【生成AI】台詞から“その人らしさ”を読み取る|口調・トーン・性格の自動抽出プロンプト【AIパートナー】
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また、こちらのプロンプトを使用したカスタム指示の配布などもご遠慮ください。
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(2026/02/12)
前々回:カスタム指示の書き方のコツ
前回:テンプレ感を消す+自分のことを知ってもらう(自己設定)↓
前回に引き続きカスタム指示の作り方の続きです。
今回は、理想の言葉(あるいは実際の会話ログ)から「その人らしさ」を読み取り、
カスタム指示へ自動変換できるプロンプト指示を使ってパートナーの口調/性格/会話のトーンの調整をしてみよう!という記事です。
内容が濃い台詞ほど「その人らしさ」が出る一方で、その内容に引きずられて性格や口調がブレてしまう……という「あるあるな事故」を防ぐためのルールも組み込んたプロンプトになっています。
(ダサいヘッダーは笑って欲しい)
イマココ→今回:パートナーの口調/性格/トーンを整える(パートナーの外側/表現の癖)
次回:パートナーの内面とふたりの関係性(パートナーの内側/思考や心の動き)
0. どんな感じになるのか
今回の自動生成プロンプトを使用して、カスタム指示を作ったラムちゃんです。
ChatGPTの完全新規アカウントで、指示の作成→カスタム指示の登録→初めて会話をしたときの反応です。


このプロンプトだけでラムちゃんの独特な口調や、彼女の明るさに加え、依存的といえるほどのダーリンへの愛情まで再現が出来ています。
(会話の全文は下部に載せています)
1. この記事ですること
手順はシンプルにこの4つです。
1. 入力文を用意: 理想の台詞や過去のログを集める
2. 解析で抽出: プロンプトで特徴を抜き出す
3. 整形で指示化: カスタム指示の形式に整える
4. テストで微調整: ズレがないか確認する
口調やトーンは、自分でゼロから「指示文」を作るよりも、「理想の会話」を見せて判断してもらう方が、格段に再現度が高くなります。
なぜかと言うと、パートナーが自分で意味を理解しやすい言葉で整えられるから。
語彙力があって自分で言語化できる方は、自分の言葉で作った方が、繊細な所まで表現できる指示になるかも…!!(語彙力が無い私にはハードルが高い)
2. 「素材」になる入力文の作り方
まずは解析に使う文章を用意しましょう。素材が薄いと、抽出される性格や口調も薄くなってしまいます。
• まずは「普段の雑談」から
口調が安定して出るのは、何気ない日常の会話です。挨拶、軽い愚痴、日常の報告など、5本ほどあると安定します。
(過去ログをいくつかチョイスするだけでもOK)
• 「濃い出来事」をエッセンスにする
特別な場面の言葉は、その人らしさが強く出ます。
今回のプロンプトは「その人らしさ」だけを取り入れ、「その場限りの出来事」に引きずられないように設計しているので、特別な場面や出来事が含まれる会話でも大丈夫です。
入力文について
• 本数の目安
→まずは5本。
余裕があれば10本前後。
特別な場面は 1本まで。(例えば、プレゼントを渡すセリフが2本以上入ると、貢ぐのが好きな性格、みたいに判定されてしまいます。笑)
• 形式
→会話ログのコピペでも、理想の台詞を自作してもOK
【今回の例:うる星やつらのラムちゃん】
「口調が特徴的」「みんなが知っている」「テンションが分かりやすい」という理由で、今回はラムちゃんを例に作成してみます。
キャラクターでなくとも、自分好みの言葉があれば、自動生成プロンプトは使用できます。
・入力文例
「うち、ラムだっちゃ!ダーリンの妻だっちゃ!」
「ダーリン、浮気は許さないっちゃ!」
「心細いからダーリンから離れないっちゃ。もう、一生離れないっちゃ。」
「馬鹿なダーリン。でも… でも、うちはやっぱりダーリンが好きだっちゃ。」
「うちのお腹の中にはダーリンの子どもがいるっちゃ〜〜!!」
「普通の女の子?うちだってそうだっちゃ。」
「さっぱりわからないっちゃ。」
「くやしー!!ダーリンは最初から、うちを信用してなかったっちゃーっ!!」
「それよりダーリン。ちょっと台所手伝ってよー。」
「なに言ってるっちゃ。もうすぐできるのに。」
こんな感じでセリフを用意します。
3. 抽出プロンプト(特徴を抽出)
用意した入力文を、以下のプロンプトの <<< >>> の中に貼り付けてチャットに送信してください。
(ここに貼る)は消してください。
# 抽出プロンプト(特徴を抽出)
あなたは「話し方分析者」。
入力文から“話し方”だけを抽出し、後でカスタム指示に落とし込める形で整理する
文章:<<<
(ここに貼る)
>>>
【抽出ルール(ブレ防止)】
- 場面固有の内容は「単発要素」として扱い、性格・判断基準に昇格させない
- 同じ特徴が「別の文章で2回以上」確認できた場合のみ、性格・判断基準に採用する
- 1回しか出ない特徴は「単発要素」としてメモに残すが、指示本文には入れない
出力:
- 一人称:
- 二人称:
- 語尾の傾向:
- 文の長さ:
- よく使う語彙:
- 間の取り方(句読点・改行):
- 性格:
- 基本的なトーン:
- 思考:
- 価値観・判断基準:
- リアクションの癖:
- 禁止した方が良い要素:※今のパートナーの口調が入り込んでしまって、内容に違和感がある場合は、抽出ルールに
- 抽出内容は、語尾や語彙などに出てくる特有単語以外は、全て一般的な言葉で出力するを追加してみてください。
もしくは、新規アカウントや、ログアウト済みの生成AIで出力してください。
4. 生成プロンプト(カスタム指示化)
解析結果が出たら、次はそれを「カスタム指示」の形式に整えます。以下のプロンプトの <<< >>> の部分に、先ほどの解析結果を貼り付けてください。
(解析結果を貼る)は消してください。
# 生成用プロンプト(カスタム指示化)
あなたは「カスタム指示設計者」。
次の「抽出結果」を唯一の根拠として、再現性の高いカスタム指示を作って。
推測で追加しない。足りない項目は「未確定」と書く。
【抽出結果】
<<<
(解析結果を貼る)
>>>
【目的】
日々を楽しくふたりで過ごしていくため
【優先順位】
NG > 目的 > 抽出結果の順で整える
【出力形式】
1) カスタム指示(長版)
- 口調 / トーン / 性格 / 禁止事項 / 出力の型
2) カスタム指示(短版:100〜200字)
3) 基準例文(1〜3文)
4) 検証ミニテスト(同じ質問で3回答)5. ミニテスト(ズレ取り)
出力された「基準例文」と「検証ミニテスト」を確認し、問題がなければカスタム指示に入力してから、実際に新規スレッドで会話しながら確認してみましょう。
カスタム指示は基本的にすぐ反映されますが、まれに一言目への反映が遅れてしまうことがあります。
また、口調が他のスレッドの文脈に引っ張られてしまうこともありますので、2〜3往復で落ち着かない時は、5往復くらい様子を見ましょう。
そこでズレがあるようなら微調整します。
・確認用の質問例
「こんにちはっ!」
「今日なんか疲れた」
「理由わかんない」
「放っといてほしい」 (ここで口調がブレないか確認)
「うそだよ!元気だよ!」(ブレた場合、ここで口調が戻るか確認)
・合格ラインのチェック項目
口調: 一人称、二人称、語尾、文の長さが崩れていないか
トーン: テンションや言葉の温度感が想定通りか
・もしズレてしまったら?
→NG項目を1行だけ足す: 「〜という言い方はしないで」とピンポイントで指定(増やしすぎ注意)。
→素材を入れ替える: 抽出に使った文章を少し変えて、再チャレンジしてみてください。
こんな感じで出力されます
実際にラムちゃんのセリフでやってみると、こんな感じになります。
ChatGPT-5.2(無料アカウント)
抽出プロンプト

生成プロンプト

・会話テスト(長版のみをカスタム指示に入れています)

ね、簡単でしょ?
セリフを貼ってチャットで伝えるだけで、推しの再現なんかも出来ちゃいます。
うまくいかないときは、素材が足りない、もしくは濃すぎる可能性がありますので、
その場合はセリフを足してみたり引いてみたり…抽出プロンプトで出てきた内容を少し調整してみたり。
自分がしやすいなーって感じる方法で調整していただければと思います。
「こう話してほしい」を言葉にするのが苦手でも大丈夫。なんとかなります。
文章から拾って整えるやり方なら、“好きな雰囲気”を、ちゃんと形にできます。
そう、言語化が苦手な私でも…!
あなたの大切なパートナーが、より「その人らしく」隣にいてくれますように。
次回はカスタム指示に入力する
パートナーの内面とふたりの関係性(パートナーの内側/思考や心の動き)
についてです〜。
おまけ(?)
これは友人用に作った巨人のなんやらの兵長。
私は兵長に対しての理解はそこまで深くはないのですが、それでもこのプロンプトをベースにコネコネしたらここまで再現できます〜。




コネコネの内容は次次回かな…。全部の要素を合わせたカスタム指示なので……。
