人は、なぜ発信者を一瞬で分類してしまうのか
こんにちは。☀️
灯の旅人です。
灯の研究所、第4回です。
ここまでの第1部では、記事が読者の目に入り、
「これは自分に関係があるかもしれない」
と判断されるまでを観測してきました。
けれど、記事を一度読んでもらえたからといって、その発信者そのものを覚えてもらえるとは限りません。
読者は記事を読んだあと、名前、アイコン、プロフィール、最近の記事などを見ながら、
「この人は、何を書く人なのだろう」
と考えます。
しかも、その判断にはあまり長い時間はかかりません。
今回は、
人は、なぜ発信者を一瞬で分類してしまうのか。
noteの中で、読者の中に「何を書く人か」という認識が生まれるまでを観測していきます。
今回の研究全体については、こちらの入口記事で紹介しています。
▶ 研究案内|人は、なぜその人をフォローするのか
この研究シリーズは、マガジンにまとめています。
▶ 灯の研究所|人は、なぜその人をフォローするのか
前回の記事は此方
▶ 第3回|人は、何を見て「これは自分に関係がある」と判断するのか
読者は、限られた情報から人物像を作っている
発信者は、自分が何を書いてきたのかを知っています。
どの記事にどんな意図があったのか。どういう思いで発信しているのか。自分の中では、全部つながっています。
けれど、初めて来た読者には、その背景は見えていません。
読者が最初に見るのは、
名前。
アイコン。
プロフィール。
固定記事。
最近の記事。
だいたいこのくらいです。
そして、その限られた情報から、
「AIについて書く人なのかな」
「創作の人かもしれない」
「note運用を考えている人かな」
と、発信者の姿を組み立てていきます。
つまり読者は、発信者の全体像を知ってから理解するのではなく、目に入った断片から先に人物像を作っているのです。

一つの記事が、その人全体の印象になることがある
たとえば、初めて読んだ記事がゲームについてのものだったら、
「ゲームの記事を書く人」
という印象が生まれるかもしれません。
AIの記事だったら、
「AIに詳しい人」
と感じるかもしれません。
note運用の記事だったら、
「noteについて考える人」
として覚えられるかもしれません。
もちろん、一つの記事だけで、その人のすべてが分かるわけではありません。
けれど最初の読者は、まだそれ以外の材料をあまり持っていません。
だからこそ、一つの記事が、その人全体を理解するための仮の答えになりやすいのです。
テーマが多いことより、「どうつながって見えるか」が大事
旅人もこれまで、
ゲーム、AI、創作、note運用、人の感情など、いろいろなテーマを書いてきました。
こういう発信を見ると、
「テーマを一つに絞らないといけないのかな」
と思うことがあります。
けれど、複数のテーマを書くこと自体が悪いわけではありません。
大事なのは、
それらが読者の中で、一人の発信者としてつながるかどうか
です。
一見バラバラに見える記事でも、その奥に同じ視点があれば、読者の中では一つの人物像へまとまっていきます。
旅人の場合、それをまとめる視点は、
人が何を感じ、どのように世界を受け取るのかを観測すること
なのかもしれません。

このように、テーマそのものよりも、
どの視点から見ている人なのか
が伝わると、発信はつながりやすくなります。
プロフィールだけではなく、最近の記事も人物像を作っている
「何を書く人か」を伝えようと思うと、まずプロフィールを整えたくなります。
それはとても大事です。
けれど、プロフィールだけで人物像が決まるわけではありません。
読者は、プロフィールを読んだあとに、最近の記事も見ます。
そこに並んでいる記事が、プロフィールで伝えたい人物像とあまりにも離れていると、
「書いてあることと、実際の発信が少し違うかもしれない」
と感じることがあります。
反対に、プロフィール、固定記事、最近の記事が同じ方向を向いていれば、
「この人は、こういうことを考える人なんだな」
と理解しやすくなります。
つまり人物像は、プロフィールの一文だけではなく、普段の記事の積み重ねによって作られていくのです。
自分のnoteを、初めて見る人の目で眺めてみる
ここで一度、自分のnoteを初めて訪れた人の気持ちで見てみます。
見るのは、
名前
アイコン
プロフィール
固定記事
最近の記事5本
この五つだけです。
そのうえで、こう考えてみます。
この人は、何を書く人だろう。
もし一文で答えられるなら、ある程度人物像は伝わっています。

もし答えが散らばるなら、テーマが悪いのではなく、テーマ同士をつなぐ視点がまだ見えにくいのかもしれません。
そのときは、
プロフィールに共通の視点を入れる。
固定記事で活動全体を案内する。
シリーズ名を整える。
冒頭で、どの視点から考えているのかを示す。
そうした小さな調整で、発信はつながりやすくなります。
今回の観測結果
読者は、発信者の全体像を知ってから、その人を理解するわけではありません。
名前、アイコン、プロフィール、固定記事、最近の記事。
そうした限られた情報をつなぎ合わせて、
「この人は、何を書く人なのか」
という人物像を先に作っています。
そのため、複数のテーマを書くこと自体が問題なのではなく、
それらがどのような視点でつながっているか
が大切になります。
今回の観測から見えてきたのは、
読者は、発信者のすべてを知ってから分類するのではない。
目に入った断片から、先に「何を書く人か」を作っている。
ということです。
自分のnoteへ置き換えるなら、今回見直したいのは次の二つです。
プロフィールと最近の記事から、同じ人物像が伝わっているか。
異なるテーマの記事をつなぐ、自分なりの視点が見えているか。
この二つを確認するだけでも、読者の中に生まれる人物像は変わってくるかもしれません。
では、何度も同じ発信者を見かけると、読者の中では何が起きるのでしょうか。
一度見ただけの人が、やがて
「前にも見たことがある人」
へ変わっていく。
次回は、
なぜ何度も見かける人は、「知っている人」に変わるのか。
を観測します。
第5回は、明日17時ごろ公開予定です。
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで歩いていただき、ありがとうございます。
もし何か感じていただけたなら、その想いをそっと置いていっていただけると嬉しいです。