール

我が家に来る友達たちに美味しいビールを色々教えてもらったけど、普段はグリーンラベルとアサヒやサッポロで十分。

コーヒー

高いのは確かに美味しいけど味が豊かすぎて毎日飲みたいと思わなかった。夫婦揃って普通のインスタントでいいねとなった。

ワイン

私は辛口の白をガブガブ飲みたいので600円台のチリ産ワインで十分だった。チリのワインは味が濃くて安くて美味い。

ティッシュ類

柔らかいのにすぐ慣れてしまいありがたみがなくなる。ガシガシしたティッシュで生きてる感触味わいたい。

最近、長年乗っていたボルボちゃん(とある紳士に格安で譲っていただいた)が遂に廃車となるタイミングで手放して、あまりのさみしさに涙すら出たけども、車の維持費分で浮いたお金で旅行や移動にお金をかけられるようになったので意外と問題なし。都内で車を維持するのはマジで信じられないほどお金がかかると改めて思い知った。

ホテルや宿泊施設

先日ついに五つ星の富士屋ホテルも経験したが、これからも安い温泉民宿に大喜びで泊まるだろう。富士屋ホテルが特別に面白いホテルだっただけで、高いホテルが好きなわけではないから。

まとめ

こうして改めて書き出してみると、一貫性があるようなないような・・・なんの法則性も見いだせなかった!しいていうなら調味料はケチらなくなったのかも。そして「引き返せないもの」の金額を合わせてみても、意外と大した金額じゃないなとは思った。だけど明らかに気持ちが豊かになれたものたち。

もし何かの理由でまたド貧乏に戻ったとしても、やりくり次第でなんとでもなりそうだ。お金って本当に使い方次第で、たくさんある=豊かなわけじゃないし、正直ド貧乏なときも私たちは色んな工夫をしながら楽しく暮らせていたので、どんな状況にも楽しみを見出せる心の豊かさをこれからも大切に育てていきつつ、まだ知らない「ちょっとのお金ですごく幸せになるもの」にも出会っていきたい。

お金がなさすぎてデートで木登りなどしていた頃

「え?塩にお金かけるの?」「は?コーヒーは絶対豆から挽かないと!」などなど、みんなそれぞれのこだわりがあると思うので、よかったらあなたの「引き返せなくなったもの、引き返せたもの」も教えてね!

最後まで読んでくれてありがとう!面白かったら、いいねやフォローいただけると、飛んで跳ねて喜びます!またねー!


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