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左右を対象にする考え方〜「見た目のバランス」と「本当のバランス」の違い〜

私たちは普段、「私はまっすぐ立っている」と思っていますよね。
でも実際には、本当にまっすぐ立てている人はほとんどいないのです。

先日、私自身が体の組成を測定するマシンを使ったときのこと。
両手両足、体幹部の筋肉量が測定できるのですが、やはり見た目でもわかる通り、左足の方が右足よりも筋肉量が多いという結果が出ました。

さらに試しに、片足ずつ体重計を置き、乗って測ってみたところ……

・左足には 42kg
・右足には 18kg

という、思っていた以上に大きな差が😳

……あっ、これで私の体重が皆さまにバレてしまいましたね……😅💕

私は「まっすぐ立っているつもり」だったのに、実際には大きく左に体重をかけて立っていたのです。

人の身体は左右対称ではない

ここで大切なのは、人の体はそもそも左右対称ではない ということ。

・利き手・利き足がある
・内臓の位置も左右で違う
・顔のパーツも、よく見ると非対称
・足の大きさや腕の太さも微妙に違う

つまり、「左右が揃っているのが普通」と思い込んでいる私たちの感覚の方が間違いで、むしろ 左右差があるのが自然であり、それがその人の個性なのです🍀

ボディビルダーと私たちの違い

もちろん、左右の差を修正し、徹底的に均等を目指す人たちもいます。
それが ボディビルダー の方々です。

「ボディ=体」を「ビルディング=建築」する彼らは、まるで芸術作品のようにバランスの取れた筋肉を追求します。

そのため、左右の腕の太さや胸の筋肉の形が違うと、それは「修正すべき課題」となります。

ですが、私たち一般の人の目的は違いますよね☺️

・健康でいたい
・姿勢を良くしたい
・気持ちよく動ける体を手に入れたい

こうした目的であれば、左右差を無理に揃える必要はありません✨

見た目のバランスと、本当のバランス🌸

ここでとても大切なことをお伝えします。

バランスが良いとか、左右が対称であるというのは、あくまで見た目だけの問題です。

私たちは「まっすぐ揃っている=バランスが良い」と思いがちですが、実際には、

✨ 整って見えることと、本当にバランスが取れていることは違う ✨ のです。

たとえ体が少し曲がっていても、本人がその状態で心地よく、自然に動けるのであれば、それがその人にとっての 最良のバランス なのです。

例えばオリンピックで世界を魅了したウサイン・ボルト選手。
彼は実は「側弯症」という背骨が曲がった状態を持っていました。

一見すると「致命的な欠陥」「大きなハンディキャップ」のように見えますよね。
「背骨が曲がっているのは良くない」「体に負担をかけてしまうのでは」と考える人も多いでしょう。

けれど、それは単に彼の骨格の個性にすぎません。

実際、ボルト選手はその体で走り続け、2009年の世界陸上ベルリン大会で
✨ 100mを9秒58 ✨ という驚異的な世界記録を打ち立てました。
この記録は今なお破られていません。

もし「背骨が曲がっている=バランスが悪い」のであれば、こんなスピードで走れるはずがありません。それとも彼だけ特別なのでしょうか?
我々とは違う存在なのでしょうか?決してそうではないと私は思います。
彼も我々と同じ人間です。

そして現時点で人類最速であるという事実は、
背骨が曲がり側弯しているその体こそが、ボルト選手にとって最良のバランスを生み出していた証拠なのです。

背骨が真っすぐだったらもっと早かったのではと仰る方も良そうですが、それは空想です。現時点で世界で早いのであれば、それだけで十分ですよね?

つまり、見た目には「曲がっている」「バランスが崩れている」と映る体でも、
その人にとってはむしろそれが最高のバランス。

だからこそ、無理に「修正する」必要はないのです。
その人自身が心地よく動けているのなら、それこそが正解なのです🌿

整体や治療で「左右を揃える」ことについて💆‍♀️

体に痛みが出ると、整体や整骨院に行かれる方も多いと思います。
施術では「左右のバランスを整える」「骨格をまっすぐに揃える」といった調整が行われますよね。

確かに、体のバランスが大きく崩れていると、その部分に負担がかかり、痛みとして現れることがあります。
だからこそ、施術によって一時的に左右を揃え、バランスを整えることはとても有効です。

ただし、ここで大切なのは

🌸 たとえ一時的に揃えても、私たちには日常生活での「癖」がある ということ。

・カバンをいつも同じ肩にかける
・片足に体重をかけて立つクセがある
・デスクワークで無意識に片側に寄る

こうした小さな習慣が積み重なり、再び元の状態に戻ってしまうのです。

つまり、整体や治療で左右を揃えることは「リセット」にはなりますが、

それをずっと維持するのは難しく、本人の生活習慣や体の使い方 が何より大きく影響しているのです。

ですから、治療そのものを否定する必要はありませんが、
✨「自分の体の特徴や癖を知って、日常生活で意識していくこと」✨
が本当の意味での改善につながるのです🌿

左右差を受け入れるということ

最後にお伝えしたいのは、左右差は欠点ではなく個性 だということ。

ウサイン・ボルト選手がそうであったように、一見すると「歪んでいる」と言われる体でも、本人にとってはその形がベストであり、最高のパフォーマンスを発揮する条件になっているのです。

だから私たちが大切にすべきは

無理に均等を目指すことではなく、

自分の体の特徴を知り、それを受け入れること

それが健やかに、そして心地よく生きるための最大のヒントなのです💖

まとめ🌟

・人の体はもともと左右非対称
・左右差は「欠点」ではなく「個性」
・見た目の整いと本当のバランスは一致しない
・世界最速のウサイン・ボルト選手も「側弯症」という個性を持っていた
・整体や治療で整えても、日常生活の癖で戻ることが多い
・大切なのは「自分の体の特徴を知り、受け入れること」

「左右の差があっても、それでいいんだ」
そう思えると、トレーニングも、毎日の体の使い方も、
もっと楽しく、もっと安心して取り組めるはずです🌸✨

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