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かめはめ波〝続報〟と初記事の反響



初めに


プロ野球選手には、一軍で活躍しメディアで取り上げられる選手がいる一方、一軍はおろか二軍でも思うように活躍できない選手もいる。

私は後者の一人で、同じような選手が数多くいる。
しかし、世に出る記事や特集の多くが前者の成功体験がほとんどだ。

そんな中、プロ野球選手にもこういう選手がいることを知ってもらい、同じ悩みを抱える人の助けになればと思い、初めて『戦力外通告 〜イップスに苦しみ続けた僕の4年間〜』を書いた。


1.予想以上の反響


この記事では、普段恥ずかしくて言えない親への感謝を込めた。
家族の他にも応援してくれた方々にも読んでもらい、ささやかながら「ありがとう」を伝えることができたらいいと思っていた。

しかし、予想を超える多くの方に読んでいただき、SNSのコメント欄にたくさんのメッセージをいただいた。取引先の方にも「読んだよ」と声をかけてもらうほどの反響があり、正直驚いている。

一方で、祖母は記事を読もうと操作を試みた結果、誤って携帯を初期化してしまうという“プチ事件”も起こった。

また、現役時代は怖くてできなかった〝エゴサーチ〟も久しぶりにしてみた。そのおかげで、寄せられたメッセージはすべて読むことができた。


2. イップスの怖さと仲間たちの反応


多くの方が、自身の体験を交えた長文のメッセージを送ってくださり、特に同じイップスに悩む方から「元気をもらった」との声をいただいた。

その中には、アマチュア時代のチームメイトでイップスとは無縁だと思っていた選手が、今まさに苦しんでいるという話もあった。
改めてイップスという“悪魔”の恐ろしさを痛感した。

プロ野球界でも、イップスに苦しむ選手は少なくない。
ピッチャーとキャッチャーの間でワンバウンドする人、ボールをリリースできずに腕を振った後も持ち続ける人、新年の初夢でイップスが原因でクビになる夢を見た人もいる。


3.記事を書いて思い出した「アサイーボウル仲間」の後輩の暴挙


「一生懸命やっている人を笑うな」
とよく言われるが、イップスに関しては笑って茶化された方が気が楽だと、私は思う。

しかし、中には悪意しか感じない人もいる。
例えば後輩の味谷(大誠)だ。

彼はバッテリーを組むたびに、

「ツバサ!ストライクチョセヨ(韓国語で「ください」)
「ハイパーウエスト(大暴投)、今日は投げないんですか?」

などとからかってきた。

だが、休みの日には、「カフェに行こう」、「アサイーボウルを食べに行こう」と誘ってくる。結局、寮生の中では一緒にいた時間が一番長い後輩で、口は悪いが憎めない奴だ。

ワンちゃんに絶大な人気を誇る味谷選手


4.若き左腕2人に起きた「涙物語」


また、今回noteを投稿して、すぐに連絡をくれたのが野中(天翔)と、福田(幸之介)だった。

野中が寮の部屋で私の記事を読み思わず涙ぐんでいるところで、福田がいきなり部屋へ入ってきたという。福田が「何、泣いてんねん」と一度は小馬鹿する暴言?も、野中に勧められnoteを読んだところ、福田もしっかり涙したという話には、逆にこちらが感動してしまった。

すぐメッセージをくれた可愛い後輩・野中選手


福田とは、彼が試合で打たれて落ち込んでいた時に映画『インサイド・ヘッド』を一緒に観に行ったことがある。

映画を観終えた福田が真剣な顔で「試合の時の頭の中は、ああなってんねんな」と言った時、彼の単純さと素直さに微笑ましくなった。

今は二軍で苦労しているが、彼は将来、中日を代表するピッチャーになると思う。少しヤンチャなくらいの方がピッチャーには向いているし、彼の性格ならイップスにはならないだろう。


映画鑑賞後、マウンド上の心境を悟った福田選手


5.ファンにも認知された〝かめはめ波〟浅尾コーチ


そして、皆さんお待ちかねの浅尾(拓也)コーチ。
記事を読んで連絡をくださり、美味しいお寿司をご馳走になった。

記事を読んだ現役選手たちから「カメハメ波の出し方を教えてください」と言われたらしく、ファンの方からも同じことを言われたそうだ。
申し訳ないと思いつつ、笑ってしまった。

浅尾コーチはいつも的確なアドバイスをくれるだけでなく、実際にやって見せてくれる。その説明はわかりやすいが、たまに独特な例えを使うことがある。それでも、私にとっては技術面でも人間としても憧れの存在だ。

食事の最後には、「明日の朝ごはんに」とお土産を持たせてくれ、就職祝いには靴をプレゼントしてくれた。
さらに不動産関係の仕事をしていると言うと、知り合いを紹介してくれた。まさに「心のイケメン」だ。

浅尾拓也コーチ(左)、伊藤準規さん(右)のイケメン二人に挟まれて緊張気味


これからの発信について


今回noteを投稿したことで、多くの方から応援のメッセージをいただき、本当に嬉しかった。

その一方で、私の野球人生で得たものや、さまざまな人からの助言を一人で抱えているのはもったいないとも感じた。
これからは、それらを発信し、一人でも多くの人の役に立てればと思う。

現在、私は社会人として新たな生活を送っている。
プロ野球選手時代との違いや、表に出にくい選手たちの苦悩や葛藤を、私が書ける範囲で伝えていきたい。

質問や知りたいことがあればDMなどで教えてもらえれば、それについても書いていこうと思う。

またトークショーなどイベントにも参加するので、ぜひ会場に足を運んでほしい。そして、インスタグラムやX(旧:Twitter)、noteのフォローや「いいね」をしてもらえるとすごく嬉しい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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