人は、なぜその人をフォローするのか|灯の研究所・研究案内
おはようございます。☀️
灯の旅人です。
久しぶりに、灯の研究所で新しい観測を始めます。
今回の研究テーマは、
人は、なぜその人をフォローするのか
です。
フォロワーを増やす方法と聞くと、多くの場合は、
毎日投稿する
タイトルを工夫する
コメントで交流する
プロフィールを整える
読者に役立つ情報を書く
といった方法が紹介されます。
もちろん、どれも間違いではありません。
けれど旅人は、その方法を知るたびに、少し引っかかっていました。
なぜタイトルを変えると、人は記事を開くのでしょうか。
なぜ何度も見かける名前は、少しずつ「知っている人」に変わるのでしょうか。
なぜ記事へスキを押しても、その人をフォローするとは限らないのでしょうか。
そして、なぜ一部の発信者だけが多くの人に覚えられ、その存在が人から人へ広がっていくのでしょうか。
……方法だけでは、その奥にあるものが見えませんでした(゜-゜)
そこで今回は、一般的な発信ノウハウだけではなく、認知科学を手掛かりに考えていきます。
フォロワー数の前に、認知がある
フォロワーを増やすとは、数字を直接増やすことのように見えます。
しかし、人はいきなりフォローボタンを押すわけではありません。
まず、その人の存在に気づく。
名前やアイコンを覚える。
何について書く人なのかを理解する。
何度か記事を読み、「次も自分に関係するものが届きそうだ」と感じる。
その先に、フォローがあります。
つまり、フォロワーが増えるまでには、
注意
→認知
→記憶
→理解
→期待
→信頼
→フォロー
という、人の中で起きている変化があるのではないか。
今回の研究では、この変化を一つずつ観測していきます。

認知科学を、難しい言葉のままにしない
このシリーズでは、認知科学に関する専門用語も扱います。
たとえば、
選択的注意
Selective Attention認知資源
Cognitive Resources認知負荷
Cognitive Loadカテゴリー化
Categorization反復接触
Repeated Exposure予測処理
Predictive Processing
などです。
ただし、専門用語を並べるだけの記事にはしません。
用語を紹介したあとに、
簡単に言えば、日常ではどういうことなのか。
noteやSNSでは、どのような形で起きているのか。
旅人自身の発信では、何が当てはまりそうなのか。
まで、身近な例を使って考えていきます。
旅人自身も、完成した知識を教える立場ではありません。
認知科学を学び、その知見を使って、自分の発信や日常に起きていることを観測します。
失敗も、迷いも、仮説が外れた結果も含めて記録する予定です(´・ω・`)
今回観測すること
今回の研究では、次のような問いを扱います。
人は、なぜ情報のほとんどを見落とすのか
画面に表示されたことと、実際に気づかれたことは同じではありません。
大量の情報の中で、なぜ一部の記事だけが選ばれるのかを考えます。
人は、なぜ発信者を一瞬で分類するのか
「ゲームの人」「AIの人」「文章の人」。
私たちは相手を理解するために、その人が何者なのかを素早く分類しています。
テーマが多い人でも、一本の視点があれば覚えられるのかを観測します。
なぜ何度も見かける人を覚えるのか
投稿数を増やすことには、本当に意味があるのでしょうか。
単に何度も表示されることと、特定の価値を持つ人として記憶されることの違いを考えます。
なぜ記事を読んでも、フォローしないのか
スキは押した。内容にも満足した。
それでもフォローしないことがあります。
記事への評価と、発信者の未来へ期待することは何が違うのかを観測します。
一人の認知は、どのように世界へ広がるのか
紹介、共有、共同企画、コメント、コミュニティ。
自分以外の人が自分について語ることで、存在や信頼はどのように広がるのでしょうか。
最終的には、
数千人のフォロワーを得るとは、数千人の中に、自分という存在と価値の結びつきが作られることである。
という仮説を検討します。
日本語と英語、文章と画像の両方で伝える
灯の研究所では、複雑な構造を難しいまま渡さないことを大切にしています。
本文は日本語を中心に書きますが、重要な専門用語や図解には英語も添えます。
画像も、単なる雰囲気だけの挿絵ではなく、
見た瞬間に構造が分かる
日本語と英語の両方で意味をつかめる
文章を読んだ後に理解が深まる
ことを目指します。
専門的であることと、難しく書くことは違う。
言語が違っても、同じ構造を理解できる形へ翻訳する。
それが、灯の研究所で大切にしたい姿勢です。

無料記事と有料記事について
このシリーズでは、まず無料記事で、
問題の存在
認知科学の基本概念
現象を見るための新しい視点
各回の観測結果
までをしっかり届けます。
無料記事だけでも、一つの問いを理解できるようにします。
そのうえで有料記事では、
複数の認知構造をつなげた分析
発信や日常への具体的な応用
旅人自身の事例と実験
読者が使える診断や観測方法
図解や研究資料
まで、さらに深く入っていく予定です。
無料記事で出し惜しみをするつもりはありません。
無料で見方が変わり、有料でその見方を自分の行動へ使える。
そんな研究の積み重ねを目指します。
最初の研究はこちら
第1回では、
毎日書いているのに、なぜ存在を知られないのか
を観測します。
人は、目に入った情報をすべて見ているわけではありません。
記事が画面に表示されても、読者がその存在に気づかなければ、内容を評価されることすらありません。
第1回では、
認知とは何か
注意とは何か
選択的注意とは何か
情報が増えるほど、なぜ注意が不足するのか
名前だけでなく「何を書く人か」を覚えてもらう意味
を、身近な例から考えます。
灯の研究所から
旅人はこれまで、ゲーム、AI、創作、感情、情報疲労、発信など、さまざまな題材について書いてきました。
一見すると、別々の話に見えるかもしれません。
けれど、その奥には一つの問いがありました。
人は、世界をどのように受け取り、理解し、行動するのか。
旅人はずっと、世界そのものよりも、人が世界をどう見ているのかを観測していたのだと思います。
今回、その視点に「認知」という名前を付けました。
ここから、旅人自身も学びながら研究を積み重ねていきます。
答えを知っているから始めるのではありません。
分からないから、調べる。
気になるから、観測する。
そして見つけた構造を、誰にでも分かる言葉と画像へ変えて届ける。
それでは、灯の研究所・新研究。
人は、なぜその人をフォローするのか。
観測を始めましょう。
更新について
この研究シリーズの第1回は、本日17時ごろに公開します。
第2回以降は、毎日12時30分ごろの更新を予定しています。
認知科学の知見を一つずつ学びながら、発信や日常の中で起きていることへつなげ、毎回一つの問いを観測していきます。
調査や制作の状況によって、更新時間が多少前後する場合があります。
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ここまで歩いていただき、ありがとうございます。
もし何か感じていただけたなら、その想いをそっと置いていっていただけると嬉しいです。